華鬼と食事を
時は平安時代―――異例の若さで出世した藤原景頼。
しかし父や弟をはじめとする一族や、その一族と敵対関係にあった藤原道長の一派の両方が牙を剥き、景頼は立場を追われることとなる。その際に就いていたはずの大納言の地位を奪われ、太宰府への左遷が決まる。さらには太宰府に向かう道中に野盗に襲われ深手を負い、付いてきた従者にさえ見捨てられる。
そんな瀕死の彼を救ったのは―――美しい少女のような―――鬼だった。
第一章 妖屋敷にて
零話、始まりは不幸から
2017/02/13 18:00
一話、鬼と出会いの話(前半)
2017/02/13 18:00
二話、鬼と出会いの話(後半)
2017/02/13 18:00
(改)
三話、大きな屋敷で奇妙な共同生活を
2017/02/13 20:54
(改)
四話、小豆洗いを脅す
2017/02/13 20:57
(改)
五話、枕返しと意趣返し
2017/02/17 18:53
六話、馬鹿につける薬はない
2017/02/19 18:00
七話、絡新婦の恋は糸のように絡まりやすくて
2017/02/21 18:17
八話、子狐と母への想い
2017/02/23 18:00
九話、人の口にも石の口にも戸は立てられぬ
2017/02/25 18:00