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現実は厳しかった

『目覚めなさい』


突然、頭に声が響いた。



拒否したらどうなるんだろう?とふと思ったが

そういう思考もどうやら向こう側には筒抜けらしい。


『貴方に拒否権なんてありませんよ?』


何故?


『貴方の存在はもうあの世界には存在していません』


はぁ?お前、何言ってんだ!?


俺の家族は?、学校生活はどうなるんだよ!?


『全てなかった…事になります。』



まじかよ……鬱だ…死のう……



『残念ながら貴方は死ねません』


死の拒否権も無しか


まぁ死ぬ気無いけど


『貴方には、ある試練を課します』


ある試練とはなんぞえ?


『それは』


それは?


ゴクリと唾を飲み込む少年に残酷な笑顔で告げる女神のような邪神?


『貴方が暮らしていた世界とは全く異なる世界に赴き、生を全うすること』


何かベタな展開だな


『私は、何も支援しません。ただ見守るだけです』


何か、すぐ死にそうな予感がしてきたんだが


『死ぬとすぐに言う貴方は、しぶとく生き残るでしょう』


そういうもんなのか


『そういうものです(多分)』


今、多分って思っただろ


『はて、なんのことやら』


邪神?は顔を逸らした。



『では、貴方を異なる世界に送ります。』


『どうか、お元気で(棒)』


何故棒読みなのだろう、ふと疑問が湧いたが、時既に遅しであった。


視界が真っ白になり意識が途絶えた。


こうして少年の異世界への冒険?は始まる。

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