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ショートケーキがヒットォォォォォォォォ!

「おいおい遂には今回のテスト9教科でクソ大事なテスト週間中にまで書き始めたぜ作者の野郎……」

「流石にそこまでしなくても……ねぇ……?」

「学生は勉学に励むべし……」


……終わります。


【いや〜やっぱ作者に感謝!ありがとう!】


なんでハモるんだよ……今勉強やりたくないから書いてます。なんか気分的にやりたくない。学校帰ってきて『なろう』ちょこっと見てから、ご飯食べるのとお風呂入るのとゲームやるのと『いや、異世界救う前に俺を救えよ』を書いていたのとカクヨムちょこっと書いてたのと以外は勉強してたんだよ……もう今日はやる気ない。だからここで発散!


【ゴールド探偵、蓮ちゃん始まるぞ!】


無視しないでくれますかね!?確かにほとんど勉強してないけれども!


###

さて……試してみるとは言ったものの、どんな依頼をしようか迷う。というより依頼することがない。


「……依頼することないの?」


まさかの図星をつかれる。何この人……心の中読めるの?


「別に何でもいいわよ?探偵というより何でも屋だから」

「パクリじゃねぇーか!作者どうなってんだ!」

「『そもそも時代が違う』……作者の遺言よ」

「作者死んでんじゃねぇーか!」

「えぇ元々ガリガリ君だからね」

「……」


とりあえず、作者死んでもどうでもいいんで無視する。

差し出されていたお茶を飲み、また話し出す。


「……別に『女の子にモテる方法』とか『女の子と付き合う』とか『作者と付き合う』とか何でもいいわよ?」

「……おい最後になんか変なの混じってないか?」


作者と付き合うっておまっ、作者も男で僕も男だから完璧にBLになっちゃうよ。15Rか18Rの制限付けないとダメだよ。


「ちなみに、選んでみるとどうなるんだ?」

「……ハァァァァァァ!」


と、蓮ちゃんが両手を前に出して叫び出す。多分念力がなんかなのだろう。ものすごい力が入っている。……何この人厨二病?

それから数分。数分間ずっとハァァァァァァ!と言い続けている蓮ちゃん。その肺活量はどうなっているんだろう、と気になる。

と、突如蓮ちゃんの後ろが淡く光り出す。それとともに蓮ちゃんの声も大きくなり、蓮ちゃんのところにだけ風が吹く。

そして――

蓮ちゃんの後ろに立っていたのは、ガイコツだった。

おいこれってまさか……


「作者実体化しちまったよォォォォォォォォォ!?」

《どうも作者です》

「話には出てくんなァァァァ!流石にそれはやり過ぎだ!小説じゃなくなる!」


いや、なくならないわけではないのだけれど。


《知らない。俺は蓮ちゃんに呼ばれて来ただけだ》

「作者なんだからこれ操ってんだろうが……」


てかガイコツが喋ってる……気持ち悪い。


《見えてるから》

「あ、来たわね!」


と、「ヘイ!」とハイタッチをした途端。

作者の腕が吹き飛び、全ての骨がガラガラと落ちていく。

……………………


「作者マジで死んじゃったよォォォォォォォォォ!?」

「あら?気の毒にね」

「あんたが殺したんだよ……」


おいどうすんだよこれ……作者死んだら意味無いじゃん。てか作者出てきてからまだ3言しか喋ってねーよ……3言喋ったら死ぬって……フフ……笑えてくんじゃねぇーか。

と、僕が作者の骨を治そうとした時。

作者が最後の力を振り絞ってしゃべり出す。


《お、俺の事はほかっておいてくれ……早く……依頼をするんだ……そうしないと……話が……話が……グワッ!》


作者ァァァァァァァァァァァァァァァ!

……ってなるかいボケェ!死んで精々だわ!あの世で達者にやれよこのクソ作者!

さてと。

僕は椅子に座って、改めて蓮ちゃんと向き合う。

依頼……か……今までそんなことしてないから……何をすれば……あ……何でもいいって言ってたよな……。


「……誰かと付き合う……とかは無理ですかね?」

「…………………………………わ、私にかかれば一瞬よ!」


その間が僕にとっては死を意味します。自分で言って案外恥ずかしかった。


今、とりあえず名古屋を歩いている。女探しだ。

とりあえず、声をかけてみるそうだ。


「ヘイ姉ちゃん!最近調子DO?」

「アホか!……すみません!」


引張叩いてその場から去る。


「何典型的なやり方でやってんだよ!今時そんなの通じねーよ!てか相手選び間違えてんだろ!どう考えても80近いおばちゃんじゃねぇか!」


こいつの目は節穴か!

誰がおばちゃんと付き合いたいって言った!


「あら……違ったのね……てっきり熟女好きだと……」

「違うわ!」

「じゃあ次行ってくるわ!」


と駆け出して行ってしまった。そして……


「元気でちゅか?私とお友達になりまちぇんか?」

「だからアホか!……すいません!」


引張叩いてその場から去る。


「なんちゅう相手に話しかけてんだ!まだベビーカーに乗ってる赤ちゃんじゃねぇか!」

「てっきりロリコンかと……」

「ロリコンにも程があるわ!」

「じゃあ次行ってくるわ!」

「ちゃんとした相手にしろ!」


ったくもう……本当に頭の可笑しい人だ。


「ねぇねぇあなた。ちょっと時間あるかしら?」

「……何の用でしょうか……?」


相手は女子高校生だった。いや……せめて成人してる人にしてくれませんかね?

まぁお手本見るだけだから別にいいんだけれども。


「ちょっとあの男と付き合ってあげてくれない?」

「率直すぎるわ!」

「……あのー?」

「ごめんごめん。ちょっとしたジョークだよジョーク。この人頭可笑しいからごめんね」

「……そういうのやめてください。迷惑です。もし他の人にもやるなら、本当に迷惑ですので警察に連絡します。なので、このショートケーキをあげるので、今後そういうのはやらないでくださいね」

「はい……すみませんでした……」


なんだこの子……めっちゃええ子やん。

てかなんで俺だけ謝っているのだろうか?何で蓮ちゃんは目を輝かせてるのだろうか?あ、あれか?ショートケーキか?

と、女子高校生が袋を僕に渡して振り返って歩いていく。

が、地面にテンプレ的なハンカチが落ちていた。

これは渡しに行くしかないっしょ。

僕はハンカチを拾い、そのまま女子高校生へと持っていく。


「すみませーん!ハンカチ落としまし――ゴエっ!?」


と、足に何かつまずき、そのまま女子高校生の顔に……ショートケーキがヒットォォォォォォォォ!

ショートケーキまみれになってしまった。


「ご、ごめ――」

「私のショートケェェェェェェキィィィィィィィィィイ!」

「ゴガッ!」


蓮ちゃんが僕を踏みつけながら、女子高校生を殴った。

おいぃぃぃぃぃぃ!それは警察沙汰だぁぁぁぁぁぁぁ!

と、フと足下を見てみると……


《こ、これで……死ぬのは……2回目……だ………》

「作者ァァァァァァァァァァァァ!」


###


「ついに作者が登場しちまったよ……」

「まさか宋史君がロリコンだったなんて……」

「ちげーわ!」


いや〜今回は書いた方じゃない〜?


「いや、会話が多すぎただけで全然少ないっスよ」

「……」


なんで蒼ちゃん黙ってるの?


「いえ……地味に私が登場したな、と」

【え?】


ネタバレやめろォォォォォォォォォォ!


「マジかよ作者!ついに構成ぶち壊したぞ!早く蒼ちゃんを作品に出そうと、無理矢理ぶっ込んだぞ!」

「ショ……ショートケーキ……」

「ざまぁないです」


いや、俺じゃなく貴重な読者様に謝れぇぇぇぇぇぇ!


【さっせーん】


ふざけんな!

……もうダメだこりゃ。


「じゃあテスト頑張れ作者」

「……悪い点数と〜れぇ〜……」

「クックックックッ……」


ではまた次回に〜。


「さぁていつだろうな〜」

「……悪い点数と〜れぇ〜……」

「これ書くだけで1時間以上かかるって……ププ……」


もうそろそろ重労働させますこいつら。

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