ショートケーキがヒットォォォォォォォォ!
第1回『ゴールド探偵、蓮ちゃん』討論会を始めたいと思います。イェェェェェェェい!……ってなんで作者だけこんな盛り上がってんだよ!てめぇーらも盛り上がれや!この物語の主要人物だろうが!
「いや、なんにせよこれ、何ヶ月ぶりに書いてるつもりですか?」
ご、ごめんなさい……新しい新作を思いついたんでそっち書いてたらはまってしまって……2、3ヶ月ぶりですね。
「でしょ?それで盛り上がれると思う?」
思いませんねすみません。
「そうですよガリガリ君」
はい……(いつの間にガリガリ君にあだ名変わったんだろう……
「それも聞こえてんからな……聞こえてるというか文字だから見えるからな」
「っで、私は早く学校に行きたいのですが」
「私は早く本編に入ってほしいんだけど?こんなつまんないのやめてさ」
は、はいわかりましたから。とりあえず討論会しましょう、ね?
「……わかったよ」
「なるべく早くお願いします」
「できれば作者死にますように」
おい最後のヤツ殺したろうかあん?……っで、記念すべき最初の討論は!デデデデデデデデデデデン!
〜この作品は続けていくべきかどうか〜
です!
【なめてんのかゴルァ!】
いや!なんでそんな怒ってんの!?
「続けるに決まってんだろ?あん?殺したろうかあん?」
「そんなことのために私の貴重な学業の時間を返してください!」
「……さっさっと死んじゃえ……」
……わかった……もう2度と書くのやめよう……。
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(ここからは本編……だと思います)
退院の翌日。早速『ゴールド探偵、蓮ちゃん』再開です。ですが、こういう話の恒例、僕と蓮ちゃんと蒼ちゃんの出会い話から始めたいと思います。というわけで、早速始めたいと思います!作者しっかりやれよ。
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僕は今、就職先を探している。今年から社会人だからだ。なりたくなかった社会人に、ついになってしまった。あー嫌だな。そう思いつつペラペラと資料をめくる。歩きながら読むのはあまりよくないかもしれないが、そんなのどうでもいいや。
僕の希望は『探偵事務所』。探偵とかそういう人の役に立つ仕事がやりたいのだ。それで、1つある事務所が目に入る。
事業所名・ゴールド探偵、蓮ちゃん
お金さえ払ってくれれば何でもやるよ!なんでもやる万屋じゃないよ!探偵だよ!社員、社長ともに、美人巨乳!男の子来てくれればヤらせてあげるよっ!よろしくねっ!
1ヶ月の給料・約50万円
休み・無し
……とりあえず見学にでも行ってみよう。
それで……ここがその探偵事務所だと……?ビルボッロボロじゃん!ナニコレ!?ナニコレ○百景だよこれ!
とりあえず宋史は中に入ってみる。看板は2階にあったから、事務所は2階のはずだ。そう思いながら狭い階段を上がり、玄関前に立つ。確かに『ゴールド探偵、蓮ちゃん』とドアに書いてある。手書きですよねこれ。
宋史はとりあえずドアをノックしてみた。
「すみませーん」
考えているのはどういう依頼内容にしようか、ということ。何も知らないまま「面接させてくださいっ!」というのは嫌なので、とりあえず依頼人としてどのくらいの出来なのか見てから決めることにしたのだ。
中から返事はない。留守なのだろうか?
試しにもう一度ノックしてみる。
「すいませーん」
……中から返事はない。やっぱり留守なのだろう。ま、他にも探偵事務所はあることだし、そっちを当たってみるか。そう思いつつ宋史はドアから背を向け、振り返った瞬間、「キャぁぁぁぁ!」という悲鳴とともに、宋史の顔にショートケーキがヒットォォォォォォォォ!
何がなんだかわからない。ていうか、前が見えなくて誰なのかわからないんですけど。
「わ……わ、わ……」
と女の人の声。もしかしてここの社長さんだろうか。
「私のショートケーキがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
その雄叫びとともに、宋史の腹に強い衝撃が来て、宋史はそのまま吹き飛ばされた。
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「ぐうぅ……」
宋史はまだ痛みの取れない腹をさすっていた。いや、痛いのは腹だけではない。もう全身的に痛い。
目の前には金髪の巨乳美女が涙目でショートケーキを食べている。
「ごめんなさいね……まさかショートケーキのあなたをこんなゴミ顔にぶつけちゃうなんて……」
「謝る相手間違ってませんかね!?」
「……え?」
と金髪巨乳美女がこちらをポカーンと見つめてくる。
「……あなた誰!?」
「依頼人だゴルァ!」
「え!?依頼人なの!?」
「なんだと思ってたんだよ!」
「生ゴミ」
「即答する必要ありますかね!?」
とても馬鹿な人だった。依頼人をバカにするとかこの会社腐っている。もうこの時点で宋史は就職先は違うところにしようと決めていた。
「……それで生ゴミさん……じゃなくて……依頼人さん、私がこの『ゴールド探偵、蓮ちゃん』の社長を勤めてます!金松蓮と申します!どうぞ、これからよろしくお願いします!」
「あ、あの……僕は宋史浩意と言います……その、よろしくお願いします」
「うんよろしくね!……年下っぽいから……宋史君って呼ばせてもらうね!」
「は、はい……」
その笑顔はとても可愛らしいもので、先程までのふざけた行為はどこかへ飛んでいってしまった。
ただ、その唇にはショートケーキが付いており、とても宋史より年上で社長だなんて思えなかった。
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「あのー……?」
な、なんでしょう?
「久しぶりの更新だというのに、こんだけ……ですか?」
は、はい……?
「いや、久しぶりの更新するっていうのに内容こんだけかよ!」
「何よ!私が可愛いってことしか書いてないじゃないの!?」
「なんで嬉しがってんだ!?」
「……私は出番すらない……」
……いやーその蒼ちゃん?これ宋史と蓮ちゃんの出会いの話なんだから。蒼ちゃんはもうちょっと後に出てくるよ?
「だから最初の『てめぇら蓮ちゃんを生かすな!』とかいうネーミングセンスがないクソな回の時に出番が多かったのですか……」
うん地味に傷ついてるから……。
「それよりも!なんでこんだけ!?」
いやーそのー作者ちょっと今テスト期間中でしてね?親の目を盗んで書いてるんですよ。なので……
「ま、まぁ作者の家の事情なら仕方ないんですけども……それここでいう必要あります?」
ないですねはい。すみません。
「ということは、テスト終わったら更新してくれるんでしょうね?」
……。
「はぁ?更新してくれるんでしょうね!?」
……わかりません。
【なめてんのかゴルァ!】
「いや、更新しろよ!こんな作品でも更新してほしいって言ってくれてる読者様もいんでしょうが!その気持ちに答えろよガリガリ君!」
いや、更新しないとは言ってないじゃん……そんなにイジメないでよ……
「あーもう!もうとりあえずシメよう!もうやめよう!」
「そうね」
「そうですね」
はい……
ということで、『ショートケーキがヒットォォォォォォォォ!』を終わります。また次回に〜。
「更新しろよガリガリ君」
「次は私の入浴シーン書くと盛り上がるかもねっ!」
「私は出番がないのでどうでもいいです……とりあえず作者死ね……」
もう……登場人物全員変えようかな……。