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どぶゲボ!!~我慢汁馬路吉のオブツ道~  作者: 追試
第一章・我慢汁馬路吉【がまんじるまじきち】は、君に語りかける。
9/20

マラ宮はオレに急に半ギレで言った。

「あ?お前・・・」


と、マラ宮はオレを見つけて言う。



おそらくこいつは普通に遅刻してきたクチだろう。

冷静にやり過ごせばいい、と思った次の瞬間。


「お前、なにしてんだよ、どけよ」

と、マラ宮はオレに急に半ギレで言ったのだ。



え、とオレは慌てた。

辺りを見回して、そして気がつく。い

ま脱いだズボンを置いたところが、偶然マラ宮の机だったのだ。


「ぁぇ、ぁぉ」と、オレは何か言おうと思うが焦って舌がうまく回らない。

それをみたマラ宮は余計に怒って、


「どけっつってんだろ、何だよお前!?」と怒鳴る。

オレは慌てて席を譲ろうとズボンに手を掛ける。



が、その瞬間、学ランの背中のところでなにかピッ、と外れたような音がした。



背中に走る違和感で、オレは全身の血の気が引いた。



無理やり身につけていたブラのホックが外れたのだ。



肩紐をつけていなかったから、するりとブラは服の下へ流れていく。

オレは反射的に、学ランから足元にブラが落ちないように、グッ、とひじを胸に当てて脇を閉めた。



「あ゛あ゛っ!?」と、その瞬間、マラ宮が般若のような顔になって叫ぶ。




「お前、何≪ファイティングポーズとって≫んだよゴラァッ!!」


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