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どぶゲボ!!~我慢汁馬路吉のオブツ道~  作者: 追試
第一章・我慢汁馬路吉【がまんじるまじきち】は、君に語りかける。
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惑星ゼーベス、直行。

いつも下校の時間になると体育館裏にある自転車置き場へオレは即降りする。


そのための最短距離をオレは最高速度で移動する。


ある日、偶然オレが椅子から立ち上がった瞬間にマラ宮がズリ夫たちを誘いに教室に入ってきて。


オレを見つけてこう言ったのだ。



「おい、スターシップが動いたからお前ら補給できなくね」



と、それを聞いたズリ夫たちは爆笑した。

それを見てマラ宮は余計にむちゃくちゃに大声で笑って、



「あいつ絶対いまから惑星ゼーベス直行」と言った。



オレはそれを聞こえてない振りをしてそのまま教室を出ようとしたら。

マラ宮が「おい!馬路吉!」と、オレを呼び止めた。


自分のことでなにか言われたから心臓がまじでドキドキした。マラ宮は笑いながら、


「≪わたくし馬路吉は、今から惑星ゼーベス直行させていただきます≫って言えよ」


と、オレに言った。



その時は全く意味がわからなかったのだけれど、そいつらはオレのことを言っていたのだと後でわかった。

オレがいつも机の上で伏せているのを正面から見たときにメトロイドのスターシップみたいに見えるのを笑ったのだ。


オレはそれをネットにある匿名の学校掲示板で知った。


オレはそれを無理やり復唱させられて、逃げるようにして教室を出た。


笑い声は階段を下りてもまだしばらく聞こえた。




オレはそれでもまだオレの中でどっちでもいい感じだった。


いままでにちょっと自分のことを言われるのはあったことだから、まだどっちもでいいと思えた。




 でもマラ宮とオレは結局は最後に≪屋上タイマン≫することになった。


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