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どぶゲボ!!~我慢汁馬路吉のオブツ道~  作者: 追試
第一章・我慢汁馬路吉【がまんじるまじきち】は、君に語りかける。
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我慢汁馬路吉【がまんじるまじきち】は、君に語りかける。


オレは友達がいないからどーでもいいことで悩んだりすると出口がなくなる。



考えが煮詰まったりするとやばい。


これをメルトダウンと呼ぶ。





例えばクラスの女子が3人でオレに話しかけてきたりするとメルトダウンする。


3人がお互いに目を見合わせながら笑ったりされるときつい。





あとサッカー部の先輩と廊下ですれ違うときもメルトダウンする。

そうなると目が点になってべとべとの汗が出てフリーズする。


オレはとりあえず自分の机に戻って伏せて、呼吸を整える。



すると鼻息でメガネが曇る。



オレはそうやって隅っこを生きるべき人間だという自覚があった。


そこはかなり居心地がよかった。






クズにはクズの、そういう生活があるのだ。


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