表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どぶゲボ!!~我慢汁馬路吉のオブツ道~  作者: 追試
第二章・死闘!!!!屋上タイマン!!!!
18/20

オレは常に最善を求める。


作戦決行の日、オレは朝から学校を休んだ。



そして早朝から、都内の映画撮影所のすぐ傍にある特殊メイク専門のスタジオに向かった。



そこではネットでオレの熱烈なファンをやっているランジェリー同好会の会員、ヨネスケが経営しているスタジオなのだ。




「お早うございます!!!ジェネシス様!!!!!!」



早朝にも関わらず、50近いガチムチスキンヘッドのオッサンが元気よくオレに挨拶してくる。


全身はピンクで統一された服装。


まったく、こんな変態がハリウッドにも招かれるメイキャップアーティストだと言うから笑わせる。



「おう、今日は頼んだぜ」と、オレはヨネスケの肩を叩く。



「ジェネシス様にご指名いただいて、ラムリエ活動のお役に立てるなんて、天にも昇る心地でございます!!」



オレにはラムリエ作品に感動したファンによって、全国に数千人規模の支援団体が存在していた。


そのネットワークを活かし、通常の高校生では実現不可能なランジェリー探索を可能としている。


ヨネスケはオレの本名も年齢も知らない。



ただ、オレがインターネットに発表する次回作を生きがいにしている、最高にクレイジーな同士だ。




「お話いただいていた通りのメイクでしたら、2時間もあれば余裕です!」


「悪いが、確実にミッションをこなしたい。1時間30分で頼めるか?」


「はっ、はいッッイ!!最高のクオリティで、そのお時間で完成させます!!」




オレは常に最善を求める。命がけのプロは仲間にも妥協を許さない。





ランジェリーに賭ける、才能、能力への期待。


それこそが同士への最高の賛辞だと考えるからだ。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ