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法律の多い魔導王国  作者: 章槻雅希
本編:カヌーン魔導王国
9/16

ネタばれ的登場人物

【カヌーン魔導王国】

サフィーナ・ノーフによって建国された魔導王国。

王侯貴族の様々な『やらかし』によって疲弊したアクバラー王国の教訓を生かし、『王国特殊法』『特殊法監督局』の他国にはないシステムを導入。

千年の長い歴史を持つ、大陸最古の国家。

※カヌーン⇒アラビア語で『法』


【正義と裁きの神アダーラ】

カヌーンにおける主神で、ある意味共同統治者。

※アダーラ⇒アラビア語で『正義』


第一話:卒業パーティの婚約破棄

【カジャル】

カヌーン王国の第三王子。断罪茶番のために生まれたキャラクターなので、典型的なお馬鹿王子。

※カジャル⇒アラビア語で『恥』


【アナーカ・パタラ】

第三王子の婚約者の公爵令嬢。

カジャルの浮気が判った段階で国王と両親に報告したが、国王が若気の至りとまともに取り合わなかったため、両親と相談して監督局に相談していた。

※アナーカ⇒アラビア語で『優雅』

※パタラ⇒アラビア語で『ヒロイン』


【シャオク】

カジャルたちに付き纏われてちょっと夢見てしまった平民の少女。

基本付き纏いは怖かったし迷惑だったが、平民のごく普通の少女ゆえにシンデレラストーリーも夢見てしまった。

※シャオク⇒アラビア語で『憧れ』


第二話:所謂、お家乗っ取られ系令嬢

【マシャッカ・ナハブ】

元々はドアマットヒロインの予定だったが、ドアマットと言われるほど虐待されているなら、自己肯定感低いし、廃人に近いだろうと思い、三年間のドアマット期間になったし、それまでの教育と亡き母からの愛情で芯の強い少女になった。

※マシャッカ⇒アラビア語で『辛苦』

※ナハブ⇒アラビア語で『略奪』


【オボーデッヤ・ナッサーブ】

マシャッカの父。伯爵家の入り婿で爵位を継ぐ資格はないのに、慣例で『ナハブ伯爵代行』の『代行』を省略されて勘違いした愚物。

愛人に唆されてマシャッカを冷遇した。

※オボーデッヤ⇒アラビア語で『奴隷』

※ナッサーブ⇒アラビア語で『詐欺師』


【モブタザル】

オボーデッヤの後妻でマシャッカの義母。元娼婦で、その頃オボーデッヤの愛人だった。オボーデッヤが伯爵だと信じており、娘に爵位を継がせて贅沢をしようとマシャッカを苛めた

※モブタザル⇒アラビア語で『下品』


【ラグバ】

マシャッカの義妹。モブタザル娼婦時代の子でオボーデッヤの子ではない。

オボーデッヤは実子と思っている。姉ばかりがいいモノを持っているのが悔しくて、姉の私物を色々と盗み、母と一緒に苛めていた。

※ラグバ⇒アラビア語で『欲望』


第三話:何でも欲しがる妹

【アクラネッヤ・タフリール】

タフリール公爵家の長女で嫡女。両親の愛を知らず、後継者として厳しく育てられた。婚約者とその家族のみを家族と思い、両親から愛されることは諦めていた。後に母が妹を憎んでいることに気付く。

※アクラネッヤ⇒アラビア語で『理性』

※タフリール⇒アラビア語で『解放』


【カリーザ・タフリール】

タフリール公爵家の次女で、両親に甘やかされ碌な教育を為されなかった。

優しい虐待の被害者。

※カリーザ⇒アラビア語で『本能』


【シュオール・アドワ】

アクラネッヤの婚約者。初めは妹に誑かされる予定で設定していたので、名前にその名残がある。実際には誠実でアクラネッヤにベタ惚れの婚約者。

※シュオール⇒アラビア語で『感情』

※アドワ⇒アラビア語で『感染』


【カラヘッヤ・タフリール】

姉妹の母。妹を溺愛し姉を冷遇しているように見えるが、実は姉を溺愛し、妹のことは憎んでいる。捕縛直前には実は既に狂っており、アクラネッヤの苦しみに気付いていない。自分の罪によって夫と次女を堕とした。

※カラヘッヤ⇒アラビア語で『憎しみ』


【マウト・タフリール】

アクラネッヤの父。アクラネッヤ誕生前にジャシェーによって殺された。

マシュナカ侯爵家の次男で、弟は特殊法監督局の取締官。

※マウト⇒アラビア語で『死』


【ジャシェー・キマーマ】

カリーザの父。姦計を用いて未亡人となったカラヘッヤの夫となった。

自分の子に公爵家を継がせようとしたが、カラヘッヤの計略により、娘を貴族失格の愚か者に育てた。

※ジャシェー⇒アラビア語で『強欲』

※キマーマ⇒アラビア語で『ゴミ』


【マシュナカ】

王国特殊法監督局取締官。アクラネッヤの実父の弟。

※マシュナカ⇒アラビア語で『絞首台』


第四話:お前を愛することはない系夫

【イブナ・サーデク】

サーデク侯爵令嬢で、実家に資金援助をしてもらうためにサウジュと結婚。

サウジュの企みを見抜き、事前に監督局に相談に行った。その結果無事に婚姻無効、実家の建て直し資金ゲットした。

※イブナ⇒アラビア語で『娘』

※サーデク⇒アラビア語で『誠実』(狡猾とか奸計のほうが良かったかも)


【サウジュ・モタガトレス】

成金成り上がりの伯爵でイブナの結婚相手。亡父の功績で叙爵された無能。

貴族になって数年のため、特殊法も貴族の常識も理解していなかった。結果、侯爵家の乗っ取りを企み命を落とすことになった。

※サウジュ⇒アラビア語で『夫』

※モタガトレス⇒アラビア語で『傲慢』


【パビーブ】

サウジュの愛人。平民であり、サウジュと同様特殊法も貴族社会のことも何も理解しておらず、サウジュの共犯として処刑されてしまった。

※パビーブ⇒アラビア語で『恋人』


第五話:貶めて囲い込もうとする婚約者

【アニーク・ラフマー】

稀代の天才魔術師で魔道具師。後に監督局魔術技官となる。

婚約者に冷遇されていることに気付いてはいたが、興味なかった。鬱陶しくなったので、特殊法を利用して婚約破棄した。

名前を決めたときは詳細未設定だったので、名前の意味と合ってない。

※アニーク⇒アラビア語で『上品』

※ラフマー⇒アラビア語で『慈悲』


【イステカーマ・ラフマー】

アニークの兄。妹を溺愛している。婚約破棄の協力者。

※イステカーマ⇒アラビア語で『高潔』


【ナダム・ハージェス】

色々と拗らせて勘違いしまくっているアニークの婚約者。

勘違いして拗らせた結果、アニークを貶め自分に執着させようとしていた。

※ナダム⇒アラビア語で『後悔』

※ハージェス⇒アラビア語で『執着』


【ガイラ・アドゥ】

ナダムの浮気相手で実は当て馬。それに気づかず、ナダムの言葉を信じた結果、公爵令嬢への不敬罪を犯すことになった。

※ガイラ⇒アラビア語で『嫉妬』

※アドゥ⇒アラビア語で『敵』


第六話:異世界転生

【メクサラ】

王国特殊法監督局転生課の役人。

※メクサラ⇒アラビア語で『断頭台』


【マーレファ・ファクル】

転生者で乙女ゲームの悪役令嬢。前世の記憶を取り戻したときに素早く両親が監督局に相談したため、特殊法違反を犯さずに済んだ。

それから十年ほど、監督局や婚約者たちと協力体制を取る。

※マーレファ⇒アラビア語で『知識』

※ファクル⇒アラビア語で『誇り』


【ジュヌーン・カーブース】

転生ヒロイン。三人のヒロインの内『普通』タイプ。

入学式の後前世の記憶を取り戻してしまい、自分がヒロインと行動してしまった結果、現実不認識とヒロイン症候群で裁かれることになった。

※ジュヌーン⇒アラビア語で『狂気』

※カーブース⇒アラビア語で『悪夢』


【ジャミール・カビーフ】

転生ヒロイン。三人のヒロインの内『内気』タイプ。

入学して学院の門を潜ったときに前世の記憶を取り戻す。攻略対象を見て魅了魔法を発動した結果、即座に捕縛された。魅了持ちのため、ハニトラ要員のスパイとして教育を受けることになる。

※ジャミール⇒アラビア語で『可愛い』

※カビーフ⇒アラビア語で『醜い』


【アーディ・モタタレッフ】

転生ヒロイン。三人のヒロインの内『勝気』タイプ。

入学より前に記憶を取り戻し、言動が異常だったことで父親に通報され、矯正教育機関の女子修道学院に送られた。

※アーディ⇒アラビア語で『平凡』

※モタタレッフ⇒アラビア語で『極端』


【イブン・ダウク】

攻略対象でマーレファの婚約者。

ゲームでは夢見がちな理想主義者だったが、現実では貴族らしい冷徹さを持った現実主義者。

※イブン⇒アラビア語で『息子』

※ダウク⇒アラビア語で『公爵』


【アルズ・ワゼィール】

攻略対象者で宰相子息。ゲームでは冷徹眼鏡枠。

※アルズ⇒中国語で『息子』

※ワゼィール⇒アラビア語で『大臣』


【スィン・ファーレス】

攻略対象者で騎士団長子息。ゲームでは脳筋枠。

※スィン⇒ロシア語で『息子』

※ファーレス⇒アラビア語で『騎士』


【フィリオ・アッラーフ】

攻略対象者で魔術の天才の平民。ゲームではツンデレ枠。

※フィリオ⇒ポルトガル語で『息子』

※アッラーフ⇒アラビア語で『魔術師』


【ヨス・タージェル】

攻略対象者で平民の大商家の息子。ゲームでは平凡好青年枠。

※ヨス⇒ギリシア語で『息子』

※タージェル⇒アラビア語で『商人』


【モタカーメル侯爵令嬢】

ゲームではモブ。王太子の婚約者のちょっと気の強い真面目な令嬢。王太子に溺愛されている。

※モタカーメル⇒アラビア語で『完璧』


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― 新着の感想 ―
[一言] 人名がすっと入ってこないなぁとは思ってましたが、アラビア語でしたか。イブンやイブナは聞き覚えあったんですが。
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