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第5話 超研

前回までのあらすじ

 迫り来る悪魔たちを倒し、真司のアパートへと向かった達也。そこで達也は真司がこの人間界を守るために来た天使であること、人間界以外にもさまざまな世界が存在すること、そして真司の本当の名前がシンであることを明かされる。それを知った上で達也は真司を認め、二人は絆を深めた……。

 シンが転校してきて早三週間、季節は六月に入っていた。

 シンも学校に慣れてきており、その好青年っぷりと少々女にもてるようなルックスも相成って、今では学校内でこいつの存在を知らない奴がいなくなるくらいであり、超研のほうの活動(まあ、ただ自堕落に過ごすだけだが)にも馴染んでいた。

「なあなあ、今日美咲の奴何やると思う?」

 授業が終わり放課後、部室に向かう途中、シンが俺に聞いてきた。

「さあな、あの人はいつもとんでもない事考えるからな……って言うかお前先輩だぞ。ちゃんと先輩って付けるか部長って言えよ」

「何やるんだろ、楽しみだなぁ」

 聞いちゃいないよ、まったく。それにしても、あの人のやろうとする事を楽しみになど俺には到底できない。傍若無人、唯我独尊という言葉が顕現したような存在なんだからな。またいつとんでもないことをするか分かったもんじゃない。

 この間なんか理科室の骨格標本が動き出すという噂を聞きつけ、夜中に超研部員全員呼び出し、学校の窓を割って侵入するという事までやったんだからな。結局プラスチックで作られた骸骨がいこつが動くはずが無く、おまけにやってきた用務員のおっさんに捕まってたっぷりと油を絞られた。

「あの人のやることはいつも常軌を逸してる」

 俺が悲痛な感想を語っても、

「いいじゃん。だから面白いんだよ」

 こいつは聞く耳を持たない。人が親切心で言ってやってるのに。

 そうこうしているうちに、俺たち二人は部室のドアの前に来ていた。

「おお、達也に真司君。おっはよー」

 部室の扉を開けると美咲部長が部室の中央に位置する部長用の席でふんぞり返るように座っていた。部室には部長以外にも西田と坪井の奴がいた。二人とも相変わらずで、西田は読書にふけっているし、坪井はいつもどおりパソコンのディスプレイ画面を真剣に見ている。

「今日は早いわねー、あんた達」

 部長は部室に買い置きしてあるスナック菓子をつまみながら言う。

「おはようございます、美咲さん。西田さんに坪井君も」

 と、シンの奴はいつものスマイルを振り撒きながら言った。

「おっ、今日も礼儀正しいわね、真司君。ほら達也、あんたも見習いなさいよ」

 部長、その台詞はあなたがこいつの本性を知らないから言えるんですよ。むしろこいつに俺を見習わせたほうがいい。俺は優れているほうの人間ではないが常識は人並みにはあると自覚しているんだ。

 すると後ろからドアの開く音が聞こえ、

「あれ、珍しい。達也もう来てたんだ」

「あら、本当。草薙君がもう来てますわ」

 後ろから美樹と三好先輩が入ってきていた。って言うか、俺がこんなに早く来んのがそんなに珍しいのか? この二人といい部長といい、俺だって一応ここの部員なんだからな。

「今日は特にやること無かったんで」

 と、俺は適当に流しておく。その瞬間だった。


 ガタンッ!!


 何かが倒れる音が部室に響き渡る。

 当然、部室にいた全員の目が音のしたほうを見た。あっ、いや、全員じゃない。西田は相変わらず読書に耽ったままだ。


 さて、目線を元の位置に戻す。


 目線の先にいたのは坪井だった。音の正体は椅子らしく、急に立ち上がった所為せいなのか後ろに倒れている。当の本人の坪井はそんなことは気にも留めていないらしく、立ち上がった状態でパソコンの画面を凝視している。そして気のせいかその眼にはいつもとは違う輝きが見て取れる。おいまさかやめてくれよ。絶対に気のせいであってくれ。こいつがこの眼をするときは……。

「部長!!」

 突然、部長の方を向いて坪井が叫ぶ。

「どうしたの、雄介」

 部長もその呼びかけに答える。しかもうれしそうに。

「今ネットの書き込み見てたんですけど」

 そう言ってノート型のパソコンを部長のところにまで持ってく。

「うちの学校で起こるらしい心霊現象のことが書いてあるんですよ!!」

「うっそ!?本当!?」

 そう言いながら部長もパソコン画面を見る。今、この二人の眼にはまるで始めて自転車に乗って風を切る感覚を味わった子供のような輝きが満ちている。普段はおとなしい坪井だが、こいつは幽霊や心霊現象、UFOなどのオカルトチックなことになると人が変わったように大はしゃぎするのだ。ある意味こいつが一番、超研の部員らしい存在なんだよな。おまけに部長の性格がこいつの行動に拍車をかけるし。

「それにしても、よくこんな情報載ってたわね」

 まったくだ。載せた奴を一発殴ってやりたい。

「でしょう。今回のはこの間のやつより信憑性が高いんですよ!」

 鼻息を荒げんばかりに興奮しながら坪井が言う。やめてくれ坪井。このまま行くと……。


 バァン!!


 部長が自分の机を思い切り叩き、本日二度目の轟音が部室に轟く。

「決めたわ……」

 決めないでください。

「今回の超研の活動は……」

 考え直してください。

「この学校で起こるという心霊現象を突き止めることよ!!」

 やっぱり……。

「えー!? もしかしてまた夜中に学校に忍び込むんですか?」

「やめたほうがいいですよ。この間だって用務員のおじさんに怒られたばかりなんですし……」

 珍しく美樹と三好先輩が反論してくれる。だが、

「うっさい!これは部長命令よ!!」

 まるで暴君だ。結局、この一言でですべて決まってしまった。

「よーし、それじゃ今日の十二時に学校近くの自販機前に集合ね」

 と、早速、日時を決めている。しかも今日だ。しかし、ここで思いがけない一言が入った。

「あの〜……」

 手を上げながらシンが言った。

「あら、何、真司君?」

「今日は僕都合が悪いんですけど……」

 なんだと!? 貴様、さっき廊下で楽しみだとか抜かしてやがったじゃねぇか。

「あら、そうなの。なら、しょうがないわね。じゃ……」

 部長はおもむろに立ち上がり、高らかに言った。

「真司君を除いた超研メンバー六名はさっき言った集合場所に集合! それじゃ十二時まで解散!!」



「何で断ったんだよ」

 下校途中にシンに尋ねる。美樹のやつはまた買い物で商店街の方によって帰るらしい。

「あれ? 言ってなかったっけ?」

 不意にそんなことを言われた。

「いや、何も聞いてないけど。どうかしたのか?」

 こいつからそんな重大な事を聞いた覚えが無いため聞き返す。

「あの学校、なんかいるぜ」

 割とあっさり言いやがった。俺はこの上なく驚愕した。その時、鏡を見たわけではないが恐らくかなりとんでもない顔になっていただろう。

「何でそんな大事なこと言わなかった!」

 俺は回りも気にせず大声で怒鳴った。

「なんだよ、いいだろ別に」

 こいつは悪びれもせずにぬけぬけと言いやがる。おのれクソ天使。

「危険な幽霊とかだったらどうするんだ! 先に聞いてりゃ俺がなんとかあの時やめるように説得したのに!!」

 さっきよりも語調を荒げて俺は怒鳴る。しかしこいつは涼しい顔をしていやがる。

「幽霊は悪さをしない。一般的に悪さをするのは怨霊や妖魔に堕ちた魂だけだ」

「そんなことを言ってるんじゃない!!!」

 いい加減に腹が立ってきていた。普段はあまり怒らない俺だがこの時ばかりは話は別だ。

「そもそも、それならなんでお前が来ないんだ! 危険だったらお前が来ないと駄目だろ!!」

 俺はついにシンの胸倉むなぐらを掴んでいた。

「お…おい。落ち着け、だいじょぶだよ」

 襟首を掴まれさすがに驚いたのか、弁解するように言った。俺も我に帰り、掴んでいた襟を放す。

「だから、俺が一緒・・に行かないんだよ」

 頭に血が上っていた所為か、俺はしばらくどう言う意味か分からなかったが、やっと理解した。

「じゃあ……」

「ああ、お前らと一緒に行かずに、俺は一人でこの件を解決しに行くよ」

 そう言って襟元を直す。

「俺はそこまでいい加減じゃない」

 少しムスッとしたようにそう言った。俺も少し反省し、

「ごめん……」

 と、言った。そんな俺を見兼ねたのか、やれやれといった感じでシンは大きく息を吐き、

「もしもの時は、事情を知ってるお前があいつらを守ってやれ」

 そう言って、シンは俺を見た。

「ああ……」

 俺はそう答えた。













 その夜、十二時より少し前に着くように時間を見計らい、家を出る。親に言い訳をするのが大変だった。なにせ、この間の不法侵入のときに家に連絡されて、俺たちの悪行を親も知っていたからだ。とりあえず、部活で季節外れの肝試し大会を開くことになったと言い訳しておいた。さすがに少し怪しまれたが、なんとか脱出に成功し、集合場所へと向かう。

 集合場所の自販機の前には、もう何人かの人影が会った。

「あっ、おーい、こっちこっち」

 そう言って自販機の放つわずかな光の中で人影の一つが俺に手を振る。この声は美樹だ。

「あんたにしては早かったわね」

 美樹は今日部室で聞いたような皮肉を言った。どうやら他人から見て、俺の印象は遅刻魔というものらしい。そんなにルーズかなぁ、俺。

「お前も早いじゃん」

 そう美樹に言いながら、現時点で来ている面子めんつを確認する。西田は自販機に寄りかかりながら、その光で本を読んでいる。こいつはいつも集会の時には一番早く来ているから居て当たり前か。そして今回の事の原因である坪井、そして美樹と俺。三好先輩と肝心の言い出しっぺである部長はまだ来ていなかった。まっ、いつもの事だけど。

「あ〜あ、ほんとにやるのかな」

 美樹がおもむろに言い出す。

「あたし乗り気じゃないよ」

「しょうがないだろ。ここまで来て部長を止められるんなら止めてるよ、俺は」

 心からの本音だ。本当に止められるのなら部長が来たときにでも中止を提案したい。夕方、シンの言っていたことが本当なら今すぐにでも帰りたいくらいだ。なんせ俺は実際にこの世のものでないものをこの眼で見ているのだ。だが、きっと部長は否が応でも自分の意見を貫き通すだろう。これもいつものことだからしょうがない。俺にできるのは、もうシンのやつが学校に居るという悪魔か妖魔かを倒していることを願うか、何事も起きずにこの集会が終わってくれることを願うか、どちらにしろ願うことしかできない。せめて前者であってほしい。後者だといつ何時なんどき何が出てくるかなどと思うと気が気じゃないからな。

「おーい、ごめんごめん」

 すると向こうから部長と三好先輩がやってきた。時計を見ると、もう集合時間の十二時を十分も回っていた。俺なんかより遅刻魔の称号は部長に授与したほうがいいんじゃないか。

「ごめんなさい。美咲ったら仮眠をとってるうちに本当に眠ってしまったみたいで……、起こしに行って良かったわ」

 なるほど、つくづくルーズなんだな、部長は。

「あんたが謝ることじゃないわよ早苗」

 そう言って三好先輩の肩に手を置いて部長が言う。その通り、謝るのはあなたです。

「さっ、それじゃ行くわよ、みんな」

 かくして、学校で起こる心霊現象を確認するため、超研メンバーは校舎へと歩を進めた。













「あれ、開いてる…」

 校舎の正面玄関の扉に手をかけながら坪井が言った。おそらく、もうシンが中に入った後なのだろう。

「用務員のおっさんが鍵かけ忘れたのかしら……、まあいいわ。とりあえず行くわよ」

 部長は勇んでいるが、俺はここからもう一瞬たりとも気を抜けなくなるのだ。今だけその後先を考えない性格と取り替えてくれはしないだろうか。

「そう言えば坪井君、心霊現象ってどういうやつなの? どこで起きるとか決まってんの?」

 美樹が坪井に質問する。たしかに、それは俺も気になっていた。

「いや、分からないんだ。ネットにはこの学校で起きるとしか書いてなくて……」

 おいおい、誰だそんないい加減な書き込みをしたやつは。そもそもお前もそんな書き込み信じるなよ。よくそんなので信憑性があるなんて言えたな。

「よし、しょうがないわね。じゃ、二手に分かれて捜索しましょ」

 部長の提案は、二手に分かれて校舎の東館と西館をそれぞれ捜索しようというのだ。

 シンの言っていた言葉もあり、俺は反対しようとしたがやめた。なぜなら……、

「この部は女が多いから、男は一班に一人の割り当てね」

 その結果、東館は部長、坪井、美樹の三人。西館は俺、西田、三好先輩という割り振りになたからだ。こういうことならしょうがない。すみません、部長。何かあってもそれは自分の責任だと諦めて下さい。美樹、坪井。恨むなら部長を恨んでくれ。

「それじゃ、なんかあったら携帯で知らせること。いいわね」

 そう言って、俺たちは西館へ、部長たちは東館へと捜索に出た。別れ際の最後に祈っておく。


 どうか何も起こりませんように……。













「暗いですねぇ」

「そうですね。でもこの間もこんな感じじゃありませんでした?」

 俺は三好先輩とそんなことをしゃべりながら西館の捜索を行なっている。一階の捜索はもう済み、今は二階の捜索にあたっている。

「西田はこういう暗いとこ平気か?」

「大丈夫…、平気……」

 そう言いながら黙々と歩を進める。ああ、西田よ。言っちゃ悪いがお前が居なけりゃ三好先輩と二人っきりだったのに。なんか遊園地のお化け屋敷的なムードになれたのに。だが、愚痴はここら辺でよしておく。別に俺は西田が嫌いなわけでも除け者にしたいわけでもない。ただ、ちょっと三好先輩と二人になりたかったという願望が全面的に出てしまったのだ。俺の心の中の声で聞こえてないとは思うが、一応謝っておく。すまん、西田。

「わっ!!」

「うわあぁ!!」

 いきなり後ろから背中を押されてかなり驚いた。化け物に襲われたのかと思って少し涙が出たくらいだ。

「ふふふ、ごめんなさい、草薙君。少しボーッとしてたからつい脅かしたくなって」

「み…三好先輩……」

 胸を手で押さえながら、俺は情けなく言う。そんな俺を見ながら三好先輩はニコニコと微笑んでいる。正直今の俺はその手の冗談は笑えない。

「脅かさないでくださいよ……」

「ふふ…、ほんとにごめんなさい。そんなに驚くとは思ってなくて……」

 これが美樹やシンのやつがやったなら大声で怒鳴り散らしているところだが、相手はこの人だ。ここはその笑顔に免じて許しましょう。

「草薙君……」

「なんだ?」

 不意に西田が喋りかけてくる。

「…面白い顔だった……」

「…………」

 普段滅多に自分から口を開かないこいつがわざわざ言ってきたのだ。よほど面白い顔をしてたんだろう。見れば微妙に笑っている。本当にそんなに面白いのか? だが、それよりも、

「初めてだよ、お前の笑い顔見たの」

 超研に入ってこの方、西田の笑った顔など今日始めて見た。恐らく超研部員で見たのは俺が初だろう。だが、

「えっ……」

 そう言って、西田はうなだれてしまった。あれ?俺、悪い事言ったか? ただ普通に感想を述べただけなんだが。

「草薙君」

「は…はい」

 三好先輩が少し厳しい口調で俺を呼んだので、少し驚きつつ返答する。

「駄目ですよ。女の子をからかっちゃ」

「えっ…? いや…、俺は別にそういうつもりじゃ……」

「そうかもしれませんけど、とにかく結果的に西田さんがああなってしまったんですし、男性なら何をするべきか分かるでしょう」

 たしかに、俺がどう思ったにしろ西田はこうなってしまったのだ。三好先輩に言われたということもあるが、ここは謝っておくべきだろう。三好先輩のほうを見ると、先輩は何も言わずにうなずいた。

「あの……、西田……」

「…………」

 西田は何も言わずに顔を上げた。よく見ると顔が赤くなっている。なんだ、恥ずかしくて下を向いていたのか。でも、ここまできたら最後まで言おう。

「あの…その…、ごめ…」


「ぎゃああああああ!!」

「うわああああああ!!」

「きゃああああああ!!」


「なんだ!?」

 いきなり、静かだった校舎の中に絶叫が響いた。音の大きさからしてここから少し遠い所、東館から聞こえてきた。

「言ってみましょう!」

「はい!」

 三好先輩に促され、俺たち三人は走り出した。最悪だ……。やっぱりあの時離れずにいれば……。などと走りながら考えたが、あまりにも今更だ。今は東館にいる奴らの無事を確認するのが先決だ。

「…畜生……」

 何が自分の責任だと諦めろだ…、何が恨むなら部長を恨めだ…。結局、俺の所為で三人が危険な目に……。

「いましたわ!」

 見ると廊下に三人が倒れている。

「おい、しっかりしろ! おい!!」

「しっかりしてください、美咲!」

「しっかり」

 俺たちはそれぞれ一人ずつ抱きかかえ賢明に声をかけた。あの西田ですら声を大きくしている。

「うぅ…、うん……」

「美咲!」

 先に目を覚ましたのは三好先輩が抱きかかえた部長だった。何か口をパクパクしている。俺と先輩は耳を口元に運ぶ。すると俺が考えたくなかった最悪の答えが返ってきた。


「う〜ん…、お…お化け……」

どうも、松村ミサトです。第5話如何だったでしょうか? 今回は超研部員達にスポットを当てて、部員たちの細かい設定を書きました。さて、次の第6話で学校に出たお化けの正体が明かされます。正体はどんなのかな、とか、想像しながら次回をご期待ください。

それでは、次回。

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