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フィクション
僕はノンフィクションは読めない。
理由は簡単だ。
専門用語が多すぎて理解ができないし、興味も湧かないし、何より堅苦しい感じがして苦手だ。
僕はノンフィクションは書けない。
理由は簡単だ。
専門用語は分からないし、興味が湧くような書き方もできないし、何より現実に目を向けなきゃいけなくなるのがいやだ。
だから今からいじいじと書き連ねていくこの文章は
現実に目を向けられない残念なやつの戯言だと思ってくれるとありがたい。
こんな現実はない。
全部妄想だ
僕には小さい頃、仲のいい女の子がいた。
いわゆる幼馴染というやつだ。
将来を誓い合うようなことはしなかったけど、それなりに大切に思っていた気がする。
うん、気がする。
家族ぐるみでの付き合いだった。
家は少しだけ、その当時の年齢の子どもにとっては遠かったけど、同じ幼稚園にいっていたからよく一緒に遊んでいた。
彼女は鬼ごっこみたいなことが好きだった気がする。
活発な子だった。
対して僕は、ヨウシヤマゴボウとかいう名前だっけ?そんな感じのやつを潰してジュースを作っていた。
おままごとだ。何が悪い。
たまに女の子2人でやってるおままごとに一緒にやろうと引っ張られた。そのあとは察してくれ。忘れたんだ。
まあ、僕も男の子だったわけだし、それなりに男の子っぽい遊びもしたよ。
仲のいい男の子が3人いて、その子たちと鬼ごっこしたり、遊具で遊んだり、生えてる植物の蜜を吸ったりもした。
楽しかったと思う。今となってはわからない。
女の子の話に戻そう。
いつの間にか僕とその女の子は付き合っていることになっていた。
まあ、僕としては嬉しかったと思う。
でも、小学校に入って小さな幼稚園と比べかなり多くの人がいるので僕は浮かれていたんだろう。
2年生になった頃、僕が違う女の子のことが好きだと言ったという噂?を聞かされた。
その女の子の親友だった子に。
もちろん、僕は否定した。
確かに、僕が好きだと言ったとされる違う女の子は可愛かった。
けど、あの子より好きとかありえなかった。
その違う女の子に一回遊びに誘われて行った。(これは迂闊だったなと今は思う)
その後にはその子に僕が無理矢理手を握ったとかいうものまで噂に追加された。
笑えるね。
さて、突然だけどこの話はおしまい。
2度と幼馴染の女の子とは話をしていない。
高校生の時、僕はたまたま駅の駐輪場でその子を見た。
向こうは気づいていないみたいだった。
でも、やっぱり僕は話かけられなかった。
だってそうだろう?
もう8年も話してなかったんだ。
人生の半分だ。
無理だよ
悲しい日には雨が降ってればいいな、と思う。
だから僕の心はまるで溜め池のようになってしまった。
悲しい思い出は全て雨が降っているという設定にした。
結果、全てが沈んでしまった。
その中を未だ僕は泳いでいるのだろうか。
知らない。
もう興味ない
それでも
たぶん
この先もいじいじと書き連ねていくのだろう