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プロローグ
僕の名前は田中一郎。思春期まっただ中の中学二年生。
今は冬休み。
外は一面銀世界。
寒い、寒すぎる。
こーゆー時は、布団に入れば温かくなれるのだ。
入ってから10分くらい経っただろうか。
眠くなってきた。。。
もう寝よう。。。眠すぎる。。。
そう思い、深い眠りに落ちた。
ブルルっ!ブルルっ!
バイブレーターがなっている。
一つのメールが届いた。
寝ぼけながらもスマホを手に取り画面を見るとタイトルは「全国の田中さんへ。」と書いてある。
流石にこれには驚いた。と、同時に鳥肌がたった。
"何故俺の名前を知っているんだ"という素朴な疑問を抱いたからだ。
タイトルが「全国の田中さんへ。」だったら他の田中さんにもこのメールが届いているということだ。。。
そんなことできるのかと思いながらメールの詳細を見た。
そしてそこから俺の地獄の日々の幕開けだった。。。
この時、俺があんなことをするとは、思ってもいなかった。。。