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1.わたくしは猫である

――わたくしは猫である。名前は手袋。偉大なる森の魔女サンドラの使い魔である――


 まずはわたくしの自己紹介と、この家での仕事の説明をば。


 魔女の使い魔といえば、黒猫が伝統的ではあるのですが、わたくしは完全な黒猫ではなく、顔から左右に分かれて胸と腹まで白毛に包まれ、前足も靴下を履いているかのごとく白いのです。前足だけ白いので、


「そうね、手袋。手袋にしましょう! よろしくね、手袋!」


 と言った具合に名付けられました。ちなみにご主人の機嫌を損ねると「靴下」と呼ばれます。何だか屈辱です。人間は前足に靴下なんて履きませんし。プンスカ。


 先日、魔女の弟子になったヘーゼルがいまは家事をやっているので、わたくしはご主人のお世話と家事から、ご主人のお世話とヘーゼルを監督する立場になり、少し暇になりました。といっても、ヘーゼルが何かやらかさない日はほぼないので、その後始末に追われて、本当に暇になったのかわからないのですが……。ファッ◯ン、小娘。


 まあ、ヘーゼルの小瓶のキラキラが、日々増していってるので、ここは目を瞑りましょうか。


 これまでご主人は、何人もの行き場のない人間を、弟子にしたり、住まわせたりしていたので、この家はそれなりの広さと日常雑貨や衣服などが揃っております。

 基本、自給自足ですが、足りないものは村や街まで出ることもあります。この時、わたくしは留守番です。優雅に日向ぼっこをしております。もちろん、家事をこなしたあとですけれど。

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