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エレメンタルワールドⅡ  作者: ゆめみじ18
第3章「天上VS海底」今現在歴2030年4月1日〈月〉

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第52話「結・EWプレイヤー世界ランキング」

 桃花は、自分の目で見た範囲のことを考える。

「今ってさ、車が影をどっか霧散させてるよね? クラクション鳴らして……頼んでも無いのに勝手に」


「あーそういえばそうじゃな、今の所2種類感じているが、それについて言語化したことはない」

「じゃあ車のクラクション3回連続は〈負の影を切り捨てる〉とかの意味にしようかな? 何でもまとめようとする悪い癖があるから、断捨離が元々得意じゃ無いし、自分でもいらんと思っている感情はマジで切った方が良い」

「なるほどね、良いも悪いも全部切り取られてる感覚は嫌なんじゃろうが、そこがコントロール出来て無かったから。〈負の影を切り捨てる〉……なんじゃな」

「善も悪もアイディアとしては存在するが。例えば本当に戦争で人殺しをしたい……とかはどう考えても〈負の影〉なので、それは〈憑き物(・・・)〉としてはいらないからなあ~……それは明確に切って捨てたほうがいい。全自動で憑き物を祓ってくれる作業をしてくれるのならば……、車のクラクション3回連続……なら、間違えないかな~~……とか」

 完全に場外乱闘の話だ。


「……そういえばさ、あんた〈元ネタ〉と相性良いよね。ほら0から1を行くから流れ的に。昔の漢字とか、物の起源とか」

「……ん~……ペンの色が基本黒色で外部隠蔽工作で黒人と相性がいいからか? 確かにDNAとか元ネタとか人種とか考えると黒と相性が良いけど……でもそれを普通に変換すると黒刀を持つ、とかに変換出来るよね? 外界ではやる意味あるのは解るけど内界で意味あるかな~~?」

「ん? なんで? 解りやすいでしょ?」


「わかりやすさ優先ならそうなるかもしれないが。もしそれが正しいのだとしたら、……桃花は真の世界1位になってない」

「……ん? なんか今珍しく褒めなかった?」

「ああ、何も手に持ってない。色なんて関係なし。お前にあったのはただ目の前の事を無我夢中で愛しただけだ。バカみたいにラブレターを必死に描いただけだ、これがこの強さなら人種とか色彩とか……結局後付けで補強された仮初めの強さって事になる。……まあ、咲は不憫だったが、あいつだって2番目でいいって言ってるしな。優先度とか強さとかじゃない、咲もお前のが1番宝物だって思ってるよ、……まあ戦空のは例外だけどな」


「おおう、お前から褒められるとゾクゾクするな……!」

「そんなに以外か? まあ悪ぶってるのは否定しないが……てかそろそろわしじゃなくてオーバーリミッツと会話したらどうじゃ? わしが嫉妬の対象になるのは勘弁じゃぞ?」

「あーそれもそうだね、じゃあちょっと席を外して話してくる……てかあんま私を頼るんじゃないわよ~?」

「あ~~い」

 桃花はとりあえずオーバーリミッツの居る和室へのドアを開いた。



《一定の時間が経過しました、今現在歴2026年3月6日、EWⅡ世界プレイヤーランキングトップ30を発表します!》

 判定基準はただ一つ、実力(・・)です。なお、ゲームマスターである星明幸=ミュウ=天上院姫は含まれていません。


 第1位、湘南桃花〈黒〉マスターⅡ

 第2位、天上院咲〈白〉マスターⅡ

 第3位、信条戦空 マスターⅡ

 第4位、真城和季 マスターⅡ

 第5位、桜愛夜鈴〈黄〉マスターⅠ

 第6位、オーバーリミッツ

 第7位、秘十席群

 第8位、レジェンドマン

 第9位、不動武

 第10位、湘南桃花〈緑〉

 第11位、黒鉄颯護

 第12位、白玲渚

 第13位、双矢鏡

 第14位、シアン

 第15位、マゼンタ

 第16位、アリス・ヘイヴン

 第17位、仮面木人シェイク

 第18位、キャビネット

 第19位、桜愛夜鈴〈桃〉

 第20位、桜愛夜鈴〈蒼〉

 第21位、桜愛夜鈴〈白&黒〉

 第22位、不動文

 第23位、バイタル

 第24位、ラフティーヌ

 第25位、チェン

 第26位、バレッサ

 第27位、バハムート

 第28位、アイン

 第29位、クラウン

 第30位、今泉善次郎


 和室で将棋なのかチェスなのかルールの解らない盤上の駒遊びを、オーバーリミッツと機械神アーカーシャは中断して眼の前に現れた桃花と共に、ウインドウに現れた中間発表結果? を3人で眺めた。

「私喋りっぱなしなので解説お願いしますリミッツさん」

 桃花はもはや色んな所で引っ張りだこの発言を求められているので喋り疲れてしまった。なのでリミッツに会話をバトンタッチリレーする。


「ふむ……、キャラ別でランキングを取ったのは久しぶりかもね。最近は人数多すぎてギルドランキングになってたし……。今回の基準値は〈実力〉なので、今までに行った成果物や、発言力での有力性、努力の数や可視化、外の世界でどの程度認められているのか? の人気度、認知度も入ってるわね。で、今回特に注目しておきたい所は、未来で活躍するはずなのに現代でも影響力を発揮している天上院咲ちゃんでしょうね、元々バトルフィールドが違うのもあって苦戦を強いられたけど見事マスターⅡになってるし、打撃だけでよくここまで成長したと思います。最果ての軍勢のトップ7人も裏方とはいえしっかりランクインしてるし、まあやっぱり妥当と言えば妥当かな?」

 オーバーリミッツは自身の順位はまあこんなものだろうと割り切った、元よりそんなに動く気も無いから下がって当然だろう。

 機械神アーカーシャやマスター桜愛神武、世界種クールマは惜しくもランク外、ここは完全に実力勝負なので出番や発言が少なかったということだろう。

 

「今後期待のダークホース枠はどこですかな?」

 アーカーシャは今後の未来予想図の確認を聞く。


「ん~、流石に時期が来たという感じで黒煌颯護くん上がりそうだよねえ~~、もう1人厄介そうなのはアリス・ヘイヴンさん。彼女の運命力をどうコントロールするかが今後の物語の鍵を握りそうな感じは予想としてはあるかな~~」

 リミッツはリミッツなりの感想を言った。それに続くアーカーシャ。

「そうですね、確かに今後ダンジョン100層を攻略するという夢も、ありますが、漫画での本隊進行は不可能でしょう。そうなってくると小回りと速さの効く咲さん率いる独立部隊が元ネタである100層ダンジョンに挑む……という手は大いにありそうです。以前は人真似でしたが、今度挑む時は本イベントになりそうですしそこも侮れません」


 流石にストーリーを進める、という意味では小説であり、手数の多い咲陣営が強いだろう。だがそこに視覚的実力の戦空陣営が追いつくかは未知数だ。

 となると別ルートを通る可能性がかなり高い。そこに人間である桃花は個人ではどうしようも出来ない世界の力、全体論での運命力が働いてくるのでアリスの力も無視できない……といった所だろう。


 桃花がリミッツに100層イベントについて言及する。

「100層イベントは第3章かな?」

「そうだねー、第2章はマルチバース編みたいな所があるし、これに第100層編も合体させると、単純明快には程遠く、複雑怪奇になると思う……頑張っても第3章だよね」

「てことは第3章は最未来歴か~~? まあそこまでかな予想としては」

 桃花は腕組しながら紙に書いてない今後の未来展望をイメージしていた。


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