表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エレメンタルワールドⅡ  作者: ゆめみじ18
第2章「大サーガ時代」今現在歴2029年11月4日〈日〉

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

32/37

第32話「結・ゲームマスターが過労で倒れた!」★×16

《ゲームマスターが過労で倒れた!》


「ああ、遂に姫までも疲れ果てて倒れたか……まあ私は普通に過ごしてるから自然回復するけど」

 全然褒められた事じゃ無い桃花の自慢話もさておきながら、GM姫が珍しくグロッキーになった。


「うーん、かと言って手加減出来ねーし、まあ手を変えしなを変えってやるしかないかあ~。舞姫を呼ぶわ、サブマスターとしてちょっとゲーム進行して貰う」

 舞姫とは、エレメンタルマスター時代の神聖12星座に使えていたミュウのメイドである。レイシャに憑依するときは会社に居ないので、会社に移動する際は、主に舞姫に憑依して仕事をこなしていた。〈自身の肉体が無かった頃の〉憑代・憑依体の古参である。つまり結構古くから存在している。


 性格は冷静で淡々と物事をこなすメイド、という風貌である。

 と言うわけで、舞姫に来て貰った。


「お久しぶりですミュウ様、神聖12星座の事をそっちのけでゲーム会社に勤めて居たのでもう飽きて出て行ったのかと思いました」

 舞姫は天上院姫の事をミュウと呼ぶ。星明幸=ミュウ=天上院姫は〈同じ波動色の存在〉なので、魂でその波長を認識できた。


「まあある意味本気で神のゲームを地に足付いて作ろうと思った結果。無意識的にそうなった、といういい方の方が正しいが……。まあと言うわけで、私がポ〇モンZAの裏ボスを倒すまではこの舞姫がゲーム進行をすることになる。ココから先は頼んだ」

「お任せ下さい、我がボス」


 ちなみに姫の裏ボス進行度合いは3/14である。まだしばらく時間がかかるし、ある意味準備も出来る、と言った風だろう。14/14になるまで、今しばらくの時間は稼げるはずだ。

「名付けて、〈手加減出来ないなら。手に持つ品を変えてしまおう作戦〉です。今はキーボードとGペンを意識的に暴走してかけますが……それだと危ないので、ゲーム機を手に持つ方向で〈手加減しない〉に切り替えます」

 

 流石優秀な神の付き人である、要領が良い。ちなみに今の神の巫女としての〈憑依率〉ランキング最新版は。

 1位、レイシャ120%。

 2位、天上院姫100%。

 2位、信条戦空100%。

 3位、桜愛夜鈴80%。

 4位、舞姫50%程である。


 姫の暴走はともかく、そんなことよりメインのアカウントカードの話を始めた。

「あーあとお前ら、アカウントカードがある程度出来たぞ。これはドアの世界のカードキーになってるから、自分の波動色をこのアカウントカードにオーラのように纏わせて、扉の鍵穴あたりに翳せば、波動色を感知して扉が開く仕組みだ」

 今回発行されたアカウントキーは001から016番までである。

 アカウントカードは主に世界と世界を跨ぐ時に使用される、ギルドカードだと街と街の時には便利でもホーム画面。いわゆるゲームソフトとゲームソフトみたいな作品の行き来が出来ないからアカウントと紐付ける形となった。これで作品と作品が変わっても利用し続けられる。


 でもそれをやったら、鍵の部屋という名の倉庫をロックしている指紋認証のセキュリティが要らなくなるが……それは後で考えることにして、考えるのをやめた。

 アカウントカードとマスターキーは当然別物だし。

 かといってアカウントカードは当然パスポートみたいなものだし、ドアの世界の鍵の管理方法が微妙に変わる、そこはあとで考えよう。


 今重要なのは、長時間のゲーム進行という精神的に疲れ切ってしまった天上院姫を休ませて、まずは時間を稼ぐこと。

 もっと簡単に言うと〈手を抜かせること〉の方が重要である。

 実際、GM姫が手加減をしなかった結果。日本国に観光旅行に来ていた中国人は全員中国政府が禁止し。中国軍の空母も日本海域に出撃している。

 今まで中国人ラッシュで来ていた観光客が消えた事によって、この時点で1兆円は日本に損失を与えている。

 つまり、GM姫の怒りがまだ治まっていない以上、まだまだ手加減しないし、これ以上、1兆円以上の損失が出ることは簡単に解る。


 だから今は〈手を変える〉か〈手を抜く〉かの方が何よりも重要だ。……恐らく、両方真面目(・・・・・)なので手の抜き方を知らないことにも問題があるかもしれない。余裕が無いのだ、ナンバー1という責任感や重圧もそれにプラスされている。

 

 そして現在、日本国は中国と米国からの圧力を保証(・・)されている。日本国はアメリカからの援軍はもう望めない。現状だけを見ると手助けするのなら今の関税が倍になることを意味している。


 だからまず、()がやることは。GM姫を休ませるか。今回の手加減せずに攻撃側に賛成した放課後クラブと最果ての軍勢の説得に力を注ぐべきである。

 非理法権天は元々消極的だし、四重奏は反対をしていた。よって放っておいても良い、湘南桃花に至っては手加減しないとは言ったが。元々鈴ちゃんの件の時点から疲れ切っている。群馬県から神奈川県に引っ越した時点でもういい加減にして欲しいと思っていたので、沈静化するのはむしろ望むところである。

 問題なのは放課後クラブの努力を無駄にした日本政府と、あまりにも強すぎる最果ての軍勢の巨大な権力である。それがどちらも賛成に回っている。


 一応攻略方法にも言及しておくが、放課後クラブは元々サイバー分野なので。簡単に言うと日本政府国家内のデジタル化があまりにも進んでいないことに対しての怒りである。ココがそもそもの〈怒りの元〉だが、今回は最果ての軍勢が1回痛い目を見た方が良いという名目で、アメリカ、イギリス、中国、エジプト、ロシアが日本に対して総攻撃をかけた事である。つまりロックオンされた。権力を振りかざし、圧力を開始し始めている。


 「中国との商談に失敗した……」という声も、「日本の政治家がサボってたからだよ」に置き換わってしまう。自業自得のざまあ展開である、ただし規模がおかしな事になっている。


 放課後クラブの非力さを、最果ての軍勢が1回限り手助けした形である。

 なので、この〈元〉……日本政府のデジタル化が実現しない限り放課後クラブの怒りは再燃する。まず間違いなくまた再燃するだろう。ここが根本的な怒りの火種である。


 ここを鎮火させない限り日本政府は各国からの圧力を継続的に、永続的にされ続けることになる結果、または運命になる。それは既に保証されている。

 唯一の救いとしては〈国連〉は動いていないと言う所ぐらいだろう。何はともあれ、まずGM姫は休んだ方が良いし。手を離した方が良い。ということで今回のターンは以上となる。


挿絵(By みてみん)

001

挿絵(By みてみん)

002

挿絵(By みてみん)

003

挿絵(By みてみん)

004

挿絵(By みてみん)

005

挿絵(By みてみん)

006

挿絵(By みてみん)

007

挿絵(By みてみん)

008

挿絵(By みてみん)

009

挿絵(By みてみん)

010

挿絵(By みてみん)

011

挿絵(By みてみん)

012

挿絵(By みてみん)

013

挿絵(By みてみん)

014

挿絵(By みてみん)

015

挿絵(By みてみん)

016


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ