第26話「承・死語と極秘エラー」★
今現在歴2029年11月4日〈日〉
〈ザ・ユニティ〉の衝撃波が発動することは解りきっていたので、その空き時間のタイミングで。GM姫は、日本の図書館のラスボス、国立図書館へ行った。
そこで見たのは1925年とか書かれたもの凄い量の法律と国会の速記記事とかだった。驚いたのはそこに世界各国の法律も好きに選んで読める環境だったこと。惜しかったのは、80年前の記載なので、古すぎて日本人なのに日本語が読めなかったこと。そして何より、自分の作ったEWの世界観に法律が全くないことに驚きながら帰って来た。そこでまず、これらの失敗の経験を法律化するところから始め。
とりあえず手始めに、EWの法則と、プラス保証の法律を1づつ追記した。と……今回は情報を記載するだけでⅠターン終わってしまった。
EWⅡの追加された法則。
【知的生命体が居た惑星では全てラテン語が使われていたが、全て死語になっている。定義確認、死語とは。かつて話されていたが、現在では「日常会話として使う母語話者がいなくなった言語」のこと。そのラテン語は死語で変わらない。宇宙時間は、水素の周期で。1秒=14億2040万5751周期なのは変わらない】
理由。最古来歴、今現在歴、最未来歴などの言語変化に対応するため。現代の日本人が80年前の戦前の日本語を本を読んでも読めないため。また時間経過、宇宙での冒険をする時。2000年以上や10億年以上一切変わらない法則として必要な時間の基準、物理法則の基準、道標として必要だったから。
プラス保証。
+生産活動において、本来必要な複雑で難解な複数の工程〈洗浄・精製・合成など〉、は1つの〈装置〉または〈スキル〉によって最大5工程までとし、省略・単略化し統合することが物理的に許可されている。+
これは小麦を3個集めて1個のパンが出来る。など工程を省略することも出来るし、最大5個までは工程を描写することは出来るが、それ以上の工程は難解で複雑になることから、1つの生産装置につき最大5工程までが許される。これは思考のし過ぎ。長考を防ぐためであり。また5工程以上を考える必要性はこの世界には必要ない事を表している。
第0119番号室〈鍵保管室〉指紋認証付きのロック。
中身の鍵は基本、手動で操作する、オートロック式ではない。指紋認証付きのロックはギルドカードに登録された指紋認証を使い。
ギルドカードには顔写真と〈利き手〉の〈人差し指〉の指紋が登録されている。電子機器のカードタッチ形式でも良かったのだが。アナログセキュリティで防御している。空間が魔法で防御されているのに対して。ドアの鍵穴自体はアナログ式になっている、即ち物理形式である。
個別の部屋の鍵は普通の鍵で、1本1部屋対応、マスターキーは5本全部屋対応となっている。
ただし、鍵保管室だけは物理的に指紋認証をしてからでないとその扉は開かない。
鍵の紛失・破損はGMに言って貰えばその時点ですぐ〈元に戻す〉。
無くした、または盗られたらその鍵はGMが〈消す〉そして常に一本の状態になる。スペアキーはない。
もし〈人差し指〉を怪我した場合、コールセンターへ連絡して、GMや番犬などに開けてもらう必要があります。
第0125番号室〈セキュリティ部屋〉
ドアの世界と外界を繋ぐ、唯一の正規出入り口。部屋2つ、扉は3つ〈外・中・内〉。内部は二層構造になっており、第1エリアは学校のグラウンド並の広さを持つ〈環境変換フィールド〉渋滞する可能性があり、ここで寝泊まりも可能。運用のイメージ。1帰還、2浄化、3検問、4入室。
第1エリア〈環境置換フィールド〉
ここでは外側が真空・水圧・毒ガス・放射能・泥・ウイルスなどのあらゆる「有害な物理・化学的状態」が強制的に無害な空気へと置換・浄化される。汚染想子の除去。 外界から持ち込まれた「思想の毒〈売上への執着、政治的偏向、アンチコメントのストレスなど〉」を強制的に分解・中和する。ここで「肩の荷」が物理的に降りる。
第2エリア〈番犬の検問所〉
警備員、知性を持った獣人種の番犬〈守護霊獣〉が複数匹常駐し、通過する者の「DNA」だけでなく「魂の波長」や「敵意」を嗅ぎ分ける。
この二つのフィルターを通過しない限り、居住区への扉は絶対に開かない鉄壁の防衛システム。番犬はドアの世界〈本館〉の内側も巡廻している。この番犬の検問所では咲の犬、守護霊獣のマイ〈小型犬〉がこのエリアのボス。ドックフードの品質を上げると番犬のやる気がアップする。
検問セキュリティにはギルドカードが必要、ギルドカードは〈顔写真〉と基本的に〈人差し指の指紋〉が必要。ない人はギルド本部で申請して作るしか無い。
第3エリア〈囚人エリア〉
使う可能性が今の所、無いので内部構造はあとで考える。
名前〈極秘エラー〉
新しい地図に黒塗りされた空白の地図が生成された。名前を〈極秘エラー〉と呼び、地図の中の秘密を喋ろうとしても「■■■■!」と内容が隠蔽される不思議現象、筆談しようとしても、文字が黒く塗りつぶされる。座標の海域に出てもその座標だけすっぽり抜けている。例えばX100からX101に移動しようとしたのに、いきなり測定機はX100からX1000と内容がスッポ抜ける現象。




