動く人形
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
【アメーバブログ】
https://blog.ameba.jp/ucs/top.do
【男山教会ホームページ】
https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/
【YouTube】(不思議のパルプンテ)
https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos
【ノート】
https://note.com/unique_panda3782
【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:動く人形
(パソコンを見ながら)
「あ、この人形可愛いかも♪」
ある日、私は通販で人形を買った。
フランス人形みたいな綺麗なお人形。
昔から人形好きで、部屋の中はぬいぐるみで一杯。
この歳になってもまだそんなの集めてるの?
なんて言われそうだが趣味だから仕方がない。
でも、その人形を買ってから、
奇妙なことが起き始めたのだ。
枕元にその人形を置いて寝ていた時、
目が覚めると足元にその人形が転がっていた。
寝相の悪さかな?なんて思い、別段気に留めない。
次にちゃんとその人形の
スペースを決めてあげてそこに置き、
そのまま寝て起きたら、
次は私の目の前にその人形の顔があった。
「え?…」ちょっとびっくりして
やや跳ね起きたが、もしかしたら
寝る前にちょこっと人形を見たくなり手に取って、
ここに置いたのかもしれない。
朝にあった事を夜に忘れてるぐらいの私だからと、
また別段気に留めないようにしていた。
でもある日から、
嫌な夢を見るようになり始めたのだ。
私がこの部屋を出て行くところからいつも始まり、
玄関を出た所にこの人形が置いてある。
そして私はその人形から逃げるように走るのだが、
その私の頭の上や背後、横の空中に人形が浮かんでおり、
どれだけ逃げても逃げきれない…?そんな夢。
これも夢で見ることだからと
あまり気に留めなかったのだが、
ある時から気にするようになり、
一度気にするようになったらもうダメ。
その人形がやはり嫌になり、怖くなり始め、
「処分した方が良いのかなぁ」
なんて考えるようになってしまった。
せっかくそれなりに
高いお金を出して買った人形なのに。
その後悔もあったから私は少し躊躇して
まだ人形を捨てず、
とりあえず友達に相談してみることにした。
(相談)
ユカリ「え、そんなことがあったの?」
「そうなのよ。どうしたらいいだろ…」
ユカリはオカルト関係にちょっと詳しい子で、
今はスピリチュアルヒーラーなんかもやったりしている。
そのユカリが少し声を荒らげて、
「すぐ捨てなきゃダメ!これ多分呪いの人形だよ」
とメチャクチャ怖過ぎる事を言ってきたのだ。
「え…えぇ?wそんなの…」
ユカリ「馬鹿にしちゃダメよ。世間が知らないだけで、こうゆうのに苦しんで本当に亡くなる人も居るんだから」
「そ、そうなの??」
急にこれまで感じてきた怖さが現実のものになり、
私はすぐユカリに賛同した。
「(せっかく高いお金出して買ったのになぁ…)」
この正直も確かにあったけど、まぁ仕方がない。
そして人形をゴミ捨て用のビニール袋に入れて、
ユカリと一緒に捨てに行った。
ちょうどゴミ捨て場に回収車が来てたから、
タイミングもまぁ良かった。
ユカリ「ああゆうのはね、すぐに捨てなきゃダメなの。でなきゃ取り返しのつかない事になることもあるから」
幾分か晴れた顔でそう言ってくれたユカリ。
「うんありがと…」
回収車が走り去ってから、私は急に息苦しくなった。
(※)これまでにアップしてきた作品の内から私的コレクションを再アップ!
お時間があるとき、気が向いたときにご覧ください^^
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=RR2l4PeNC48
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬