6話 歴史調査
遺跡探索の次の日の朝。
マークルのところで収集品の調査を開始した。
「本は古くて読めないのもある。まずは読めるのと読めないのに仕分けっと」
読めない本を外してから本を読み始めた。
本は昔の文字だけど、この島で使われていた文字はマークルから教わっている。
「レシピ本。美味しそうね」
一冊目はレシピ本だった。料理は人並みにはできるしレシピ見れば大体は分かる。
「これは美味しそうだけど、今じゃ作れない」
今はここで育てられなくなった植物を使っている。昔はあったとは教わっていたけど、こんな活用法があるのは知らなかった。
「次は」
読める本を次々に読んでいったけど、小説とかレシピ本とか。でも、こういうのが意外と歴史を知る事のできる何かが隠れているのよね。
「ノート一冊埋まったわ」
色んなものから歴史をまとめる。これで歴史本を作るのが私の夢なの。
まだノート一冊だけど。
「水の調査はどうするの?この島は魔法具が少ないから調査できるようなものなんて」
「瓶から出してみ」
瓶から水を出すと水が光った。
「毎日こんな水を使ってお風呂に入っていたの?」
「それだけじゃない。大量の水を熱すると蒸気でオーロラのようになる」
だから外だったんだ。温度差で蒸気を発生しやすくするために。
でも、今はその水どこにいったのかって事も気になってくる。
「このお皿、何でできてんの?」
持ってくる時から思っていたけど重いのよ。普通のお皿よりも重い。
「落としてみ」
割れなるんじゃとは思っても、どうなるか気になるから立って机の上に落とした。というか叩きつけた。
「割れてない」
絶対割れるって思ってやったのに。
割れても魔法で直せるから。
「ここで採れていた金属を使って作っている丈夫な皿だから」
丈夫って聞くとこれが気になってくるよね。
どうやったら割る事ができるのかって。叩き落とすのはだめだから何か武器を持ってきて割れば割れる?




