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12話 島の宝の維持


 島の未来。それはあそこに書かれていた内容よね。


この島は知識の保有庫。でも、それが失われそうだからって会えなくなるのかな。


「アチェはこの島で今まで培われた全ての知識を保有できるように創り上げた生命体。昔のアチェがこの島の未来をなんらかの方法で知ってそれを残すために創り上げた」

「……じゃあ、私の中にある知識をその機械に移せばこの島は昔のようになるの?」

「違う。そんな事をしても変わらない。これは、研究の末作り上げたアチェのための機械。歴史だって調べないとなにも知らなかったでしょ。昔のアチェは魅力的だったけど、歴史とか嫌いって覚えなかったけど自分から覚えようとしたりそれを記憶しようとしたりするように造ってあるだけ」


歴史もそうだけど私はものを覚えるという事が好きだった。人と違うのは本当にそれだけなのかな。知識を保有するためって言っていたけど。


「知識は二ギアとマークルが教える。それをアチェがまとめて分かりやすくする。その分かりやすくしたのをこの機械で本にしてみんなに届ける。届けるのに部品を飛ばして帰ってくるようにしたからこんなに巨大になった」


この巨大な機械って半分以上運搬用だったんだ。でも、それなら私のやりたい事を叶える事ができる。


「それと、恋人とか気にしなくて良いから。名前が同じだから今と昔で分けているけど、今のアチェは昔のアチェの子供のようなもの。好きに生きて良いよ。昔のアチェの事を気にしなくて良いよ」

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