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牛詩 川柳  作者: 羽田恭
9/14

エープリルフール

四月一日わたぬき

腹を裂きたる

子牛腸わた

膿腫ありて

我ら及ばず


虚ろにも

我らを見やる

子牛の目

責め慰めも

無く鈍光る


愚かにも

たとえさうでも

牛を愛で

お前らいけ

その日来るまで


愚か押し

悟り開きし

弟子がおり

周利槃特しゅりはんどく

仏弟子おり


ただただと

掃除続けり

大悟果たし

「垢塵払わん」

そう呟き


我らまた

牛を愛でし

ただただと

悟り開かん

いつのいつの日


愚かになりて

今日はいく


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