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牛詩 川柳  作者: 羽田恭
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冬毛牛

冬毛牛

目を細めて

雪を舐め


大寒に        同じ顔

いつもの顔で     乳母と子牛

氷髭         氷髭


零下にて

息白吹きし

牛と人


雪を見て

これは何かと

子牛跳ね


産まれ出で     命吸い 乳を吸い  貰い受け

子牛歩きて     母牛の熱      命と縁よ

命吸い 乳を吸い  貰い受け      産まれ出で


牛を追い

霜月霜付く

息氷り


六花散る

小冬日和の

弥生雲


和牛

息を上げて

白くなり


冬毛牛

空を見上げ

氷髭


冬毛牛

花々見つけ

首傾げ


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