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牛詩 川柳  作者: 羽田恭
12/14

水滴

点滴の        雫落ち

雫数えて       病気の牛へ

時が過ぎ       注がれる


刻みたる       落ちていけ

命繋ぎし       生理食塩水

水時計        身体へと


年末に        雫落ち

一滴一滴       生食パック

水が落ち       熱を帯び

命刻めよ       祈りと共に

病気牛        水滴行きて


伏せたりし

顔を上げたり

顔を上げ

立ち上がろうと

声を出し

峠を越えて

初日の出



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