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異世界転生に対してあれやこれやと、真面目にツッコミましょう。

作者: 三神 凜緒

A 今宵もまた、指先が動くその瞬間…

I 作者の脳内妄想がダダ漏れしていく瞬間…

A また一つの駄文が生まれる!!

I しかし、人生の七割が無駄で出来てると言われてるのだから!

A 駄文で結構! 開き直っていくぞ!

I ……って、何ですかこの掴みの部分は!

A ただの予防線だ。予防線。ウケなかった時の言い訳~

I 最初に予防線を張る漫才なんて見た事ありませんよ! この段階で絶対に期待度なんて最低まで下がってますって! ―――って、失礼しました~



A ―――という訳で、皆さんどもども~、一般人Aです

I どもども、私は一般人Iでございます

A 自分たちから「一般人」と呼ぶのは何とも変な感じですが、その方が読んでる方々には分かりやすいかと…

I なろうの小説界では様々な英雄様がいらっしゃいますが、ここでは英雄譚とは一切関わりはございません、ただ駄文を垂れ流して世の中の愚痴を零すだけでございます。

A どうでもイイが、Iは何故にその丁寧口調なんだ?

I 所謂キャラ付けでございます。本当はAさんもこの口調だったのですが鬱陶しくなったのと、文字数が多くなって不都合が…

A それ以上は述べるな!



A そもそも、英雄って何なんだ?

I 一般人では出来ないような事をする方たちでしょうか?

A それってつまり…じょせ―――

I 女性に乱暴、痴漢、のぞきなど猥褻行為をしたりする事? とベタなボケは止めてくださいよ?

A わはははは…まさか、そんな犯罪者みたいな真似をするのか何て安易な…汗

I 事もさして珍しくはないのですがね…異世界転生モノでは特に…

A まあ…調子に乗って自分は強いんだから何でも許されるとか小物臭する奴がよくやるね~それ

I 強くなれば何でもしてOKという考え方は、ある意味自然の摂理なのかも知れませんね。ただそれを人間社会では、通じないという悲しい定めが…!

A つまりは強いだけで女の子にモテたかったら!!

I 原始時代レベルの世界に転生するしかありませんな。

A なるほど!? その手があったか……って、猿モドキ(類人猿)にモテても仕方ないだろ!!

I そこはもう、神様に頼んで美女が沢山いる原始人を作ってもらいましょう。

A おう~、何と至れり尽くせりな神様だろうか…そんな神様欲しいな…



I それはそれとして、Aさんは異世界転生したら何をしたい?

A 俺か~そうだな…やっぱり現代知識を使って出世したり、モテモテになったり、強くなったり、冒険したり…とテレビゲームでしか出来ないような事をしたいかな?

I 定番ですね~私はあれですかね…肉体改造~

A 肉体改造? それはまた定番なのか、そうでないのか…微妙なラインだな…具体的にはどんなのがイイの?

I 阿修羅様みたいに腕や頭を増やしたいですね。

A ゲテモノかい!! モンスター転生でもしたいのか?

I いえ、阿修羅様ならきっと、一度に三つ同時にテレビゲームが出来るなと思いまして……

A お前はゲーマーだったのか!? そこまでゲーム好きだったっけ?

I いえ、そこまでではないのですがね~実はずっとマルチゲームでフレンドが作れず常にソロプレイで寂しかったので、気分だけでもマルチを味わいたかったんですよ。

A …お前は異世界まで行ってやりたいのはゲームだけかい! それで一人で攻撃、回復、補助、全部賄うつもりか!?

I 今度、阿修羅様がマルチゲームで無双する話でも考えてみましょうか?

A そのフレンドを作れずソロプレイばかりしてる人に向けた、露骨な宣伝やめい!

I 宣伝じゃない! 宣伝を兼ねたアンケートだ!

A 余計悪いわ! やるならもうちょい分かりにくくしろ!

I 分かりました。次はもっとうまくやってごらんにみせます。

A おう!

(両方どう考えてもボケですね…)



I 話は戻りますが、正直異世界にわざわざ行きたいという強い願いはございませんね。私には…

A そもそも何故、人は異世界を夢抱くのかな?

I やはり、現世に夢を抱けなくなったからでは? 窮した世界に見切りをつけて、別の世界にしか夢の翼を広げられないというのが理由では?

A 核問題、資本主義の限界、ブラック企業、派遣問題、恒久の平和の不可能さ…

I そして、物が溢れすぎるが故に、夢を抱けない。昔は何も無いからこそ、テレビ欲しい、洗濯機が欲しい、車が欲しいと夢を抱いていましたが…

A 今は大抵のモノを安価に手に入るようになり、そこに夢を抱けなくなったと…

I そして、私たちは仕方なく、笑いの頂点になる事に夢を抱くようになったと…

A 仕方なくなのか!? 仕方なく俺たち漫才してたのか!

I まあ、そう台本に書いてますからね。

A そうだったっけ?

I はい…ちなみにその台本を書いたのはAさんです。

A おお…演じてる間に忘れてしまってた。すまんすまん…

I まあ、本音も混じっていたのですが…(ボソッ)

A どっちなんだよ!!

I はっはっはっは~

A もういいよ~頭も混乱してきたし、今回はこれで締めましょ。

AI どうも、ありがとうございました!


AI 二人で喋ると何か人工頭脳みたいだ!?


普通の漫才ではなくAIのように冷静に分析して突っ込みが出来るように調整してみました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] AI漫才ですか。楽しい発想ですね。
2019/10/13 23:15 退会済み
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