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転生狼~神喰~  作者: 和三盆
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1章 自称神




 突然だけど俺は目の前の王座で鏡を見ている自称神、ナルシスト、短髪のイケメンに暇潰しで殺されたらしい。


「おい!、自称神!」

「ん~、ちょとまて」

「一時間前も同じこと聞いたぞ!」

「はあ、小僧は気が短いな」

「誰でも正座で、一時間以上待たされたら怒るわ!」

「あと少しだ、『黙ってそのまま待て』」


 自称神は、言葉に強制力があるのか黙らさせられる。俺は自称神を睨み、目で説明しろと訴えるたが無視。俺は今神秘的な空間で強制に正座され、首から上以外動かせない状況にいた、ここは自分を神と言う自称神と無駄に金ぴかの王座以外と新品同様の畳以外何もない、ただ神秘的な空間、しかも自称神は先ほどから鏡で髪型整えたりと見てない。一時間前に俺は突然この空間に連れてこられて、


「俺は、神だ!暇潰しのためにお前を殺した」

「は、・・・・どうゆうことだよ!」

「まあ、ちょとまて」

「いや、説明しろや!」

「『ちょと正座して待て』」


 と言われて畳に正座してからずっと今の状況だ。俺は成人式をちょと前に終えて就職もして充実した生活をしていた、休日ゲームをしていたら突然ゲーム画面から、悪魔に似ているモンスターが出てきて、


「しぃねぇ」ドス!!

「え、」

「ギャ!ギャ!ギャ!」


 俺は、悪魔のモンスターに心臓を刺された。そのあと俺は幽霊みたいな存在となり、ふわふわ地獄か天国かわからないところに浮いていたいた、そしたら突然この空間に連れてこられた、それからずっと自称神はこのちょうしだ、鏡を見てキメ顔、話しかけても無視か待てだげ。連れてこられた瞬間は小説やマンガの展開とワクワクしたけど、そろそろ二時間、いい加減怒りが爆発しそうだ。


「おい!、そろそろ説明しろや自称神!」

「はあ、鬱陶しい」

「てめえが!連れてきたんだろー!」

「まあいいそろそろ説明してやる、俺は暇だっだから俺の世界とお前がいた世界を繋げた、そしてお前がいた世界の中から面白い奴らを連れてきた」

「俺はその中の一人という訳か」

「そしてお前らは俺の世界で殺され殺し怨み怒り死ぬそれを見て俺が楽しむに呼んだ―――――!」

「無視かよ、聞けや!ぶさんなよ!人の人生をなんだと思ってるんだ!」

「人の不幸ほど蜜の味と言うではないか」


 自称神は狂喜の笑顔で宣言した、堂々と俺の言葉を無視して、

顔面殴ってやろうか。


「さて、先ほどからうるさい小僧は過酷な所とばしてやる」パチン

「いや、ちょとまてや!突然過ぎるだろ!」


 自称神が指をならすと、俺の足元に謎の魔方陣が現れて光にあふれる、さらに俺のからだからは、メキメキと骨がきしむおとが、


「う、・・がああああ!」

「てめぇ!・・・・俺に・・何をした!」

「もちろん小僧の体を俺の世界で過ごせる生命に変えているのだ」


 よくみたら俺の体はどんどん幼くなっていくそして意識もだから俺は、自称神に宣言した。


「自称神・・・・覚えていろ・・・・絶対に・・お前に・・・・・・復讐してやる!!」


 俺はその言葉とともに、自称神を睨んで意識を落とした、最後に自称神がこちらをニヤケズラで、見下ろしていた。


「面白い、やって見ろ小僧」


 自称神は鼻で笑い王座に座る、そして俺はこの空間から消えた。













「さてさてあの小僧は自分の姿を見てどう思うやろな楽しみだ」

「ははは、貴様も趣味が悪い」

「小僧は俺のことを神とは思ってなかったしこな、それにこれぐらいがかなり面白い」

「他の者には転移だけだったんだろ」

「その通りだ転生は小僧だけだ、だからこそ楽しみだ」


 王座に座ったまま自称神は言った、その後ろか大剣を持った大男が現れた、大男は何も無い空間から酒瓶を出し自称神に酒瓶を投げ渡し不思議そうに聞いた。


「面白いやつだな、俺達のことを神と思わんとは」

「たがらこそ面白いんだ、ただの人が神に異を唱える

そんな奴は我が強いそれこそ不幸になった時の旨みは最高だかな!!」

「お前らしいな、それで何人落としたんだ?」

「さぁ、多分8人か9人だっただろ詳しい数は知らん」

「………はぁ、何があっても俺を巻き込むなよ」


大男は自称神が何をしようとしているのか知らない、知りたくもないみたいだ。面倒くさそうに巻き込むなよと言う。


「さぁな、もしかしたら巻き込まれるかもなはははははは」

「ふん、巻きこまれたらお前に責任を取ってもらうぞ」

「知らん、さて次は誰を呼ぼうか、さっきの小僧みたいのだったらこんどは人ではなく魔物にさせよう」

「お前まだ落とすのか」

「当然だ全員で14人だ!さてさてどんな奴が来るか」

「そうか、まあ俺はさっきの小僧の後が気になるわ、どんな嫌がらせをしたんや?」

「もちろん最悪の嫌がらせだ絶滅寸前の白狼族の赤ん坊からだ」

「だが白狼族は誇りが強く潜在能力も強いだろ?嫌がらせになるのか?」

「だからこそ!成長し!強くなった所で魔物の群れを襲わせ

家族を友を皆殺しにされるか、運命に抗い魔物に打ち勝つか

考えるだけでも楽しみだ!」



 自称神は、小僧にしたイタズラを思い出しどうやって小僧をもっと不幸にするか楽しみにしながら次に落とすの人を探していた。大男は苦笑いをしながら、


「趣味が悪いな、俺の邪魔をするからそいつらは殺してもいいだろ?」

「いいぞ、その代わり簡単に殺すなよ、残酷に殺して魂だけは回収しとけ」

「………魂はいいが向こうが弱すぎたら知らん」

「まあいい、次はこの女にしようかな、さあさっさと帰った

剣神邪魔だ」

「そうか」


 剣神と呼ばれた大男は自分の身の丈程の大剣で何も無いところを切り裂き空間に裂け目を作った、そしてふりむかずに


「魔神、主神は今回のことは知っているのか?」

「間抜けなじじいは気づかないだろうな」

「そうか」

「さっさと行った行った」


 大男は返事だけをして裂け目に消えていった、自称神は気にせず次の魔法陣を発動させて新しい子を呼んだ。


「え、ここはどこ?」

「俺は神だ!暇つぶしのためにお前を殺した!」





















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