プロローグ
初めて書いた小説です。
シカ狩り
深い森の中、十才ぐらいの白い髪の少年と、うっすら青白い髪の少女が草むらに息をひそめて隠れていた。
「いました」
「お、どこだ」
「あの木の間です」
少女が、指をさす先にはとてもうまそうなシカがいた
それを、確認した少年は、持っていた毒が付いた針を投げた。
毒針はシカの首に刺さりシカは、
「ピャッ」
と声を出して倒れた。
「よっしゃー!」
「兄様すごいです」
二人は草むらからででハイタッチ、二人はピクピク動くシカに周りを気にしながら近づいた。
「それにしても『バットスネーク』の毒はヤバイな」
「『ブラットタイガー』も痺れるほどですからね」
「今夜はシカ鍋だないやシカの焼き肉も捨てがたい」
「兄様はいつもご飯のことばかりです」
少女は呆れた顔をしていた、少年はシカをどう料理するか考えよだれが垂れている。
「はあ、兄様よだれが出てます」
「ん、ああすまんすまん、今日の夜めしのことを考えたら」
「兄様!それでは『白狼族』の威厳が無いですよ」
「いいじゃん、いいじゃん」
「よくありません!兄様は、次の族長を継ぐかもしれないんですよ!そんなことではいけません!」
白狼族が怒ったら目が輝く特徴がある。少女は目が光り、少年を怒るだが、少女は少年が手早くシカの血抜きをしている兄の手をしっかりみっめている。少年は、妹にわかりやすく血抜きの仕方、解体の仕方を話して妹の話をそらすように説明しする、「話をそらさない」と、怒られ、またそらそうとしたり、を繰り返しながら少女は見てい。それから、二時間怒られながら少年はシカの解体をおえた。
「さて、解体も出来たし帰るか」
「・・・・じー」
「・・・ごめん!」
少年は少女の怒りの目を見て、とてもきれいな土下座を決めた、たがそれでも少女の目は先ほどから土下座をする兄から視線がぴくりとも動かない、それどころかさらに怒り、金色の目が輝き、まるであるゲームのモンスターみたいに。そして少女は土下座する兄から目を離した。
「はあ、もういいです兄様、顔を上げて下さい」
「え、許してくれるの?」
少年の顔は額に泥がついて目も涙目だ。
「今日のご飯兄様のお肉を無し」
「え、・・・・・・うそ」
「それで許してあげますよ」
少年の顔は絶望の顔、少女は逆に惚れ惚れするほど笑顔、少年はその笑顔を見て本気なのか、と分かり涙を流した。
「さて、兄様帰りますよ」
「ねえ、うそだよね、うそだよね」
「さあどうでしょうね」
「うそだと言ってくれー!」
少女の笑顔で言われた言葉に、少年は絶望の声を上げた、声はとても空に響き渡った。
(それもこれもあのクソ神のせいだー!)
少年は自分がこんなことになった原因を思いだし
空をにらんだ。
とても神秘的な空間で王座に堂々と座り目の前には顔ぐらいの水晶が浮かんでいた。
「ははは、さてあの小僧はどうするかの」
水晶に映るのは兄妹が写っており、山の向こうには1万に届くぐらいの魔物の群れが行進していた。
ゆっくり書いているので更新が遅れることがあります、すいません