飲食する量が違うなあ
NHKで『世界入りにくい居酒屋』とかいう番組があって、たまたま新聞で目にしたのがベルリンの居酒屋の紹介の回でした。連載物でベルリンが舞台の回は終わっていたのですが、ベルリンでの名物料理についてよく解らなかったままの品があったので、観てみることにしました。
ベルリンの古くからの居酒屋さんで、何年も通い続けている常連さんがいて、悪戯好きのおじいさんがカウンターでちょろちょろと手を出すのを、店員さんも慣れているのか、忙しいと邪険にしたり、叱ったりしているちょっと可笑しい場面がありました。
ビールジョッキじゃなくてグラスで皆さん乾杯している様子。仙台市内で「オクトーバーフェス」に行った時も思いましたが、グラスのサイズが大きいです。ビールだからちびちび飲まないからでしょうか? 片手で持って重くないのか、心配なくらいです。
ビール以外でおつまみというか、お食事。ベルリン名物カリーヴルスト、カレー味のソーセージじゃなくて、茹でたソーセージにカレー味のソースを掛けて食べるんですね。
そしてアイスバイン、豚のすね肉を塩漬けにしたのを煮込むと聞いていました。すね肉って蹄の近くかと思ったら、臀部の肉じゃないですか! これをたっぷりのお湯と野菜とで時間を掛けて茹でる様子が映像で流れました。そしてお皿に盛り付け、一人分一・二キロとテロップが……。臀部の骨の部分が入っているにしても、スゴい量です。ほかにもミートボールの盛り合わせ。ミートボール三個が一皿に乗っかってましたが、ミートボール一個で日本のハンバーグ一個分ありそうな大きさでした。
アルコール度数三十四度の蒸留酒を飲んで、チェイサーにビールを飲むオペラ歌手さんがいて、体重よりも、喉の酒焼けが心配です。
ビールを飲む量も違えば、食べる量も桁違いに多いなぁと、そっちの方で驚きでした。「オクトーバーフェス」で一杯分の量が多くて、お代わりできなかったのをしみじみと思います。日本で真似っこするなら、ビールグラスは日本人サイズでいいんじゃないかなあ、色々と飲み比べる前にお腹が膨れ、食傷してしまいました。




