カレンダーは無料か?
皆様、来年のカレンダーや手帳をもう準備されたでしょうか?
カレンダーについての思い出話をします。
わたしが中学生の時、お小遣いをはたいて、好きな漫画のポスターカレンダーを買いました。部屋に飾っておりましたが、母がわたしの部屋に入ってきて、それを見て強い口調で言いました。小遣いの無駄遣いをするなというお小言ではなく、カレンダーはただでもらえる物なのにわざわざ買うなんておバカさんだと母は言ったのです。
確かにその当時、カレンダーは年末になると様々な所からもらえる物でした。近所の酒屋さんなどお付き合いのあるお店屋さん、あとは両親の職場で、出入りの業者が持ってきて職場でも余っているからと家に持ってきたなど、部屋数以上にカレンダーが集まった覚えがあります。
平成に入ったばかりの頃もカレンダーは買った覚えがありません。ポスターカレンダーがいい、カレンダーもインテリアとして扱いたいとの美意識皆無で、日付の確認、六曜や旧暦の確認、スケジュールのメモができればいい、としか考えていませんし、大勢の方は暦に関して同じような考え方をしていて、そうそうこだわりはないように思います。
街中のお店屋さんや企業はお得意様への粗品としてのカレンダーをあまり配らなくなっている、配る量を減らしたり、デザインを小ぶりなものに変更したりしている、が、最近の印象です。リビングに飾る、家族全員のスケジュールを書きこめるような大型のカレンダーはもらえなくて買ってきたことがありました。
日付はパソコンやスマートフォンに表示されるとはいえ、暦は大事なものです。無いと困るものです。特に家族のスケジュールが一目で確認できるように書き込みの欄のあるカレンダーは、我が家には必要です。
良人に職場にもらい物のカレンダーないのと尋ねて、う~ん、ないかなあと答えられて、大型のカレンダーは買うとなると高いんだよねぇと考え込むケチ臭い主婦なのでした。
後日、大型のカレンダーは無事手に入りました。