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燃費を悪くするには

 自動車の燃費はいい方がいい。電化製品も当然省エネルギー化の為に燃費というか、エネルギー効率がいい方がいい。

 でも、人体は飢饉でない限り、燃費が悪い方がいいらしい。脂肪を蓄えるよりも、筋肉や骨を保つように栄養バランスや運動を大切にする。基礎代謝を落とさず、むしろ高める努力をする。つまり燃費を悪くする。

 年齢を重ねると基礎代謝が落ちてくるとか、燃費が良くなりやすいので、食事に注意しようと言われるようになってくる。

 一応、わたしはまだ立って靴下を履ける。目をつぶって片足で、五秒以上十秒未満くらいだが、左右の足とも立っていられる。主婦だからといって、運動不足にならないようにと気を付けているつもり。

 大きく目を見開いて、額に皺が寄らないようにと顔の体操もする。ここらへんは自分でも悲しい。(そこのアナタ、鏡を見ようとしましたね!)

 健康法や美容法って様々出ているし、廃れたものもある。鈴木その子のダイエット法は毎食ご飯は二膳食べることと、食材からの油抜きを徹底して説明していたような覚えがある。糖質抜きとかとは隔世の感がある。

 熱めのお風呂に入って強めのマッサージをして脂肪を揉み出す美容法もあったけど、お風呂程度の水温では皮脂が抜けるだけで、豚骨ラーメンの出汁をとる寸胴鍋じゃあるまいし、体内の脂肪が出てくるはずがない。でも女性誌でその記事を読んだ頃は信じ切って、真剣にお風呂で足をマッサージしていたなぁ。

 健康になれる、キレイになれると聞けば、根拠をきちんと探らずに信じて実行しちゃうところが人間、きちんと教育を受けていながら治らない、アホな部分なのだろう。

 栄養学やら生物学やら日々進歩があるから、健康法や美容法も変わるものだけど、基本的な理屈は変わっていない。

 燃費を悪くするには、バランスよく食べ、甘い物や脂っこい物を避け、適度に体を動かすのを毎日心掛ける。

 それが解っていながら、人は楽に流れる。なじょしたら節制できるのかなあ。

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