ロシア時間ってあるのかしら
ロシアのプーチン大統領が来日して、帰っていきました。政治や経済のお話はともかく、遅刻してきたにはややびっくりしていました。ニュースやワイドショーでプーチン大統領は遅刻魔と紹介されていました。まあ安倍首相はまだいいですけど、空港で待っていた外務大臣は辛かったでしょうね。
西洋料理のオードブルはロシアから、なんてどこかの雑学で読んだ覚えがあります。寒さと悪路、そして場所が遠いからなかなか時間どおりに集合できなくて、宴の正餐が始められない為、腹の虫おさえに正餐のメニューでは無いあり合わせのものをテーブルに並べて置いたのが始まりだとか。
ロシアではそうなのかも知れませんが、フランスなどのヨーロッパ諸国でも似たような事情だったのでしょうかね? 詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。
プーチン大統領の遅刻癖はプーチン大統領一人の性格なのか、それてもロシア人のおおらかな気質なのか、よっくと解りません。しかし、まあ、秘書やSPがいるのですから、お泊りの旅館を出るのも遅れたとなると、待たせて相手を苛々させる心理作戦とは思えず、時間を守る習慣がない、身に付けてこないできてしまったように見えます。
久々にプーチン大統領の全身の映像を観たような気がします。そりゃ第一期に大統領になった時よりは老けましたが、相変わらずの姿です。元から額が広いので、顔はあんまり老けたように見えないのでしょう。体格は安倍総理より心持ち背が低いけれど、筋肉質。
政治家をこう評するのは不謹慎かもしれませんが、プーチン大統領は冷徹、そしてセクシーな魅力があります。元々KGBの職員だったプーチン大統領、このまま『007』などのスパイ映画に出ても遜色ないくらいの容姿で、迫力があります。
次期アメリカ合衆国の大統領は、親の地盤があったとはいえ、あれだけ商売で儲けているのでおバカさんではないと理解できます。しかし、知性的に見えないのが残念な点です。貫禄はありますが、これ見よがしのトロフィーワイフがいる所為もあってセクシーな魅力を感じられません。親しみやすさや愛嬌も感じません。わたしが日本人の女だからかも知れません。これは自国民の支持層が感じればいい魅力ですから。
アメリカの大統領選の際の討論会はほぼ起立、原稿を置く台の後ろにいたので身のこなしがよく見えませんでした。しかし、今回、プーチンさん、ちゃんと座ると背広のボタンを外し、起立するとボタンを掛けるをしていました。こういう仕草もまた、外国人の映像を観る時の楽しみです。
プーチン大統領の来日の遅刻時間が二時間半近くと聞いて、昔そんな歌謡曲があったっけとふと思い出しました。岸外相や一緒に空港で待っていた面々はそんな気分だったのではないでしょうか。
ジョニー、じゃなくてウラジミール、二時間半も待たせるなよ!