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背広の着こなし

 今回のアメリカ合衆国の大統領選挙、イマイチ詰まらないと思っていましたが、今朝ニュースを観ていて、自分なりの理由が解りました。背広の着こなしを見比べる楽しみがなかったからです。

 ヒラリー・クリントンは女性ですから、男性用の背広とはデザインがまるきり違いますし、年齢や役職からいってデザインや色合いにセクシーさ華やかさを出す必要はありません。ほとんどパンツスーツ姿だったように記憶します。パンツスーツが悪いわけではないのですが、スカート穿いてもいいじゃないかと感じたものです。

 そんで共和党から出てきたトランプ大統領ですが、演台に邪魔されていただけじゃなかったのです。この方、背広の上着のボタンを留めてないとアナウンサーが指摘していました。

 成程、だから詰まらなかったんだ! と納得しました。

 プーチンさんの話でもちょいと出しましたが、洋服、男性の背広は、着席している時、立っていても歓声に応える為に手を振る時など、上着のボタンは外す。普通に立っている時はボタンを留める、が洋服の本場での着こなしなんだと聞きました。そうしないと上着が着崩れるからです。ここら辺の手の仕草に洗練やセクシーさを見たいと願う女をアホとみるなかれ。

 トランプ大統領が上着のボタンを留めていないと太鼓腹が目立ちます。(ボタンを留めることで出腹カバー効果があるのです)オーダーメイドスーツを何着でも作れるでしょうし、イメージ戦略ためのスタイリストだっているのでしょうし、何故ボタンをしないのでしょう。

 大金持ちのくせに上品に構える上流の人間ではなく、自分は忙しいビジネスマン、労働者と見せたいのでしょうか。

 ボタンを留めないことで目立つ勝負ネクタイの赤。

 今更心理学とかシンボル学を出さなくても、男性のネクタイは男性器の象徴を思わせます。

 アメリカ合衆国の国旗にも、スーパーマンのコスチュームにも赤は使われています。アメリカ合衆国を象徴する色の一色でもあります。

 スーパーマンが赤と青のど派手なコスチュームなのは、エイリアンの自分を受け入れてくれたアメリカ合衆国を称える為でもありますが、大統領は移民に関しては厳しい意見の人です。

 トランプ大統領は強いアメリカ合衆国を体現しようとしているのでしょう。それも男性的な姿を強調して。

 せめてサミットや海外に行ってそこの王族と会見する場合には、マナーを守った着こなしをして欲しい、とよその国の大統領ながら考えました。

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