まえがき 大学生は遠回りの連続である
まえがき
筆者は今まで小説、つまりは活字の本に疎かった、
見たことのある作品といえば火花やら、死神の精度。もしくは遠い昔に読んだライトノベルくらいだ。
だからといって適当な事を適当に書く訳ではなく、今まで短いながらも必死に生きてきた中で感じた大切なこと、大切ではないことをどこかに吐き出したいくらいには溜めたので、小説という形で登場人物に落とし込んでみよう。という魂胆である。
そのおそらく荒い、拙い、書きたかったことを掘り下げるだけ掘り下げ、それですこしまた大人になった時に自己満ではあるが「こんなことも思っていたな、恥ずかしい」と思えればというのが目標だ。
とはいえ連載小説という形態なので少しばかりは某漫画家が言っていたように、登場人物に自由に生きてもらうとも思っている。我ながら欲張りである。
さて肝心の物語ではあるが、少なくとも異世界モノでは無いのでそれを期待している方はブラウザバックをしてもらいたい。大体、多すぎではないか。
舞台は2020年の東京。オリンピックイヤーに大学に入学するある男の4年間の話である。これから不定期で更新していくので是非、完結することを願ってもらいたい。