第4話 人にであう。
短いです。すみません
おはようございます!今日は何しましょうかね!
・・・ん?皆さんどうしたんですか?私が食べられた?そんなわけないじゃないですか(笑)この通りピンピンしてるでしょ?・・・さて、誰もいないのに私は誰に話しているのでしょうか。ははは。
とりあえず、私は食べられました。これは、本当です。あの草むらに帰りたいので私、毒纏をつかいました。すると、魚は私を勢いよく吐き出しました。すぐに、吐き出したのですが、魚は死んでしまいました。ピコンっという音がなりました。以上です。ははは毒蜥蜴じゃん。進化した意味、はぁ、とりあえず、草むらまで戻るか。
戻ってきました。
なかなか疲れる1日です。
ステータスの確認でもしますか。
ステータス
[ ]マスタリートカゲ Lv3
体力 70→ 100
魔力 10→15
攻撃 30→35
防御 25→30
魔攻 35→40
魔防 25→30
速さ 80→100
器用 50→60
運 ∞
▽スキル
超回復 念動力(結界、浮力)
暗視 毒使い(毒纏、毒牙)毒耐性
麻痺耐性 痛覚耐性 疾風 風使い(カマイタチ、風壁)
探知 危険察知 鑑定 悪食
ふむ、使ってないスキルとかあるから色々使ってみるかな。
まず、風使いは、んー。あの木を目標にしよう。
毒使いとかってなんとなくのイメージだから、カマイタチもそんな感じだよね。
風の刃をイメージ。
風の刃が疾風スキルの影響を受ける。
木が倒れる。
私の方に・・・
ガキン!!!
常時発動の結界に助けられる。
よかったぁ。
ガサガサ!!!
っ?!なに?
草むらのところから覗く。
・・・ぇ。
人だ。
初めて見た。こちらにきて初めてだ。子供。見た目は、黒い髪に濃い青の目。夜空のような存在。この近くに街でもあるんだろうか?私の足じゃ行くのは無理だろうし、送ってあげることもできない。子供が何か見つけた。ってそれ私の卵!真剣そうに見てキョロキョロと見渡し始めた。
??なにを探しているんだろうか。まさか私じゃないよね。
目をつぶった。なにしてるんだろう?
子供なんて気にせず草むらの奥にいれば良かったのに少し、草むらの外まで無意識に歩んでいた。
少年は、目を開けて残念そうな顔をした。考え事をしていたのだろうか。つい、こえをかけてしまった。
「キュイ?」(大丈夫?)
その声に気づいた少年はこちらをむく。私を見て警戒の態勢をとる。
私の言葉がわかるわけない。私は魔物だ。この子供にとって敵。
そのことがわかり少し寂しい。
私には家族はいないのだから。
この世界にも。
私は、草むらにもどる。
少年がどうなっていようと関係ない。
私はひとりぼっちなのだから。
なんだろうか、あのドラゴンさんに会いたい。すごくすごく、寂しいです。
私は丸くなって眠りにつく。
目から涙が少し流れ落ちた。
次回は少年視点です。




