第2話 甘味を求めて・・・。
短めです。
おはようございます!今日も頑張っていきましょう!さてさて、今日の獲物はなんだろな ♪
なんて、調子には乗りません。警戒しながら草むらをでます。あ、蛇は朝食として全部食べちゃった。苦いもの食べたから甘いもの探したいかな。それと、いろいろ確認したいんですよね。私は今トカゲです。トカゲってよく壁にありついてワサワサ動いてますよね?あれってできるのかなー?って思ったんですよ!住宅街とかの壁とかないんで木で練習です。高い木を登れば木の実とかありそうじゃないですか。頑張ります!
そういうことで、木の前まで来ました!とりあえず一歩手を木に引っ掛けます。お!いいんじゃないですか?爪がいい感じで引っかかります。二歩。三歩。四歩!
おぉ!これで足を全部木に引っ掛けることができました!これで甘味にありつけます!スピードを上げて登ります!
最初の枝分かれをしたところまで来て休憩です。ちょっと見渡してみましょう。なかなか高いとこまで来たのですね。私の卵があるところは洞窟の入り口だったみたいです。あの卵って食べれるんでしょうか?木の実を確保したら卵食べてみましょうか。登り始めは木の実が見えなかったんですが、今は赤い実が見えるんです。
あともう少し!頑張ります!
はぁはぁ、な、なんとか着きました。はぁ。遠かったです。ですが!ようやく甘味です。これで喉を潤わせましょう!
いっただっきまーす!!!
かぷ。・・・。
う、う、うわぁぁー。ピリピリひゅるー痛いー。したがぁぁぁ
ピコン!
こんらとひになりれすかぁ(こんな時になんですかぁ)
ステータス
▽スキル
超回復 念動力(結界、浮力)
暗視 毒使い(毒纏、毒牙)毒耐性
麻痺耐性 痛覚耐性
なんですとぉー!耐性が増えていらっしゃる!だがしかし、この木の実が麻痺する危険な実だったとは!気をつけなければ。とりあえず降りよう。草むらに帰ります。
ノソノソと降り始める私を狙う目がありましたが、私は気づいてないです。
そして・・・。
「クゥアー!」
「つ?!」
大きな鳥が私に向かって猛スピードで突っ込みます!
私は鳴き声に驚いて木から手を離してしまい慌てています。
その落ちた先で待ち構える大きな鳥。
鋭い爪で掴もうとした瞬間!
私はその爪の中に落ちずに空中で止まりました。
念動力を作動させ自分を浮かばせたんです!
ですが、空中には武器がありません。それに空に浮かぶのは可能ですが自由には動けません。とりあえず、木に足をかけるところまで急いで戻ります。
大きな鳥は逃すまいと猛スピードで再度向かってきます。
私は下に降りずに上に登ります。あの実のあるところまで!
鳥は私が葉の生い繁るところまで行き私を見失ったのか、木の上をぐるぐる回ってます。
私は焦りながら考えて、思いつきました。あの鳥を倒す方法!
ふふふ。この方法なら!空中では武器がないと言いましたが木の上にはありました!
この木の実です!この木の実こそ最大の武器それに私はあの蛇のおかげでいいものを持ってるではないですか!それを組み合わせて・・・よし!いきますよ!
私は空中でぐるぐる回っている鳥の前に現れた!
鳥は私を見つけ、猛スピード突っ込んでくる!
私は枝の上で木の葉や小さな枝を猛スピードで飛ばして斬りつける!
その攻撃を受けて少し離れた場所に移動した大きな鳥は口を開けて大声で鳴き威嚇をする態勢に移ります。
私は、その大きく口を開けた瞬間あの木の実を突っ込みます!
その木の実を吐き出そうとしてますがもう遅いです。
体をしびらせた大きな鳥は地面に叩きつけられました。
今度は警戒しながら降りる途中、頭の中にピコン!と響きました!
これで危機は逃れました。鳥を回収しステータスの確認。
ステータス
[ ]トカゲ(ユニーク種)Lv9
体力 60
魔力 9
攻撃 25
防御 15
魔攻 30
魔防 20
速さ 60
器用 45
運 ∞
▽スキル
超回復 念動力(結界、浮力)
暗視 毒使い(毒纏、毒牙)毒耐性
麻痺耐性 痛覚耐性 疾風 風使い
探知 危険察知
おぉ〜増えてる増える。
やっぱり、倒した魔物の持つスキルが手に入るみたいだ。風使いって何ができるんだろうか。
まあ、そういうのはまた明日にしよう今日は疲れた。
おやすみなさーい。
スキルがたまってきました。進化直前までレベルが上がりました。翼は生えてくるんでしょうか?