俺と休日
今回主人公は変なテンションです。
PM21:00
夕飯を食べ、風呂に入り終えた俺は今日も準備をする。
そう、今日は土曜日。そして明日は日曜日。もちろん仕事は休み。故に始まるのだ。
この俺の・・・サタデーナイトカーニバルが!!!
「単に夜更かしするだけじゃん。」
「だまりんしゃい!雰囲気だ雰囲気!カッコよく言ったほうが盛り上がるだろうが!!」
真樹の突っ込みによって現実に引き戻されてしまったが、俺はめげない。
そう、今日は土曜日。この日を使って朝まで撮りためていたアニメの消化をするのだ。これが働く男の特権というものなのだよ。
「さて、早速見るか。」
「は~い。」
と、真樹が俺の隣に来る。
こいつは変に律儀な所がある。自分が録画したのはバシバシ見るが、俺が録画したのは俺が見るまで勝手に見ないのだ。俺が録画したアニメの中には真樹の好みも含まれているが、それにも拘わらずに見ないのだ。 一度そのことを言ってみたら、
「う~ん、なんか勝手に見たら怒られそうだし、それに一緒に見たほうがもっと面白いからね。」
と答えた。別に見てもいいのだがな。律儀なこった。
まあいい、早速始めるとしよう。
俺の・・・俺たちの・・・サタデーナ「それいいから早く見よーよ。」最後まで言わせろ!!
AM5:00
ある程度の消化が終わった。よし・・・
「死ぬか。」
「うんお休み~。」
と俺達は床に就く。
AM10:00
目覚まし時計と携帯のアラームで目を覚ます。そして俺は・・・右手にク〇ックルワ〇パー、左手に掃除機を手にし、部屋の掃除を始める。マンションに住んでるからには部屋を常に綺麗にしておかねばな。埃をはたきで取り、掃除機で吸い取り、ク〇ックルワ〇パーをかける。もちろんトイレ掃除や洗濯、布団干しも欠かさず行う。
「う~・・・眠い~・・・。」
真樹が眠い目をこすりながら現れた。掃除機の音で目を覚ましたようだが、俺は気にせず掃除を続けた。
PM12:00
掃除を終えた俺は昼飯を作り、それを食い終えた後にTVの前に座る。
そして始まる・・・俺の・・・サンデー「もうそれ系のネタやめよーよ・・・。」だから最後まで言わせろっての!!
PM16:00
「行ってきまーす。」
「行ってらっしゃーい。」
と、俺はいつもの公園に向かい、日曜の日課であるジョギングを始めた。
PM17:00
自宅に戻って干してた布団を取り込み、その後着替えて近くのスーパーへ買い物に行く。
PM21:00
夕飯を食べ、風呂に入り終えた俺は再びTVの前に座る。
「さてと、日曜の締めはやっぱりスー〇ーヒーロータ〇ムに限る。」
「・・・さっきの時間に見ればいいじゃん。」
「前にも言ったろ。楽しみは最後までとっておくものだよ。」
そして俺はスー〇ーヒーロータ〇ムを含めて、時間の許す限り真樹と一緒にアニメを見た。
PM12:00
歯を磨き終え、明日に備えて床に就く。
「お休み~おにーさん。」
「お休み。」
こうして俺の休日は終わり、また明日から仕事が始まる。
さあ、明日も頑張らないとな。
次回はムーンライト(主人公たちのマンション)の住人が登場します。