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二代目魔王の御乱心  作者: 古口晶
Chapter.2 Outing
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三十六話 気まずい旅

 夢を見た。舞台は前と同じ、あの、東京の片隅に建つアパートの一室だった。

 カンカンカン、と遠くで踏み切りの音が聞こえる。夕暮れ時が近い、静かな時間だ。

 ただ、この時の夢は、前の落ち着きつつも寂しい雰囲気とは少し違っていた。


 俺は唾を飲み、窓を背に立ちすくむ。目前の二つの人影を前にして。

 それは──シオンとキリカだった。現代日本にいるはずのない二人が、何故か、俺の目の前で、畳の上に座っているのだ。


 それも──白い下着姿で。蕩けた表情で。


「どうなってんだよ!?」


 自分の夢に困惑を隠せない。何が何だかわからない。どういう状況なのだと。いや夢に合理性を求めるのがそもそもの間違いとわかってはいるが。

 そして悩んでいる暇がない。というのも、二人が俺の方にゆっくりと近付いて来るからだ。


「セイタさん……」


 シオンが俺の腰に縋り付く。かと思えば、俺をずだんと床に引き落とした。見かけによらない力だ。いや、俺が腰砕けになったのかもしれんが。


「おい、ちょっ……」


 静止する俺を無視して、シオンが俺に顔を寄せ──自身の唇を俺のそれに押し付ける。

 柔らかい唇と、その中から這い出てくる舌のざらついた感触。それが俺の口内外を容赦なく責め立てる。


「んっ……ふ、ぅふぁ、あっ……んんっ……」


 俺とキリカの息音が絡まる。混ざる。

 積極的だ。あまりに積極的過ぎる。俗に言うディープキスって奴だ。まさか俺なんかが死ぬ前に体験すると思ってなかった。

 しかも怖ろしいことに、俺がシオンに犯されるような攻撃的なキスだ。頭は完全に抱えられて、全身で俺を壁に押し付けるようにされて、逃れることなどとてもできはしない。ていうか、頭から足の先まで、慣れない感触と行為に痺れてくる。


 マズいですよ、なんか知らないけどとにかくマズい。特にあの、ちょっと言い辛い部分が、その、元気になっちゃって……


「んんんっ!?」


 と、今度はそのマズい部分に誰かの手が触れる。いや誰かっつってもここにはあとキリカしかいないんだけど! わかってるんですけどそれは!! なんかジィィィってファスナー開けられてるんですけど!! 


「セイタ、元気になってる……」


 おわああぁぁぁぁ!! キリカが俺の……を触ってるんですけど!! 握ってるんですけど!! ちょっと、やめろ!! マズいですってマズいですって!! なんか知らないけどマズいですってぇ!! やめてぇ!! 女の子に犯されちゃう犯され──


 ……あっ……

 なんか暖かくてざらついた感触が……

 舐、め……


 …………


 ……


 その後のことは、よく覚えていない。

 完全に頭が真っ白になっていた。

 真っ白になりながら、とにかく狂っていた。

 キリカの奉仕に口の中で果てた俺は、それから昂りのまま立ち上がって、シオンを引き剥がし、下着を破り捨てて、抱いた。

 突き破られ、嬌声と泣き声を上げるシオンの中で、二度果てた。

 その後は、キリカに襲いかかっていた。

 蕩けた顔でうつ伏せに震えるシオンに見られながら、キリカの初めてを後ろから犯し続けた。

 三度果てて、キリカを打ち捨てると、またシオンを引き寄せ、犯した。

 犯しながら、今度はこっちから貪るようにキスした。息苦しさに喘いでも、構わず。

 抱いて、犯して、貪り続けた。キリカもシオンも、壊れるくらいに。壊すくらいに。

 獣みたいに犯し続けることに、この上ない喜びを覚えながら──


 ◇


 ……俺は、何を見たんだ? 


 震える自分の息音に、早鐘のような鼓動に、混濁する心に、遅れて現実が押し寄せてくる。

 未明の、陽の光もまだ差し込まない、暗い部屋。眠る少女二人、起きている俺一人。


 両手で顔を拭う。目を擦る。周りを見る。紛れもない、ここは現実だ。静かな、誰も起き出さない時間の。

 では一体、数秒前まで俺を取り囲んでいた、あの享楽と獣欲の世界は……


 ……いや、わかっている。あれは『夢創』だ。

 俺が創り上げた、妄想と夢の世界だ。狂った欲望の世界だ。


 ──俺が創った? 俺があんなものを望んだと? 

 そんなはずは、そんなつもりは……では、俺が無意識に『夢創』を使ったのか? あんな夢を見たくて? わからない。でも魔法が勝手に発動するわけは……いや、あったか。初めて『蘇生』を勇者に使った時とか……いや、そんなことは今はどうでもいい。


 問題なのはあの夢だ。見たものだ。したことだ。考えたことだ。

 俺が最後に見下ろしていたものは、シオンの茶髪。

 それを、シオンの頭を押さえ付けて、その口に、唇に、俺は……


 ふおおぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉ!? 

 パ、パパパパンツは!? 濡れ、濡れて……

 濡れてない! 張ってるけど、濡れてない! よし! 


 いやよしじゃねえよ!! 


「『転移』だ『転移』ィ!!」


 慌てて、どこへともなく『転移』した。

 と、気付いたら十日前に使ったあの平原の『楔』に転移していた。無論、誰もいなければお天道様も昇っていない。夜明け前が一番暗い。暗いのはいい。誰もいないのはもっといい。最高だ。そして俺は最低だ。


「うおおおぉぉあああああぁぁぁあぁぁぁぁぁぁ! あぁぁぁああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!! がああああああぁぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


 叫びながら走った。超走った。とにかく走って転んでまた叫んだ。

 数分して、喉が枯れて、息が続かなくなった。その頃には大分落ち着いていた。

 代わりに、すっげえ死にたくなっていた。


 ◇


「起床だー……ほら……準備しろー二人とも……」

「な、どうしたの? あんた声ガラガラよ?」

「大丈夫だ……ほらシオンも……」

「は、はい」


 宿に『転移』で戻って、二人を起こした。できるだけ顔を見ないようにした。凄い怪しまれたが、俺はそれを気にする余裕もない。ただ黙って準備させる。

 荷物をまとめたら全部背負って宿を出、商会に向かう。大通りにはやっぱり人がいない。死にそうな顔を見られずに済んでよかった。結局何もプラスにはなってないけどな。


「あ、そうだウルル……」


 忘れかけていた相棒を引き取りに、荷物を二人に任せサブリナの外まで『転移』。こういうところは抜かりない。『楔』はサブリナのあちこちに打ち込んでおいたのだ。

 おっさんは朝から起きていた。既に今日出ることは説明済みなので、挨拶をして代金を払う。色々心配されたが誤魔化しておく。誤魔化してばっかだな俺。


「じゃあウルル、行こうか……」

『ああ』


 ウルルは何も言わずにいてくれた。その優しさが心に沁みる。ホモに逃げてしまいそうだ。逃げる原因がよくわからないのだが。


「南門の街道の先辺りで隠れといてくれ……適当に近く来たら呼ぶから……」

『わかった』


 ウルルがとてとてと走っていく。どうせ合流はすぐだ。それまで寝ててもらおう。朝飯も渡しといた。

 町の中に『転移』で戻り、シオン達と合流。その頃には商隊の馬車が集まりかけていた。知らない顔の傭兵達もいる。これが護衛の連中か。ついでにリースもいた。


「俺入れて五人しかいなくないか……?」

「お前達五人に俺がつくんだ。それよりお前、大丈夫か?」

「ああ……ちょっと騒ぎ過ぎちゃってね……」


 一人でな。何も知らないシオンとキリカが不審な目で俺を見ていた。やめてくれ、また死にたくなるだろ。


「ったく、肝心な時に役に立たないのはやめてくれよ? じゃあ、馬車乗れ。お前らは最後尾だ」

「寝ててもいいか……?」

「寝られるもんならな」


 呆れられつつ、馬車に乗る。すぐにがたんがたんと音を立てて、車輪が回り石畳を噛み始め、馬車が揺れ始めた。出発だな。


 ◇


 サブリナの南門を出て、街道へ。田園地帯を過ぎ終わった辺りで、東の地平線から陽が顔を出した。

 大体それと同じ頃にウルルと合流して一悶着起こりかけたので、馬を刺激しないためウルルにはやや離れてついてきてもらうことにした。

 本当に申し訳ない。ウルルに。「問題ない」とは言われたものの、そこまで素直だと逆に気まずい。後でフォローしなければならないな。


 まあ、そんなことがありつつも、それも過ぎたら単調な馬車の旅が始まった。

 陽が昇った青空の下、俺は平和な平原の風景を後ろに眺める。眺める。ただ眺める。何も変わり映えしない緑の平原。灰色の山。青い空。がたんがたんと揺れる馬車の音。


 数時間走った頃だろうか、ケツが痛くなった。ぼんやりしていたが、これは至極当然のことだ。馬車にまともなサスが入ってるわけでもなし、街道がなだらかなわけでもなし。加えて車内には何一つクッションなんかないのだから


 と思ったら、なんとシオンとキリカはクッションの上に座っていた。どうも一昨日前もって仕入れていたらしい。抜け目のないことだ。なお当然俺の分だけないということもなく、シオンが三個目も仕入れていた。

 だが。


「いや、シオンが二個使えよ。一個じゃまだキツいだろ。俺は平気だから」


 痩せ我慢して目を逸らしつつ、そう言った。いや、我慢とは違うか。

 これは、アレだな。自戒とか、自罰とか。そういう感じだ。ケツが痛いことで、何とか二人への気まずさを紛らわそうとしているんだ。


 ただそれに何の意味もないどころか、むしろ余計シオンに心配させて逆効果になっているのだが、それがわかりつつも俺は頑なにケツを痛め続けた。そうしなければならなかった。強いられているんだ、俺の罪悪感と自己嫌悪に。ケツが痛い。


 そんな俺を見て、キリカはじっとりした疑いの目を向けていた。まあ、そりゃそうなるだろうな。だが俺は無視するぞ。何も話さないぞ。絶対にな。

 もういっそ寝たふりしてやる。とても寝られんがな。そんな折にも退屈さがどろどろと湧き出す自己嫌悪で紛れ続けるのはいいことなのか、悪いことなのか。

 何にせよ、胸の奥のじくじくとした痛みが、申し訳なさが、どんどん深化していっているのは間違いないことだった。


 もう嫌だ。いっそ二人にぶっ叩かれたい。そのためには俺が夢で二人に何をしたか言わないと。いや言えるわけないだろうそんな気持ち悪いこと。馬鹿か。

 (もうそう)の中で二人を無茶苦茶に犯しました、ごめんなさい出来心でした、許してください。そんなサルみたいな中学生でも言わないようなこと、言えるか。馬鹿か。ああ嫌だ嫌だ嫌だ……どうして俺ってばあんな夢を……


 そんなことを考えるうちに、馬車が止まった。

 時刻は、およそ正午だ。小休止を取ってから出発するらしい。助かったのか、助かってないのか、今の俺にはそんなことすらよくわからない。


 ◇


「一応自己紹介しといた方がいいか。何かあった時の連携に問題起きないようにな」


 リースがパンを齧りながら、護衛達を集めてそう言った。


「まず、俺はリースだ。サンデル・マイス商会付きで警護隊長やってる。見ての通り剣を使うからな。賊なんかが来たら前に出る。そういうわけだからよろしく頼む」


 さばさばとしたリースの物言い。この中で一番年上だから、気が楽そうだ。経験も一番あるだろうから、余裕を感じる。こんな大人になりたいなあ、なんて思いつつ。


「スタイン。槍を使う。やっぱり前衛だな」


 長身細マッチョなイケメンが自己紹介。歳は三十に届かないくらいか。男には無愛想にしつつ女にはニコポしてそうな雰囲気だ。

 槍の腕前は俺には心得がないからわからん。ただ得物自体は中々威圧感漂う鋼鉄の長槍だった。


「ダリオ。剣士だ」

「サイクス。同じく。ついでに、俺はこいつと組ませてやらせてもらうぜ」


 コンビらしきダリオとサイクスが合わせて名乗る。二人とも三十代前半ほど。ダリオの方がやや背が低いが、それでも俺よりは高いか。それなりにやりそうな顔をしていると思った。


「ユーク。弓を使う。後衛に回らせてもらうよ」


 五人目のユークが名乗り、肩にかけた弓の位置をくいと直した。

 歳は俺とほぼ同じ、あるいはもう少し年上か。背も俺よりやや高い程度で、痩せ型。ついでに他が着てる革鎧とかも装備していないようだ。やはり俺には心得がないので、腕の良し悪しは有事にならないとわからない模様。


 と、最後に俺か。魔法で集めた水をたらふく飲んで喉のガラガラは治しといたつもりだが、はてさてどうなるか。


「セイタ。魔導師やってる。ただ前に出ても何とかやってける。ま、よろしく」


 声の調子はまあよし。挨拶もまあまあ。ただ、そんな俺の言葉にその場の何人かが顔を見合わせていた。何か間違ったか。


「魔導師だって? 討伐軍には行かねえのか?」


 ああ、そういうことね。なお尋ねたのはダリオだった。適当に答えておこう。


「戦争とか興味ないんでね。あと怖いし」

「はっ、大丈夫かぁ? もしかして討伐軍でも取らねえくらいにお粗末な腕だったりするんじゃねえのか?」


 ん、なんか侮られてるな。まあ、俺の歳とかぱっとしない風体はそんな風に見られるのも仕方ないか。

 かといって、じゃあどうするか。

 とりあえずここでそれとなく実力は見ておいてもらわないと、いざって時に面倒だからな。リースには必要ないだろうが。


「俺の腕が見たいか? どう証明すればいい?」

「ここは一つ手合わせって相場が決まってるだろ」

「おいよせ」


 リースが止める。どうなるかわかってるからだろうな。ただダリオは止まらなかった。平原の方に歩いていき、俺を手招きする。


「距離は離してやるよ。俺に一発食らわしてみろ、坊主」

「別に近くてもいいけど」


 呟きつつ、リースを振り返った。止められはしなかったが、口の形で「手加減しろ」と言われたような気がした。わかりましたよ。ちょっと朝からもやもやしてるからな。ストレス解消させてもらおう。


 俺は商隊列から離れ、ダリオと向き合う位置に立つ。ふとよそ見すると、シオンとキリカが俺を見ていた。気まずい。

 ついでにスタインが二人を横目で見て、口笛を吹くように口をすぼめていた。おい、手出すなよ。俺の女ってわけじゃないけど。


「何よそ見してんだ、行くぜ!」


 そうこうするうちに始まっていた。待てよ、まだ心の準備ができていないんだから。

 ダリオが剣を抜き、脇に流したまま走ってくる。洗練された感じはしない。田舎剣法か。

 ただどうやって攻めてくるのかがわからない。一太刀目はとにかく、次からどう来るのかが。


 だったら、一発目で終わらせちまうか。いや、その前にでも。


「おぉぉっ!! ……な!?」


 走りくるダリオの足下に『氷矢』を撃ち込む。わざと外すように、しかも遅めて、しかし何発も連続でだ。

 なまじ見えている分、警戒できてしまう。ダリオはそこで前進を止め、地面を蹴って横に跳ぶ。そちらにも手を差し向け、『氷矢』の連続射出で追った。


「こいつ、詠唱もねえのかよ!?」


 必死に避け続けるダリオ。対して俺は散漫に狙うだけ。馬鹿にしているみたいだな。周りからはそうは見えないだろうけど、俺はなんか申し訳ない。

 もう終わらせておこうか。お互い、こんなところで体力使ったって仕方ないし。


 俺は左手で放ち続ける『氷矢』の中に、右手で放つ『雹撃』を混ぜた。これは地面ではなく、ダリオ自身を狙ったものだ。

 当然、身体を狙い穴が開かない程度に威力を低めている。しかし『氷矢』と違って速度は据え置きだ。当然ダリオに避けられるはずもない。


「がっ!?」


 着弾の衝撃にダリオが揺れ、足が止まる。弾けた氷片がキラキラと光を受けて反射していた。

 精々腹にどすん、と一発パンチ食らった程度の衝撃だろう。次の瞬間には動き出せる。

 ただ、それで『雹撃』は終わりじゃないんだな。


「なっ、おい!? どうなって……!」


 ぎょっとするダリオの腹から、全身に氷が張り出していく。『雹撃』の散弾から添加しておいた『凍結』が発動したのだ。俺がいつもやる手法である。ダリオの身体の自由は否応なく、広がり続ける氷に奪われていく。


「もういいか?」


 俺はダリオ、そしてリースに尋ねる。後者は困りつつ、前者は怯えて頷いた。

 終わりと聞いたので『凍結』を解除する。即座に、ダリオの身体を覆いつつあった氷が溶けて地面にびしゃりと落ちる。全身ずぶ濡れになったダリオが唖然とした顔で俺を見ていた。


「俺の時とは随分違う戦い方だな」


 リースに言われ、俺はそちらを振り返り、答えた。


「一応、後衛もできるって見せとこうと思って。弓が一人しかいないからな」

「頼もしいな。その調子で頼むぜ」

「何もない方がいいんじゃないの?」


 リースは苦笑し、他の護衛達は俺をぽかんとした目で見ていた。また何か間違えたか。まあいいか。


「疲れたんで戻る」


 適当にそんなことを言って、元の馬車に戻った。キリカとシオンが出迎えてくる。やはり目は合わせられなかった。


「凄いです、セイタさん」

「ああ」

「やるじゃない、やっぱりあんたについて正解だったわ」

「そうか」


 つい素っ気ない返事になってしまう。俺でさえ自分自身そのことに違和感を覚えたのだから、二人ならなおさらのことだろう。

 追及されないよう、奥の積み荷に寄りかかって幌の中の暗さを堪能する。

 ふりをしながら、シオンとキリカの視線を無視しようと思ったのだった。

色々と急転直下。

調子に乗り過ぎてお蔵入りかもしれませんね。

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