折ること
連続です!
文が短くてすいません!
気が付けば一人だった。
親を亡くし、権力者に引き取られてからはもっと生き辛かった。初めは優しくしてくれた義母だったが、自分の子ができてからはそちらを贔屓し始めた。元々厳しかった義父は誰の目から見ても分かる様な差別をし、優しくしたはずの義兄弟からは冷たいなんてもんじゃない待遇を受けた。
元は唯一の場所だったはずの学校も中学に入った時から周りの態度が急に激変。曰く、俺のほうが成績が良いことを妬んだらしい義兄弟が親に訂正するのさえ億劫になる様な事を様々な手段で、口伝したらしく周りは関わることさえしなくなったらしい。・・・・小学生か‼
閑話休題
今まで大分生き辛い人生を送ってきた俺だが、
そんな俺も二つだけ好きな物があった。
それは本だ。特に小さい頃から好きなのが「英雄の話」というタイトルの本。でも、この本には終わりがない。
・・・・・いや、無くなったというべきだろうか?なんにせよ【英雄】が【神】に戦いを挑むところまではあるんだけど、そこから先は何故か・・・破られたように無くなっていた。何度も繰り返し読んだ覚えはあるのに結末は覚えていなかった。それと・・・【演技】するのが好きだった。何かになりきっているときにはすべてを忘れてしまえたしね。なかなかに上手いんだぜ?
こんなことを考えるのは一体何回目だろう?そう思いつつ授業を受k『キーンコーンカーンコーン』あ、授業終わった。高2の授業って退屈だよね。
「よぉ!明玄次ぃ!」
そう言ってこちらを見下したような顔で近づいてくるクラスメイト。名前は・・・何だったっけ?
・・・・またか
「ちょっと立てよ!」
そういって立たされる。そして唐突に・・・殴られる。
「HAHAHAHA!だっせぇこいつ!」
「ちょっと小突いただけで倒れるとかウケる!」
取り巻きも笑い出す
あぁ、何故こいつらは人をこんな風に玩具のように苛めて楽しいのだろう?
無理矢理立たせようとする手が何故だろう?この時ばかりはすごく鬱陶しかった。だからだろうつい手で『払いのけた』。その直後
ボギン!音にするならこんな感じだろうか。太い枝が折れたような教室に鳴り響いた。
・・・・・・・・は?
「い・・・・」
「「「い?」」」
「痛ぇ――――――‼」
いや・・・まぁそりゃそうだろう。誰がどう見ても折れてるんだから。うわぁー色々やばいよ?なんか変な方向に曲がっちゃってるもん。
軽く振っただけなんだけどなー?
そんなことを考えていると唐突に目の前が白く輝き始めた。それはもう真っ白に。ありえないくらい真っ白に。未来が見通せそうなくらい真っ白に輝き始めた。
真っ白だと見通せなくね?
・・・・あーこれ俺大丈夫かな?生きてられるか?
もっと長い分書かなきゃ(汗
他の作者様はすごいですね(泣)
何処かに文才落ちてないかなぁ|д゜)