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思考と言語

作者: 銀鮫

五月蠅い。そして馬鹿馬鹿しい。


ヒトという生き物は、自分たち以外の動物には言葉が通じないと思っている。


確かにイヌやネコに話しかけることもある。場合によっては、動物園と呼ばれる場所に閉じ込められている同胞達もその対象だ。


しかし、それはあくまで自己満足の一種であり、本当に話をしているわけではない。


自分たちが最も賢く、最も尊い存在なのだ、と。潜在的にそう考えている。


全くもって滑稽である。


声帯があるか否か、それだけの違いなのだ。


「鬱陶しい」


僕の口からは、「カァ」という音しか出てこなかった。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 騙されました。いいアイデアです。 [気になる点] 強いて言うなら、カラスにも声帯はあるんじゃないでしょうか?
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