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04 詩 とある箱の願い
その箱は願ってる
一生懸命願っている
もっと多くの荷物を運びたいと
もっとたくさん運びたいと
今はスモールなサイズだから
ビックなサイズになりたいのだと
星にたくさん願ってる
神頼みとかもしちゃってる
それでも 体は大きくならない
無機物だから 成長しない
困っている人 たくさんいるのに
荷物の運搬 需要あるのに
力になれない そればかり
誰でもいいから 何でもいいから
ビックなサイズの箱になりたい
「ストーリー」
ある日突然、国境が閉鎖された！
人の行き来ができない代わりに、物は運搬できるらしい。
こういう時こそ俺達の出番じゃないか！
