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  作者: 谷山沙羅
8/18

8話 「一人」

ひよりは自分の居場所がイマイチつかめなかった。

なので目線は窓の外。それでも理樹はしゃべり続ける。


「稚奈ちゃん。1歳年下だって。仲良くしてあげようよ!ね?」


「えぇ。そうしましょう。」


「ぅ・・・。」


稚奈は向うを向いたひよりが自分の事を避けているのだ。そう悟った。

私の事が気に入らないんだ。きっと年下が苦手なんだろう。


「ち、稚奈です!よろしく・・・です。」


「私はひより。」


稚奈は小さなため息をついた。きっとひよりには聞こえていなかっただろうけど、近くにいた理樹にはしっかりと聞こえた。


「・・・じゃあ、トランプでもしよっか。そこに座って。」


稚奈は部屋の真ん中にぺたんと座った。すこし幼く見える。

そして理樹は寝台から立ち上がるとひよりの方へと向かった。

稚奈はその姿を見て思った。2人はとても仲がいいんだね。と


「何します?私、準備しよきます。」


「カードをくってて。」


理樹はそっとひよりへ手を差し伸べた。

でもひよりはその手を振り払った。


「1人で起き上がれるよ。」


ゆっくりと立ち上がり、フラフラと歩きながらも部屋の中心へ着いた。

ちょっと理樹はさびしかった。



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