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一話

 ――ライカル王国辺境の町の冒険者ギルド


 冒険者ギルド、ごく一部の国を除きほぼ全ての国に跨る巨大組織。統一国家が存在した時期の騎士団が原型ともいわれており、現在では一つの国にだけ加担することはないもののその影響力は小国を超え、しかし決して上層部は横暴にはならず一定の秩序を保っている組織である。

 そんな冒険者ギルドの門戸は広く、食べるものに困ったらギルドに行けと言われるほどだ。

 仕事内容は、花形の大型討伐依頼、常設の害獣駆除、薬草採取や清掃委託などがあり、珍しいところでは学園で使う教科書の書写などもある。


 そんな冒険者ギルドに珍妙な二人組がやってきた。アイリスとジュンターである。

 荒事や清掃など泥やごみで汚れることの多い冒険者ギルドに依頼を出すだけならまだ見ることもある、燕尾服を着たジュンターに明らかに上質な布をふんだんに使いとても町の清掃などをしない、それどころか馬車の中から出てこないような姿をしているアイリス。


 貴族であれば家紋を翳してきそうではあるがそういった様子もなくお忍びで遊びに来たにしては堂々とした様子で歩を進めるアイリス達に冒険者ギルド内は普段の騒々しさからは考えられないほど静寂な様子になっていた。それはそうだ、いくら冒険者ギルドが小国より影響力があるとはいえ、それは組織全体の影響力であり、その下っ端一人一人にまでそのような影響力はない。これが依頼の張替えが行われる朝一番と依頼報告が殺到する夕暮れ時であれば突っかかるような馬鹿はいただろうが、時刻は昼過ぎ。冒険者ギルド内にいるのは緊急依頼が出た時のために依頼としてタダ飯を貰っているベテランかまだ登録したてでそのベテランから冒険者としてのイロハを教えてもらおうとしている青葉のどちらかだ。明らかに厄介ごとの種であるアイリスたちに絡むことはせず緊急依頼だった時のことを考え静かに聞き耳をたてるだけだ。


 やがてアイリス達は受付にたどり着くと銀鈴が歌うような美しい声で堂々と言い放った。


「冒険者登録ってできるかしら。私が初めてで、ジュンターは更新よ」


 この時、冒険者ギルド内のアイリスたち以外の心は一つになった。

 嗚呼、厄介ごとが舞い降りた、と。


 -----


 時は遡り、アイリスが住んでいた城から飛び出したところまで戻る。


「あぁ、日の下ってデュベとは違う暖かさなのね。これだけでも外に出た価値はあるわ」


「確かに日光は暖かいですがあまり長時間当たらないようにしてください。日焼けと言って浄化とは別に火であぶられたかのように軽いやけどになります」


 以前から城の外に出るなとアイリスは厳命されており、前回その命を破ったときに命を落としかけたのだが今回はジュンターがいる上に父に直談判の(アイリスはしたと思っている)結果、こうしてアイリスは数百年ぶりに外に、しかも日が差す時間という現状に非常に機嫌がよくなっている。


 ジュンターは、このままお散歩して帰れないかなと思っているがアイリスはズンズンと歩みを進めていく。


 しかし丘の上から平原と小さくなった自分の居城を眺め目を瞬かせ、小川で泳ぐ小魚を熱心に観察し、遠くに飛ぶ鳥を目で追いかけ、木陰で目を閉じ風で揺らぐ木の音に耳を澄ませている様子をみるとその気持ちもどこか薄れてくる。いざとなれば自分がどうにかするかという自信の表れでもあるといえよう。


 さて、馬であれ普通の人間であれ数時間歩けば休憩をとるものだがアイリスとジュンターは聖なる加護の吸血鬼(デイ・ウォーカー)という特異な種族である。朝も歩き、昼も歩き、夜も歩き、時間ごと進んだ先の地形ごとによる環境の変化と今までの引きこもり生活も相まって退屈もせず歩き続け、一族の居城から一番近くの新興国、ライカル王国の辺境へとやってきた。


 普通であれば関所や防壁があるところだが、アイリスたちがやってきた方面には一族の居城があり国を興そうとしても壁を作ろうとしてもアイリスの一族がことごとく滅ぼしていたためライカル王国は無条件通行と魔物の掃討を条件にアイリスの父から国を興す許可を得ていたため素通りで村へ入ることができた。


「ねえ! 見てジュンター! 家の壁が薄い緑色よ!」


「ええ、この辺りは私たちが魔物の掃討などをしておりますが普通の動物などは放置しておりますので村があることを隠すために緑色に塗ってあるのでしょう。緑色のほかにも焦げ茶などの色で草が生えているように見せかけているのです。さて私も人間の社会に混ざるのは久しぶりなのでまずは冒険者ギルドでギルドカードを更新したいのですが、よろしいでしょうか」


 ジュンターがそう提案するとアイリスは露骨に顔をしかめて拒絶するような反応をとった。どうやら幼少の頃に殺されかけたのがまだ心に棘を残しているのだろう。


「わざわざ人間と交流する必要あるのかしら。さっさと竜を見つけて帰りましょう」


「早く見つけるために交流するのです。お嬢様は交渉などをまだされたことがないのでご存知ないかと思いますが人間の間では通信機器という、遠方にいる相手に直接情報を伝える技術が開発されたようでして、それを利用するためには冒険者ギルドが一番手軽なのです。また、私のギルドカードは何分お嬢様方にお世話になる前の物なため利用できない可能性がございまして、ギルバートのやつのことですからランクなどは変動しないにしても後続の輩が制度を変えている可能性がございます」


「ふーん……。私もその冒険者ギルド?とやらに与したほうがいいのかしら」


「それは分かりませんね。昔であればこのような村にも支店があり、いろいろと小うるさい事を聞けたのですが……」


 ジュンターが珍しく歯切れの悪い言葉を出すとアイリスは諦めたかのように「任せるわ」というと村の中をキョロキョロと見渡し始めた。その様子にジュンターは苦笑しながら竜と剣と斧が交差した看板を探す。

 しばらく村を回り一周したところで村の子供と蹴鞠をして遊んでいたアイリスに声をかけた。


「お嬢様、村を一通り見てまいりましたが冒険者ギルドは無いようです。このまま少し大きな町まで向かおうと思いますがお嬢様はいかが――」


「ジュンター! ジュンター! 凄いわ、この子たちまだ十数年しか生きてないのに一族の大人たちくらい蹴鞠が上手だわ! あと冒険者ギルドでしたっけ?何やら領都にしかないらしいわよ! ここから途中にある小さな町にも昔はあったそうだけれど撤退したそうよ」


 あの拒絶したような反応は何だったのかジュンターが村をぶらついている間にしっかりと村の青年たちから情報を集めていたアイリスに微妙な心境になりながらもそれを表に出さず恭しく礼をしながら今後の予定を組み立てる。


「では先ずはその町へ向かい一日滞在し、最低限の装備を整え領都へ向かいましょうか」


「分かったわ! じゃあね、リヌ、カル。名前を覚えておくわ!」


 村の青年たちに挨拶をし、ジュンターに小走りで向かっていくアイリスの姿を名前を呼ばれたリヌとカルはどこか熱に浮かされたような表情で見ていた。


「さあ行くわよジュンター、町までは轍を辿れば着くそうよ」


「畏まりました、お嬢様」


 ジュンターは村を一通り回ったときにその町につく轍とやらの目星をつけておいたため淀みなくアイリスを先導する。


「それにしてもお嬢様、人間がお嫌いだったのではないのですか?」


「何よジュンター。リヌとカルに嫉妬したのかしら?別に私が嫌いなのは権力におぼれてゴブリンのように醜い人間よ。あの子たちは純粋な目をしていたわ。可愛かったわよ?」


 既に人間では成人している年齢の青年たちを可愛い子と言っていいのか分からないが最初は自分にさえおびえていたアイリスが幸せそうなので良しとしたジュンターだった。

 轍を辿りながら歩き続け一夜、丘の上から遠くに町を覆う壁を見つけた。


「見て、ジュンター。あのように建物を囲うように壁を立てているわ。あれでは【引力魔法】の一撃を受けたら全滅じゃない」


「お嬢様。ここらはお嬢様方の一族が支配していた土地と隣接しております。【引力魔法】を使用するような戦火とは程遠い土地かと。あの壁はおそらく魔物たちへの対策かと」


「へぇ……。確かに下級の魔物ならあれで十分かしら。まあいいわ。行きましょう」


 アイリス達が町を囲う外壁の関所にたどり着いたとき問題が発生した。アイリス達の姿がいかにも貴族とその従者といった装いだったため素通りさせるわけにもいかず、しかし田舎の一兵には判断が取れず上司に掛け合い、その上司も家紋の着いた馬車ではなく徒歩で、更に何もないと思われている村の方角からやってきた貴族らしき人物ということで町長に掛け合うという責任の押し付け合いがおきたのだった。


 当然アイリス達は待つ羽目になるのだが馬車があればそこが一番であるのだが生憎そんなものはなく、田舎の外壁には貴族たちをもてなすための部屋などなく、しかし独房に入れるわけにもいかない。もしそんなことをして万が一があれば飛ぶのは職ではなく自分たちの首なためどう対応していいか分からないのであった。この兵士たちが救われていたのはアイリスが()()()()貴族ではなく、数百年産の引きこもりで外の世界に興味がわき門兵の装備をしげしげと観察しあれやこれやと質問し、図らずとも場をつないでくれているおかげであろう。質問を受けている門兵は盛大に顔が引きつっており生きた心地がしていないであろうがジュンターにしてみれば首が飛ばないだけましかとアイリスの好きにさせていた。


 やがて時間にしては四半刻も経たないくらいだが、質問を受けていた勇者(門兵)にとっては数千年のような時間が過ぎ、町長のルズイファードが門まで全力で走ってきたところで兵長と普通の門兵の地獄は解放された。勇者(門兵)はルズイファードが屋敷まで案内すると言ったところ、アイリス直々の指名によりこの町での案内役を命じられたのだった。もちろん助けを求めて普段馬鹿話をする仲間たちに視線を向けたが、誰一人として目が合う勇者御一行はいなかった。


 アイリス達の一族は建国の際にいろいろと条約を結んでいるが、最低限の礼儀しか習っていない田舎の一兵たちには肖像など既に失伝されており御伽噺程度の扱いで、肖像は町長が住む屋敷を継ぐ者たちに細々と受け継がれているだけだった。その受け継がれている肖像も建国当初の物であり、その肖像の中にアイリスもいるのだが何分引きこもりが長すぎたためアイリスも成長しており、一番身近な御伽噺の中の人物が現れたとして盛大に動揺しており多少の無礼は仕方ないのだ。

 たとえ普通、他国の貴族に無礼を働いたら裁判沙汰なのだがこの場合は仕方がない。なにせ何の知らせもなくやってきたのはアイリス達なのだ。なので屋敷に仕えたばかりで肖像を見せられ、その御伽噺の人物がポンとやってきたため、普通の貴族が音沙汰もなく突然やってきただけとだけ伝えられた新人メイドが一人だけ惚けてしまい頭を下げそこないアイリスに目をつけられたのはどうか許してやってほしいと思う勇者(門兵)であった。


「あなた、面白いわね。私、初めて侍女に頭を下げられなかったわ。村人なら奇異の視線でみられても仕方ないのかしらって思ってたのだけれど侍女がそれではダメじゃないかしら?」


「ひっ……あっ……すみっ……あ……」


 アイリスとしてはただ感想を言ってみただけで嫌味などそんなことを言う気は一切ないのだが傍から見ればただの処刑前だ。すっかり萎縮してしまって謝罪の言葉さえ出せなくなったメイドとその様子に血の気が引いて、されとて怒鳴ることもできないルズイファード。ジュンターとしてはこれも引きこもりからのコミュ障かなどと失礼なことを思いつつどうしようかと悩んでいた時、救いを出したのは勇者(門兵)であった。


「あの、確か御伽噺があってその人物のような方がいきなり目の前に現れて驚いちゃっただけですよ! あっ、いや、建国の時にそんな話があったとか、えっと……」


 尻すぼみだったその言葉は普通であれば許されないであろう。しかしアイリスには御伽噺というのが興味を引いた。


「御伽噺?」


 その少し興味を引いた言葉を聞いたとき、ルズイファードがタイミングを逃さなかった。


「ええ、そうです! 建国の際に協定を結んだ高貴な方々の肖像がこの町の屋敷に受け継がれておりまして! そこのメイドは最近仕えたばかりでおりまして記憶に新しかったのでしょう!」


「へぇ……肖像なんていつ伝わったのかしら?後で見せてくださらない?」


「是非是非、ご覧ください!」


 あとでこの勇者(門兵)には褒賞を出そうと決め、ルズイファードは自ら屋敷を案内し始めた。


 そして屋敷の地下に保管されていた自身の肖像をみたアイリスは懐かしさを感じ、同時に隣に立つ自身の居城にいる侍女とルズイファードの屋敷にいる侍女のメイド服を見比べて時代が変わったのを感じ、自身も新しい服を欲しくなりジュンターに尋ねたところ。


「それではこの町では一日(イチジツ)ではなく服を一着用意してから領都へと向かいましょう」


 と、提案され。ルズイファードは胃の痛みと共に領都にいる自分の上司に連絡する時間が取れたのが心の底から喜ばしくアイリス達を客間に案内した後すぐに執務室に飛んでいき上司に届けさせる手紙をしたためるのであった。しかし、


「いいの?だとしたら私、あの侍女に案内をお願いしたいわ。失態だけ晒させるなんてそんな可哀そうなことできないもの」


 だとしたら余計に放っておいたほうがいいのではと思うジュンターだが、アイリスの機嫌がいいのでどうでもいい事かと一蹴した。そして勇者(門兵)一行に聖女(生贄メイド)が加わり、まだ日が高かったこともありアイリスの我儘が発動し屋敷から出かけ服飾店に出かけるのであった。


 たどり着いた服飾店はこの町で一番高い布を扱っていると自慢していたことを覚えていた聖女(生贄メイド)が案内したところだった。それ以外の服飾店は一般大衆向けの安い店だったため選択肢がなかったとも言える。


「ようこそお越しくださいました。ルズイファード家のメイド様ですよね。そちらのお方はいったい……?」


「えっと、こちらのお方は――」


「アイリスよ。新しいデザインの服が欲しくて、そこの侍女に案内させたわ」


 アイリスが新しいデザインと言ったところで店主の目が怪しく光った。


「あら、あらあらあら! それで当店をご利用に! でしたらお任せください! 最高級の布と糸を使い王都でも流行の最先端と名高いデザインを興した私が貴女様にぴったりの服を作りましょう!」


 急激にテンションが上がった店主に連れられ、店の奥へと消えていくアイリスを唖然と見送ったほうがいいのではと思うジュンターだが、アイリスの機嫌がいいのでどうでもいい事かと一蹴した。そして勇者(門兵)一行と静かにほかの店員に自身のギルドカードの通貨が使えるか確認をとっており無事使えることにひっそり安堵しているジュンターであった。


 それからたっぷり二刻が経ち、すっかり夕暮れとなった頃、ようやく店の奥から目を輝かせたアイリスと店主が出てきた。二刻の間にすっかり仲良くなった門兵と生贄メイドだったがようやく本来の主賓を思い出し姿勢を正す。


「お嬢様、お気に召されましたか?」


「凄いわ! 凄いのよ、ジュンター! アマリリスったら布の当て方が一族の者たちと全く違うのよ! 特に()()()()()()()風?というのが気に入ったわ! 他にもフリフリしたものがあったのだけれど作成までにかなり時間が掛かるみたいなの……」


「何着ほど欲しかったのですか?」


「六着ね……でも一着を選ぶならさっきも言ったすちーむぱんく風だわ」


 ふむ……。と一つジュンターが考えると。


「店主、作成出来次第王都の冒険者ギルドに運ぶ業務はまだやっていますか? 昔はそれなりの店はすべてやっていたはずでしたが」


「できますよ? アイリスちゃんったら王都に行くのですね。そうね輸送費なんかも併せたらかなりなお値段になるけど大丈夫かしら?王都に本店もあるからそちらで仕立てるのも手よ?」


「んー……。でも、私はアマリリスの服が気に入ったのよ?」


「あんらぁ! うれしいこと言ってくれるじゃない! あっ、んん……。本店の方にも腕利きの職人がいますよ?」


「人のセンスはその人だけにしか出せないわ。ジュンター、予算は足りるかしら?足りなければ仕方ないけど足りるのであればアマリリスの服がいいわ」


「分かりました。金額はそうですね……店主少しお耳を――これくらいで足りますでしょうか?」


「まあ!?その金額だと王都に送ったとしても二十着は余裕で買えるわよ!?悪いことは言わないわ、王都でも選ぶほうがいいですよ」


「そう?それなら、さっき決めた六着をお願いするわ。あ、一着はできるまではこの町にいるからそれを優先で手を付けて頂戴?」


「それなら一週間ね。うちは先払いだけど大丈夫――いえ、それだけ出せるならいつでも大丈夫ですよ」


「いえ、先払いで」


 ジュンターがギルドカードを渡すとアマリリスが手早く会計を終えるとレジから帽子を一つ手に戻ってきた。


「これはサービスです。ブーニーハットの一種ですけどお似合いですよ。スチームパンクロリィタが出来上がったら別の帽子になりますけど、それまでの繋ぎとしてお使いください。またきてね、アイリスちゃん」


「ありがとう、アマリリス!」


「あの……ジュンターさん、お嬢様が男性の方と抱き合ってますが大丈夫なのでしょうか……?」


「はい?ここにいる男性は私とそこの門兵だけですよ?」


 生贄メイドが、身長が低いがガタイがよく髭が生えているためアマリリスを男と勘違いしていたが、それはドワーフの双子の姉であるための特徴であって決してアマリリスは男ではない。


 それから一週間、アイリスの相手は勇者(門兵)聖女(生贄メイド)に任せジュンターはルズイファード相手に現在の世界情勢の情報を集めるのであった。そしてアマリリスから服が届くとアイリスは早速それを身にまとい辺境の町を旅立つのであった。

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我儘無自覚残虐系吸血鬼美少女にはロリィタ服を着せたいという作者の性癖です。

たぶん次話から血の見える描写が始まってきます。そんなにグロイ話ではないはずです。

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