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第1章 エピローグ

時は2次試験最終日、アルたちが瘴気を纏ったギルガを倒した時に遡る。

少し離れた丘の上、林の影から仮面をつけた2人の男がその戦いを見ていた。

「えー、ギルガやられちまってるじゃないっすか〜。あれをやれるヤツがいるなんて聞いてないっすヨ?あれ、失敗した個体だったんじゃないっすカ?」

緑の髪色をした奇抜な男が、隣に立つ長身の男に問いかける。

「いや、あのギルガは間違いなく成功した個体だ。」

「ふ~ん。てか、よく見りゃあの男、サーベルサンドの縄張りで見たやろーっすネ。奥に誘い込もうとしたんすが、うまく逃げられちまったんすよネ〜。そのせいであの場所も引き上げることになっちまったし。かぁ〜、あのとき俺が直接やっときゃよかったっすわー。」

そう言うと男はぽきぽきと首を鳴らして伸びをする。

「まぁいいカ、今から俺らでやりにいきましょーや。」

しかし、長身の男は動かない。

「いや・・・やめておこう。そろそろ上位の騎士が駆けつけてくるはずだ。その中にホルダーでもいたらたまったものではないからな。」

「けっ。ホルダーなんて俺がやってやりますヨ。」

「俺に勝てないようではホルダーに勝つなど到底無理だぞ。」

「イヤイヤ、リュウさんは俺の魔法と相性最悪なんすもん。相手がリュウさんじゃなきゃ俺は負けないっすネ。」

「グエン、あまり騎士を舐めないことだ。お前は少しその魔法に頼りすぎなところがある。それに、ブランヘルブのホルダーは契約者だ。」

「契約者・・・つまり、ドラゴンダイブっすカ。そりゃあ確かにやっかいだ。じゃあ、どうするんすカ?あれ、ほっとくんすカ?」

「・・・ここは仕方ない。他の場所はうまくいったようだし、今回は引き上げるとしよう。まだ我々の存在を知られるわけにはいかないからな。」

「はぁ。そうすっカ。へいへーい。」

不満な表情を浮かべたまま、グエンと呼ばれた男が指を鳴らす。すると、足元に現れた魔法陣が光り輝き、次の瞬間には、そこに2人の姿はなかった。

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