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オレ様視点


「よーしオレ様頑張ったぞー」



本日三つ目のミカンを剥きながら先ほど飛ばした人間を上から観察する



「ウン、ちゃんと王国と逆方向の森にぶっ飛んでるな」




実はこの(ポンコツ) 方向音痴である

ちゃんと逆方向にはとんでいるがそっちは聖国領にそこそこ近いとこだ

自分のつくった世界する把握できてない




「テキトーにその辺に落とした割には周辺は森に囲まれてるし小さな集落すらなく我ながらいい位置、さすがオレ様」




もちろんこの(オンチ) 地図が読めない

上から神パワーでさっと見ただけである、普通にある




「とりあえずテキトーにごく普通のファンタジー世界だしチートスキルもチームアイテムも与えてないからそんなポイントもかかってないし、ちょーっと見せ場があれば元はとれるな!オレ様あったまいいー」



「あの森はそこまで強い魔物もいないし食われて死ぬこともないだろ」




普通の人は魔物に襲われたら死ぬ

あっさりポックリしっかり逝く

普段見てる神tubeにでてる無能系不遇系主人公もそ最低限は加護をうけている。いわゆるヤラセだ

だがこの(ピュア)は気付いてない




「森なら食料もある程度とれるだろうし

とりあえずは1週間ほどサバイバルしてもらってボロボロの様子をだなって」




確かに王国へは森を突っ切っても1週間

迂回するならなら一月ほどかかるただの人なら自力では着けまい

だが聖国側なら3日ほどの所に小さな村がある

サバイバルではなくキャンプくらいならとれるだろう

まぁこの(のーてんき)が気付くはずもないのだが




「オイオイいきなり魔物に遭遇かー?イイじゃんイイじゃん!とれ高あんじゃん!」



「ひーーー、べそかきながら走ってるぜこいつ、ぷーくすくす」



「あーとりあえず1話は《超絶美人のオレ様の異世界転移〜魔の森で無能力強制サバイバル》で決まりだなw

ちっとはバズってくれよー」




「結構逃げるなー!いいぞー!もっとやれー!そこだっもっと追い詰められていいんだぞー」



「おっ逃げ切ったか?つまんねーの」



「まーあんだけオレ様のことを褒めちぎってたからな、今日はちょーっとだけ手加減してやっか!」



「まー、オレ様が美人なのはあったりまえだがな、えっへん」




と杜撰な計画に満足し悦に入ってる頃




「って何してんだアイツ、なんで家見つけてんのなに入っちゃてんのサバイバルじゃなくなっちゃうじゃん、ヌルゲー展開なんて期待してねーんだよコッチはさー」



「つーかウッソだろ、あんなとこに家あんの?はぁあ?いい気分が台無しだよ」



「オレ様の完璧な計画ぽしゃらせやがってアンにゃローめ、次の企画も考えねーとな」



「とりあえず手持ちのアイテムで誤魔化すっかな」




この神はポンコツなので思ってもないとこで

ハードモードやイージーモードが切り替わります


神も主人公もお互いが自身の目的の為に

神のお粗末な作戦をかわしそれに憤慨してますます的外れな謀略を張り巡らす

足を引っ張りあって泥沼に落ち入っていく様と

それに巻き込まれる異世界の民との掛け合いを書いていこうと思います


ちなみに今回魔物に追いつかれたらバッドエンドでした

よかったね主人公

次回は第一村人登場させます

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