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「不機嫌だねガーダーそんなに軍の決定に反対かい?」


「私は何度も進言したのだ、ハッキングされ見透かされていると。いくらハッキング技術に対する抵抗技術が開発されたとはいえ、24時間監視されればばれるに決まっている。反逆は筒抜けだ。片落ちした技術に決まっている。反逆は危険だと何度も進言したのだ」


「確かに無のゆらぎを観測して無限の領域に到達して魔法の領域に人類を進化させる計画を前々から用意してたぐらいだ。ニューヒューマン計画だっけ?無のゆらぎだよ?普通観測なんて出来ないよ。それを観測して無限の力を手に入れてたんだ。ガーダーは一度とは言えよく撃墜できたよ。アリスシステムは魔法の量子を発現させるシステムだと説明されたけど無限だよ?ガーダーの根性論も無限なのかな?」


「ふん、それぐらい根性で乗りきるさ。解せぬのはさらに技術があり、それで簡単に蹂躙しなかったことだ。安全に回りの被害を抑え、光速まで加速する技術まで公開されたそうじゃないか。なぜその技術で蹂躙しなかった?何の意図があったのだ?」


「さてね、僕には分からないよ。あとここの技術、秘匿回線で世界各国に広めているらしいよ?軍の数を揃えるために密かに世界統一連合になるみたい。技術代わりに署名みたいだね。地球を破壊できる武力を揃えたから仲よくしましょうと言う声明みたいだよ?国民には内緒らしいけど物質創造の技術まで手に入れて資源に困らないんだ、もう内紛以外で戦争は起きないね」


「知っているさ、スパイ疑惑で逮捕された者が居るからな。国内が粛清されないか戦々恐々だが逆に胸がスッキリする。ここまで恩寵を預かって起きながら反逆するなど義に反するからな。ソレイユは他国の内紛にも介入して連合として向かい入れてる。そのとき技術漏洩が発覚している。そして圧倒的技術力で全ての問題をAIで解決させて人は芸術やエンターテイメントを作成するだけにしているそうだ。国内でもそうだ。まだ未知の技術でAIはどんな解析もハッキング技術さえ通じないらしい。せいに無限だとな。プログラムの情報量がだ。国内限定だがエンターテイメントさえAIが感情がこもってないが作れているのだ。真に人類がすべきことがなくなる危険性だ。私としては複雑な気持ちだ。軍はニューヒューマンが必要だから人力だがいつ不必要になるか分からない状態だ」


「AIに関しては技術公開されてないからね。今じゃスマホから何でもフリーで公開して共有する時代だよ。スマホから何でも産み出せるからね。軍の維持に義務制度にしたぐらいだよ。アリスシステムは無人機と有人機では性能が違うからそれさえ解決できればいいんだけど」


「ソレイユに直接聞いたらどうだ?何かヒントをくれるかも知れんぞ」


「それならもう聞いたよ。距離を零にする技術を公開されたけど物理的概念の距離の優位性は魔法概念となって定着するから結局はエネルギーを消費しない方の有人機の方が強いと言われたよ。どうやらソレイユでは魔法概念を言うけど結局はエネルギー消費しない分だけ強いと言われた。分裂して全ての無人機を有人機に変える技術が有ると無人機の問題は解決すると言われたけど結局は技術公開されなかったよ。どうやら分裂する技術が有るみたいだよ?」


「さもありなんだな。あのソレイユだ。馬鹿では有るまい技術を秘匿するのは基本だ。無限の無のゆらぎから並列存在を作っているのだろう。ウェーバーやれるな?」


「並列存在を制御する技術が分からないんだけどな…。やってみるよ。」


「ん?ソレイユのスマホからメールだな…。これは恐怖だな。並列存在を重ねた方が強いとメールが来た。やはり見られているな」


「コワ!本当?ホントだ…。ここがハッキングされ無いように対策しているのにそのスマホから監視されているんじゃない?家に置いてきてもつい来るんでしょ?キミ監視対象だよ」


「ソレイユからのファンとは嬉しいな。棄てても戻ってくるのが忌々しいが」


一方ソレイユで


「G1、紛争に介入する。作戦に移る」


「くそ!何でやつらの技術が通用しないんだ!地球事自爆しようにも防がれる!」


「ソレイユ規定により殺人対象だと判定する。殲滅開始」


アルスは敵を容赦なくビームで撃ち抜いて行く。


殺人は初めてだが地球事自爆する者は改心の余地が無いとして殺人の許可が出ている。


故に殺す。


「おーお、相手が地球をかえりみない存在だからと言って張り切っている、そのまま暗黒面に落ちるなよアルス」


「大丈夫だ。俺はいつも通りだ。地球を破壊するようなヤツは破滅されることには賛同しているだけだ」


「それが暗黒面だって言ってんだよ」


「俺には理解出来ない」


「まあ良い、何度も地球を破壊されたら堪らないのは事実だからな。後は民間人の保護だな。グランのアンドロイドが上手くやってくれるだろう」


「人員不足はグランだよりか…。実質的にソレイユを支配しているのはグランだな」


「そういいなんさんな、アルス。グランが居るから裏切りも安心できるんだ。寝首をかかれる危険もない。グランが世界を支配したってもう文明的には最高潮なんだ。だれが世界大頭領だろうが関係ない」


「情報の自由も徹底している…。児童関連まで自由過ぎるのが不安だが確かにグランの元なら幸福だろうな」


「そうそう、ソレイユ万々歳、文明は最高潮、後は宇宙生命体だけだ。時間を加速させてずらしているがいつかはやってくる。偽の太陽だとバレて無いが地球は宇宙開発まで進む、支配領域も拡大させている。しばらくは偽の平和を楽しむと良いさ」


「未来で戦争が起きるのは確定なのか?」


「恐らくな、DNA操作を嫌うみたいな物さ、新人類派と旧人類派に分かれる。今でも世論で神の存在から新人類は異端だと言う団体が居るんだ。行動を起こすだろう。何、俺たちがいざってときには介入して無血戦争にすればいい」


「楽観主義だな。事実だが俺たちがずっと支配していれば安全なんじゃないのか?」


「何でもその戦争が人類が次のステージに進む戦争なんだとよ。おっと後ろに敵だ。ワープまで覚えたか。避けまくるが未来予測にマーカーが出るな。そらよっと」


ロックは敵を切り裂く。


「次のステージに進むためか…。今の技術提供だけじゃダメなのか?」


「人類全体の意識改革だろ。新人類は必要だと言う。なら戦争は必要だ。仕方ねぇ」


「そうか、意識改革か。疑問は晴れた。作戦を続行、ワープしてきた元の位置を探索、敵を殲滅する」


アルスたちは紛争に介入していく。


「武器を配るのはどこの国かな?性能実験で配っているんだろうが俺たちには通用しないんだよなこれが」


ロックは言う確かに他国は技術試験をおおぴらにしないことを条件にアメリカ連邦から技術提供を受けている。


その試験場に紛争を使っている。


「やはりソレイユには通じない模様です。何度も武装を更新しますが通じません、ソレイユが世界戦争を仕掛ける約束の日まで時間は有りますがその期限まで技術開発が間に合うか分かりません」


どこかの政府の内部で報告が極秘に上がる。


「忌々しい。どれも片落ちした技術と言うことか。やつらの技術を上回る技術はないのか!?」


「現在では技術自体の開発は進んでいますがどれも対応されます。二倍の無限を実現しましたがそれすらも対処され逆にアメリカ連邦から無限の倍数を産み出す技術を提供されました。彼らは我々の先を行ってます、時間的に先に彼らが産み出しているのですから追い付くのは無理かと」


「忌々しい!」


ダンと机を叩く。


「現状で敗北しているのか?なら無限に無限を掛けた無のゆらぎを開発せよ!無理でもやれ!そうでなければ我々の敗北だ!」


「了解であります。無理でも開発して見せます!」


「期待してるぞ、そうでなくては我々の敗北だ」


ソレイユ内で…。


「未来変動幅観測…。変動を確認。気づいたか、だがこの程度の変動幅なら安全圏だ。例え気づいても装置が耐えなければならない。人が廃人になりに行くような物だ。通常では無理だろう。ここからがニューヒューマン計画の仮題だった。アルスは覚醒した。ガーダーもポテンシャルは同じだ。ただ本質に気づいて無いだけだ。気づけばたどり着くだろう。ニューヒューマンに」


グランは細く笑む。計画通りだと。


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