表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

3 うさぎとかめ

久し振りの更新です。もはや崩壊気味のシリーズですが、気分が向き次第更新していきます。多分

昔々、あるところ、多分ヨーロッパあたりに、うさぎとかめがいました。



紆余曲折あって、うさぎとかめはフルマラソンをすることになりました。





〜某どっかの陸上競技場〜


アナウンサー的な人「さあ、今スタートしました。

コカ○ーラプレゼンツ、ヨーロッパフルマラソン。

まず先頭に立ったのはうさぎ。どんどんと引き離して行きます」





うさぎはスタート直後猛ダッシュでかめを引き離しました。

かめは元々陸上では大して速く走れない生き物なので、うさぎにどんどんと差をつけられる展開になりました。






うさぎはどんどんと差を広げていきます。途中で油断したうさぎは、道沿いにあった木陰でしばらく休憩することにしました。







一方、努力を続け一歩一歩進むかめでしたがあまりにもスピードが違いすぎます。もはや勝利を諦めかけていました。







1日が経ちました。うさぎはまだ休憩しています。かめはまだ追いつきません。見物客は飽きて帰っていきました。







3日が経ち、やっとかめがうさぎに追いつきました。


かめがうさぎを見ると、うさぎは憔悴しきった顔でかめを見ていました。



かめ「あれ、勝負は?」


うさぎ「もう………帰ろうよ」


かめ「………そうだね」




うさぎも待ちくたびれていましたし、かめも疲労が限界に達していました。もうレースを続ける気も起きません。




二人は帰りに銭湯でも寄ろうかと話しながら、帰って行きました。





うさぎとかめがレースをするなんて、そんな無謀なことはしてはいけないのです。

時間の無駄です。



そう思った二人………いや、二匹?でした。






End


昔話ほど不条理なものはないなーと思う作者でした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ