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設定補完コーナー

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分かりづらい点が多々あると思うので、ここで説明します。

他に分かりづらい点があれば感想などで記入していただけると助かります。



〜 HP・物理耐久力・物理攻撃力・クリティカルの関係 〜


時々、ニュースで見たりしますが、素人のケンカでパンチ一発で死んでしまう人が出たりします。

そう、素手で殴っても人は簡単に死ぬ時があるんです。


この小説では、これをクリティカルと設定しています。


他に、ボクシングやキックボクシングの試合で、後半のラウンドでショボい攻撃でKOされてしまうこともあります。

その割に序盤では良い攻撃をもらっても平然としていることがありますよね。


この小説では、これを物理耐久力の減少で表現しています。



戦争体験記などを読むと、ヘッドショットを頭部に受けても生還する人が少なくないのが分かります。

ところが、脚や腕を撃たれただけで失血性ショック死してしまう事例も同じように少なくなかったりしますよね。

アメリカの警官が357マグナムを犯人に全弾命中させたのに、ドランカーの犯人は22口径を撃ち返して、警官を殺してしまったなんて話もあります。


主人公・涼に、様々な状況で死線をくぐらせる時、ステータスと矛盾させないで、こういったリアルな事象を表現するために、複雑に感じる設定を作りました。


ただ、クリティカルを受けたら絶対死亡ではつまらないので、HPや物理攻撃力で補完してあります。


この小説では、物理攻撃力はそのキャラの持つ最大攻撃エネルギーを示しています。

最大100の攻撃力を持つ人物が、本当に100の攻撃ができるかどうかは練度次第といった感じです。

ので、数字上のスペックがすごくても、本当に実際に強いかどうかは分かりません。

練度が高い攻撃力80の人の方が、練度が低い攻撃力100の人より、実戦では高い攻撃力を出せるのです。


ここらへん、ボディビルのムキムキな人が、意外と腕相撲が弱かったりするのと同じように考えてます。

持つエネルギーは大きくても、力の使い方を知らなければ、使い方を万全に知っている人に負けてしまう。


ゴブリンが涼を前にして、いちいち下がって攻撃したのは、それが自分のスペック通りの攻撃力を出すための行動だと理解しているからです。

それでも100%出せているわけではないですが。

対埜乃戦のように手数で翻弄されると、どうってことのない攻撃しかできなくなります。

ゴブリンは訓練とかしませんから。


涼が津神家直伝パンチで出せる攻撃力を、彼は蹴りでは決して出せません。

上段への廻し蹴りなどを行うと、脚を高く上げるだけでエネルギーを使い切ってしまい、着弾点

では威力を失ってしまいます。素人の蹴りと同じですね。


埜乃は決して、ステータス上で高い攻撃力を持っているわけではありません。

ただ、ダンスで鍛えたバランスや柔軟性、格闘練度、戦闘経験によって蹴りの高い攻撃力を出しています。

逆にパンチで比べれば、涼の攻撃力の方がずっと高いです。


HPへのダメージは、敵の攻撃力と自分の耐久力とのせめぎ合いで決まります。


物理耐久力はアドレナリンが十分分泌されているか?などで同じ攻撃を受けても減る数値が変わる設定になってます。

他にも、モチベーションや精神状態、健康状態によって変わります。

アドレナリンで痛みを感じない状態でも、骨を折られた感触でモチベーションが下がり耐久力に影響を与えたりとか。

感電などの状態異常も、大きな影響があります。


HPは、半分になれば、もう戦闘行動は無理、25%を切れば、もう動けないくらいの緩い設定です。ダメージを受けた後50パーセント、25パーセントHPが残っていても、治療しないで放置しておくと死にます。



〜 レベルはないの? 〜


レベルという概念は難しいので入れませんでした。

高レベルの幼児が、低レベルの大人に力で勝つというのを説得力を残して考えるのは無理と放棄しました。


リアルな事象として、ありえないことではないですが、それをレベルで説明するのは難しい。




〜 亜美の詠唱について 〜


この小説では、魔法に詠唱は必要ありません。

基本、詠唱はコマンドを入力する作業だと考えているので、ならば必要なアイコンをタップするだけでいいじゃない。

という考え方です。


亜美が詠唱をするのは、仲間への合図を送るという理由もありますが、

実際は彼女の厨二的感性を満足させるためです。


そのへん、小説内のギャグ絡みで描写したかったのですが、カットしてしまいました。

すみません。


テイザーガンは必要なのか?

電撃を稲光のように飛ばして敵に当てるという攻撃に、無理を感じています。

精密な攻撃なんてできるの?巻き添えでないの?的な疑問です。


そこから、テイザーガンから撃ち出された端子に魔法で電撃を送り込むという方法を考えました。

亜美のテイザーガンはスマホとBluetoothで繋がっています。

ので、スマホのアイコンをタップするのと同じことを、テイザーガンのスイッチで出来ます。


魔法を使わず、普通のテイザーガンとしても使えます。

亜美の初撃はテイザーガンのスタンガン機能を普通に使ってます。

MPを消費しないし、威力制限もできるので使い分けですね。



水や火の魔法をどうしようか悩んでいたりもするんですが。。。

いいアイデアないですかね?


このあたりのコダワリは、将来登場させたいチートキャラが、

いかに規格外かを表すための布石に出来ればとも考えています。



〜 ゴブリンってどれくらい強いの? 〜


この小説では、ゴブリンの攻撃力は、ニホンザルと野生のチンパンジーとの中間くらいで考えています。


ただ、実際にニホンザルとゴブリンを戦わせたら、ニホンザルが勝つと思います。


ゴブリンは猿より相当知能が高いです。教育を受けてない中学生くらいの知能を持っている設定です。

人間に近いゴブリンは野生動物のような強い生存本能を持ちません。

知能が高いために敵を侮ったり、余力を計算して戦ったりしてしまうのです。

生死をかけて戦う時に、余力を残すようなことは野生動物はしません。

それに、理解不能なモノからは逃げることを優先するでしょうから、ゴブリンのように無駄な戦闘を行ったりもしないでしょう。


ゴブリンのHPや物理防御は一般的な人間の1,5倍くらいの設定なので、本気になった野生動物に勝てるとは思えません。


ゴブリンのヤバさは道徳心を持たないのに、高い知能を持つために生まれる残虐性ってとこですかね。




こんな感じです。

他に気になることがあったら、お気軽にご意見をください。

お待ちしています。



設定補完コーナーを移動させました。

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