転校生がやって来ました
いつも短くてすみません......
ブックマークありがとうございます!
(*´;ェ;`*)
クラスも人クラスしかなく、担任もクラスメイトもずっと変わらず、あっという間に二年間が過ぎた。
三年生になりました!
そして、転校生がやって来ました!三人も!
実は女王様サラが一年の終わりに転校してしまい、さらに他のクラスメイトが二名転校してしまったのだ。
私立学校で国際学校のため、転校はよくある話。クラスは変わらないけど、人は数人変わる、みたいな。
入ってきた男子はクラーク(Clerk)とジャッキー(Jacky)。
ジャッキーはハーフらしい。しかも私と同じ国の。彼はずーっと父親の国にいたため、あまりこの国の言葉をよくしゃべれないのだ。
私は、時々そのお手伝いをしている。通訳とか翻訳の。
クラークは私の隣の席に座ることになった。
クラークははっきりいってイケメンだ。顔は整っているし髪型も似合ってる。しかも背が高いし、運動能力もある。あっという間にモテた。
そしてジャッキーは言葉がどうしてもカタコトになってしまうから可愛いと評判で、こちらもやはりモテた。外国語で話すことがある私は特に先輩後輩から嫉妬の目線を受けた。
大迷惑やん......
それはともかくとして、女子でひとりルーシー(Lucy)が入ってきた。背が高くて、お姉さん気質、しかも絵がうまい。一気にみんなと馴染んでいった。
ここで嬉しいニュース。
三人とも、父親の国のアニメが大好きなのだ。
もちろん私も大好きなのである。
私は父親の国の言葉を忘れないためにアニメを見るようになった。絵を描くのが好きで、スクショして、それを描いていたときもあった。
そしたらだんだんはまってしまったのだ。
小一の時は幼稚園の馴染みでとある魔法少女のアニメを見ていた。そこから自分の性格を擬人化したものが出てくるやつとか、カード飛ばして捕まえにいくやつとか、人の悲しみを浄化して喜びの心を集めるやつとか、必ず毎回事件が起きてそれを解決するやつとか、恋に落ちてどうのこうのして最終的にハッピーエンドなやつとかいろいろ見てた。
ストーリーが良くて、声優も良くて、絵も上手で文句のつけようがないこの見事なものをどうしてはまらずにいられるだろう、いや、はまらずにはいられまい。
それからというものの週末はアニメ三昧でしたよ。えぇ。
私、宿題は答え写してない風に見せかけるためにわざと間違えてたりするただ写しただけの宿題を提出するの。だってほら、いくら小学校の内容だからといっても全問正解は少ないでしょ?
みんなは真似しちゃダメよ?
とまあそういうことで時間をほぼアニメに費やしていました。見かけ陽キャのオタクでした。ほぼクズだよね。
でまあ三人ともアニメが好きということで、意気投合し、話をする機会がさらに増え、余計嫉妬を買うようになりました。
え?私がなんでクラークとジャッキーのどちらかにも惚れないって?
考えてみて。ここは国外。外国人との国際結婚が一番手続きがめんどくさい。私の国籍は父と同じなのだ。つまり、全員と交際の線引きをし、できるだけ恋愛を頭から消去するように教わってきたんです。
親があんな感じで、幼稚園の頃からずっと喧嘩をし続けていたのだか、こんなのを見せつけられて、子供はどう思うか。
私がそれを聞いていて、以下のように思った。
国際結婚はしないでおこう
相手の化けの皮を外そう
本気で考える相手だったら多くを打ち明けよう
そして
人間、結婚するのがすべてではない。
と
思いました。