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恋を夢見ない少女の物語  作者: Momo
小学校
4/20

寮の説明を受けました

変な制度、と思う方もいると思いますが、この制度は実話なんです。

正確的に言うと、先生方をちゃんと本名+先生で呼びます。でも、ニックネームがあるのは本当なんです。


国名はあえて書いていません。

父の国、母の国という表現になってしまいます。読みにくかったら申し訳ありません。

それから、教室で音楽を流しながら、ちょっとした遊びをして、それぞれ寮へ向かった。


残念ながらシンディーとエイミーとは同じ部屋にはなれなかった。

一部屋4~5人で、私の部屋は5人だった。メンバーは

私、ヴィヴィアン(Vivian)

サラ(Sarah)

リリィ(Lily)

リンダ(Linda)

ティナ(Tina)

の5人。

寮は部屋一つと、風呂場とトイレと洗面台が合体した部屋が一つ。

ベッドが5つ並んであり、ベッドの上には蚊帳(かや)があった。毎日おろして、毎日自分で結ぶんだって。布団をたたんで、シーツを引っ張るのも自分でやるそうだ。自主自立をモットーにしているらしい。風呂場、といってもお風呂はこの国には基本的にないのでシャワールームなのだが、シャワーが二つある。洗面台も二つだ。片方の洗面台に全員の歯磨きセットを置いて、もう片方にはシャンプーとかボディソープとかを置いた。

ここの洗濯のシステムはなかなか面白い。

靴下は寮で一つの洗濯袋に入れて、服とズボンは紐に通して、袋と紐を縛ったやつを大きなカートのなかに入れる。カートは一クラスに2つ。男女別だ。このカートを先生たちが洗濯機のあるところまで持っていき、洗濯が終わったらもとに位置にカートごと戻してくれる。シャワーが晩御飯の前後になっていて、日直または最後の人がカートまで持っていく(人は寮のルームメイトで話し合ってルールを決める)ことになって、夜に一時間授業がある。帰ってきたら洗濯が終わっているから、みんなで部屋の服(紐に部屋番号が書いてある布が縫われている)をカートの中から探して部屋まで持っていく。そして各自でベランダに干して乾かす。

ちなみに下着は手洗いだ。


さっき夜に一時間授業があるといって、寮生活で1日何時間授業があるのか気になる。人もいるだろう。

月曜日~木曜日は以下の通り

朝7:00起床

7:30~40朝読書

7:50~8:20朝食

8:30~9:20一時間目

9:30~10:20二時間目

おやつ休憩

10:40~11:30三時間目

11:40~12:30四時間目

12:30昼御飯

~14:30お昼寝

14:30~15:20五時間目

15:30~16:20六時間目

16:30~17:20七時間目

17:30~部活動

18:00~19:30シャワー、晩御飯

19:40~20:30八時間目

20:30~21:30九時間目

22:00消灯

となっている。小学生にしてはかなりハードスケジュールだ。九時間目はないときもある。週末に二回おやすみなのだ。

日曜日は八時間目からで、金曜日は昼御飯までだ。

ちなみにこの国ではお昼寝が普通らしい。

知らなかった。


母親も隣で説明を聞きながら、顔には笑みを浮かべている。頼もしい学校なので随分と嬉しそうだ。付き添いの人はもうそろそろ帰ってもらう時間だ。

あまり好きではないにしろ、今まで一緒に過ごしてきた母親なのだ。寂しいという思いはある。

彼女は私を置いて父の国へと行ってしまう。遠くに行ってしまう。離れていてしまう。そう考えると、自然と涙が出てきた。


しょうがないじゃないか。だって、私はまだ、七歳未満の小学1年生なんだから。

主人公は日本人です。どちらが日本かはわかると思います。

主人公の名前はちゃんと日本の名前のつもりです。(未定ですが)

(´・ω・` )

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