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恋を夢見ない少女の物語  作者: Momo
小学校
11/20

大泣きしました

読みづらいかもしれません!!

そしていつも通り短いです!ごめんなさい!

頑張って語彙力身につけます!

「ちーちゃん、どうしたの?大丈夫?」

と愛海が聞いてきた。


「えっ?な、なにが?」

私は母のことを何事もなかったように学校では演じてきたから、少し、ドキッとした。


「ちーちゃん、笑顔が辛そうだよ」

と、心配そうに私を見つめた。


「大丈夫、だ、だいじょう、、ぶ、、、じゃ、ないっ、、よっっぉぅぅ......ぅぅうわぁぁぁぁぁぁぁああああ!!」


愛海の優しい眼差しに耐えきれず、思わず涙が出てきてしまった。











叔母さんたちはリビングでお友だちを呼んで麻雀(まーじゃん)をしている。

がらがらごろごろと(ぱい)の混ざりあう音が部屋にいてもよく聞こえる。


私たち子供は、叔母さんたちが望んだときに、誰か一人がお茶を入れるだけで、誰にも面倒を見られずに、自由にしていた。


当然、私が泣いていることに誰ひとり気づくことがなく、お茶は愛海が自分で引き受けてくれたから私が外に出る必要もなくなった。



「どうせ誰も入ってきたりしないから、声も聞こえないから、泣いてもいいよ。ただ、なにがあったか聞かせて、ね?」


このように言われたら、話さない方が失礼だろうと、そして、愛海になら話してもいいだろうと思い、自分が心のなかで考えていることを愛海に打ち明けた。


「ぅ、わたっ、し、の、お母さんっが、っはぁ、今週っ、こっちっに、きっ、来てて、ふっ、でねっ、丁度っ、友達っがっ、誕生日でっ、くっ、母さん、がっ、その子に、、プレゼント、をっ、あ、あげたの。」


涙ならが、頑張って、一文字ずつ、伝えた。


「それはね、っ、普通だったと、思っうんだけどっ、母さんは、っ、私には、っ、はっ、、なにも、く、、くれなかったの。それでねっ、私もねっ、毎回あると、思ってはいなかったんだぁ、っ、でも、友達が、もらってて、しかっも、私の、欲しくても、もらえなかったものっ、だったからぁ、その子にねっっ、嫉妬、しちゃって......すぅっっ、、はぁぁぁ」


上手に話せていないのに、愛海は、真剣な表情で(うなず)いてくれた。私も、深呼吸をして、少し落ち着いた。


「本当はね、世の中には、私より、辛い人がいることぐらい、わかっているんだよっ、、

ご飯も、食べられない人、とか、親に、捨てられた子、とか、病気で、生まれた人、とか、手足が、欠けている、人、とか、いっぱい、いることをっ。

だからこそ、余計、自分に、腹立つのっ!!

私は、その人たちと、違って、手足も、揃っていて、健康で、一日三食食べてて、毎日シャワーもして、綺麗で柔らかいベッドで寝れて!十分贅沢な、生活を、私はしているのに!

なのに!

たった1つの、プレゼントだけで!こんなにも!嫉妬して!!

私より、不幸な人たちは!頑張っていて、文句も言っていないんだよっ!?

だって、彼らだって、自分から望んでっああいう風になった訳じゃない!

でも!私と違って!ちゃんと、向き合って!文句を言わずに、自分の、困難と、戦っているっ!だから、こんなにも、ちっぽけなことで、うじうじしていた自分が、あまりにも情けなくて、腹が立って、それなのに!

それなのに、やっぱり、悲しいと思っている自分もいるわけでっっ!!どうしたらいいかっわからなくって......!!!」


自分の感情に言葉をのせて、愛海に吐き出した。


「愛海だって!自分から親のもとを離れた訳じゃないのに!勉強頑張ってて!!いつか、自分の努力が!報われることを信じて!前を向いて!頑張っているのに!私と来たら!愛海と一緒にいるのに!愛海が頑張っているのを、ただ見ているだけで!!一緒にいる、資格が、ないと思えるぐらい、私は、、、私はっっっっっっっ!!!!」


そっと、

そっと。


愛海は私に近づいて、

手を私の背中に回して、


強く、

ぎゅっと、

私を、抱きしめた。


「ちーちゃん、あたしたちは、まだ小学生なんだよ。親と、離ればなれになったら、悲しいと思って当然なんだ。

確かに、あたしは両親とも、弟とも離ればなれになって、今ここにいるけど、あたしの家族は国内にいる。ちーちゃんの家族と比べたら、全然大したことじゃないんだ。

いつも、周りの人たちに心配をかけたくなくて、悲しいときも笑顔でいようと頑張っているちーちゃんを、あたしはちゃんと知っているよ!

だから、あたしの前では、そんなに頑張らなくても、いいんだよ。

今日はいっぱい、涙が枯れるまで、今までの分を泣き出しちゃいなよ。

大丈夫、あたしはここにいるから。でもお茶を入れるときは少しだけ離れるけどね!」


私の話を一言一句逃さずに、真剣に聞いてくれた愛海は、涙目になっていたけれど、だんだんと笑顔になって、私を励ましてくれた。






この日を(さかい)に、嫌なことがあったら、お互いにこうして励まし合うため、土曜日の夜は私たちの、私たちによる、私たちのために相談タイムを作った。







もちろん、泣いたあと、愛海が作った物語を聞かせてもらって、私は完全復活致しました。











友達って、いいね




閲覧ありがとうございます!

こんな感じで、主人公が成長していく物語にするつもりです!

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