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Final story + First story  作者: サイカ
第一章 始まりの異世界
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四話目 自己紹介

お久しぶりです、疾風迅雷です。


受験生って忙しい・・・。


だれか代わってくださいww

 Side 静



「というか、お前らどうしてこんなところに?一応、今日の昼から入学式はあるが・・・。」


「すみません、道に迷ってしまったらしくて・・。助けてくれてありがとうございます。」


「いいってことよ。おっと、自己紹介がまだだったな、俺はレーベル・カーネスだ。

レーベルでいい。こんな恰好をしているが一応ここの教員だ。」



えっ!?この人ここの教員だったんだ・・・。

分厚い鎧を着こんでいるから、警備の人かと思ったよ・・・。

いったい何の教科を教えているのかな?



「自分は上杉瞬っていいます。戦士を希望してます。」


「ぼくは上杉静です。魔法使いを希望しています。」



「おお。もうなりたい職業まで決まってるのか!いい親に育てられたんだな・・・。」



レーベルさんが感傷に浸っているときに、兄さんが小声で話しかけてきた。



(どしたの、兄さん?)


(・・・親がいないってこと、言ったほうが自然か?)


(・・・そうだね。兄さんの考えのほうが後のことが楽だからね。)




「「・・・。」」



「どうした?そんなに黙り込んで何かあったか?」



そしてぼくたちは、親は幼い時に亡くなって、それから二人で生きてきたことにした。



「・・・そうか。悪かったな、気を使ってやれなくて。」


「いいですよ。気を使ってもらってもこちらが複雑でしたから・・・。」



そんな話が終わり、もうすぐ会場というところでレーベルさんが質問してきた。



「ところでお前らのLvはどれくらいなんだ?兄のほうはすでに二桁ありそうだが・・・?」


「違いますよ。自分も静もLv1ですよ?」



「は?いやそれはないだろう。あんな速度で走っておいて。

まあ、今確認すれば分かることだが・・・。」



と言いながら、レーベルさんが取り出したのはガラスのはまったケースを取り出した。

元いた世界のスマート〇ォンに似ている感じ。



「これは入学時にもらえるもので相手の情報がわかるようになっているんだ。

早速見させてもらうがいいか?」



もちろん異論はなく、まずは妹のほうだ。と言われケースを持つ先生と向かい合う。



「――――ふむ、POW・SPD・VIT・LUKはすべて最弱値・・・。INTはそこそこ。

まあこのくらいは多いからな。DEXはなかなかあるな。体力は少なめ、魔法力は多め。

これは盗賊より魔法使いに近いな。」



今度は兄さんが向かい合う。しかし・・・



「あ?故障か・・・?ノイズが入って・・・読み取れないな、どうしちまったんだ?」



これが神様の言っていた封印なのかな。というかぼくは最弱値とかあるんだ・・・。



「しかし修理に出したのは昨日なんだがな・・・。

仕方ない、もう一回修理してもらうか・・・。と、もうこんな時間か。

じゃあな、上杉兄弟。式はそこの人が集まっているところだ。また逢えたら会おう!」



「「ありがとうございました、レーベル先生。」」



そうしてレーベル先生と別れた後、式が始まり、30分ほどで終わった。

最後にどの塔で生活するかが決まるらしく、その方法が――――――――――――


「では今から属性確認テストを始めます。」



スマート〇ォンもどきにはほかにも使い道がありますが今は省きます。


では次回はいつになるかわかりませんがよろしくお願いします。

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