三話目 異世界での再スタート
結構速く更新できました!
この更新SPDがどこまで続くのやら・・・
では本編どうぞ!
Side 瞬
ここはイース国。
ここで暮らす者はごく普通の一般人として過ごす者と、ギルドに登録する者がいる。
ギルドに登録するものは全員大きく四つの職を持っているものに限られる。
1つ目は戦士。
この職の者は国の衛兵や軍に入るものが多い。
またギルドでは前衛の役を担うことが多い。
2つ目は魔法使い。
知識が豊富なため、民間学校の先生や国の大臣、研究者が多い。
ギルドでは後衛の役を担うが、中には前衛を務める者もいる。
3つ目は盗賊。SPD(素早さ)、LUK(幸運)、DEX(器用さ)が売り。営業職や生産職で活躍できる。ギルドでは遊撃に当てはまる。
4つ目は僧侶。教会など、神聖な場所に多用される。
ギルドでは後衛のサポート役が多い。
最後に特殊職。簡単なものから才能が必要なものまで幅広い。ギルドでは希少なものとされている。
そしてこの地方には民間学校の他に国営学校が二つある。
公立イース国学院。そして、私立イース国学院。
共に1~7年生まであり、12~19歳までの子供は皆このどちらかに入る・・・・・・のだが、職に向いてないとされる者は試験で落とされ、民間学校に行く者が大半である。
さらに貴族は私立、平民は公立となる場合が多く、毎回2校の間で大会があるが、ここ50年・・・いや学校ができて以来、公立は一度も私立に勝ったことはない。
設備の差がある上に、貴族は英才教育ができるので、勝てる気がしないようだ。
そしてこの国に新たに二人が加わった・・・。その二人はというと・・・。
「兄さんっ!後ろ後ろっ!」
「分かってるけどこれ以上速くはできないっ!」
モンスターに追いかけられていた。
自分は静を担ぎ、封印をさっそく外し全力ダッシュ。しかし・・。
「やっぱ無理だって!追いつかれるっ!!」
「兄さんLv100でしょ!?何とかなんないの!?」
「まず戦い方がわからない!殴ればいいのか!?あと、毒とか持ってるかもしれないし!」
「兄さんだから大丈夫だよっ。」
「どんな信頼の仕方だあぁぁぁーー!!」
自分てそんな風に思われてたのか?・・・と逃げ回っていると、近くに人影が見えた。
向こうもこちらに気付いたみたいだ。
「おい!そこの二人!大丈夫か!?」
「大丈夫に見えますかっ!!」
「・・・見えねえな!よし、助けてやるからその後ろのモンスターをこっちまで連れて来い!」
といわれ、自分は必死になって走り、何とか指定の場所までたどり着いた。静?気絶してますが何か?
「ここからどうすればいいですかっ!!」
「この光ってるところにモンスターを通過させてくれ!」
そしてモンスターが光の上を通過して光が大きくなり、その光がなくなった後には小さな箱が残されて
いた・・・。
「お前ら、危なかったな。あのモンスターはLvの割にはSPDが異様に速いんだ。」
「そ、そうなんですか・・。でも助かりました、ありがとうございます。」
「いいってことよ。でもよく逃げ切れたな、お前らまだ学院の一年生だろ?」
「え、と・・まだ入学もしてないのですか・・。」
「本当か!?それはすごいな・・・。何処でそんな力を付けたんだ?」
「逃げ足だけはだれにも負けませんから!!」
「・・・兄さん。それ威張っていえることじゃないよ・・・。」
あれ?静、お前気絶してなかったっけ?
何かストーリーに関して質問、矛盾があれば気軽に言ってください!
これからもよろしくお願いします!




